堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



  平成21年9月27日(日)、堀川1000人調査隊の
   第5回調査隊会議が開催されました。

       
日時   平成21年9月27日(日)  13:30〜16:00
         場所    中小企業振興会館4階第3会議室



 平成21年9月27日(日)、千種区吹上の名古屋中小企業会館において
第5回調査隊会議が開催されました。

 木曽川の水を堀川に導水する社会実験がはじまって、約2年半が経過。

 この日の会議では、第5ステージ(平成21年4月〜6月)の市民調査隊による
調査結果をまとめ、この2年半の間に、木曽川導水が堀川にどんな変化を
もたらしたにか、を検証しました。


 また、半年後に迫った導水実験の終了に対して、市民として
どのように行動して行くか、

 また今後、調査活動だけでなく、実際の浄化・美化活動をどのように
展開してゆくのか
、ということについて話し合いが行われました。

 当日は、市民調査隊、行政関係者をあわせて約80名が集まり
活発な議論が行われました。


 会議では、春に開催された堀川フラワーフェスティバルで、
納屋橋・錦橋を通行する市民にアンケート調査を実施したときのビデオも
紹介され、

 「やっぱりくさいよね」、とか、 「透明度が悪いし、水の底がきたないという
率直な声には、会場からも「う〜ん」というため息のようなものがもれました。

 アンケートでは、堀川を汚いと思う市民は80%でしたが、一方、
堀川にまた来てみたい、という市民が80%もいたことは、明るい話題でした。

      ⇒このアンケート調査の様子はこちらでご覧いただけます。

 ビデオでは、6月に河村たかし市長を調査隊が訪問したときの、市長の生の声も
紹介されました。
 「堀川への導水は、大切なので、これは絶対にやってもらわないかん、
  私が国土交通省にたのみに行きます」と河村市長がおっしゃられた場面にも
  参加者はじっとスクリーンに見入っていました。


      ⇒この市長訪問の様子はこちらでご覧いただけます。

   
 会議の最後では、「木曽川導水の社会実験を4月以降も継続して欲しい」という
出席者のほぼ全員の意見集約も行われ、今後行政に対して、積極的に働きかけて
ゆくことも決議されました。

 また、個別の調査隊や応援隊が企画する、清掃活動などのイベントは
事務局から事前に情報を提供し、みんなで応援参加する形で、実際の
美化・浄化に結び付けてゆこうということになりました。


 「10月3日(土)には名古屋堀川ライオンズクラブが朝9時から
 松重閘門付近の清掃活動をするので、皆さんふるって参加してください」
 という呼びかけもありました。    ⇒詳細はこちら


   この日配布された資料は下記でダウンロードができますので
   ご利用ください。


    ⇒市民による調査の報告書はこちら 

    ⇒名古屋市による行政調査報告書はこちら



名古屋市(行政)による調査結果では、昨年より水質がやや悪化

 会議ではまず、名古屋市の行政調査の結果が発表されました。

 第5ステージは、昨年の第3ステージと比較して、BOD(生物化学的酸素要求量)や
DO(溶存酸素)の値がやや悪化していたとの報告がありました。

 しかしながら導水直後の第1ステージと比較すると第5ステージでは
数値が改善していました。

 行政による水質調査は、原則として毎月1回(年間12回)、
小潮の下げ潮時に決まった場所(小塩橋)で実施されます。

 サンプル数は多くありませんが、長い間継続して実施されてきており、
堀川の水質変化の傾向がわかります。

 しかし反面サンプル数が少ないことがネックとなって、潮目や天候などにより
時々刻々と変化する堀川の水質の変化の原因追究まで肉薄することは
難しいのが現実です。



堀川1000人調査隊による市民調査が、堀川の実態解明に大きく肉薄!

 これに対して、堀川1000人調査隊は、多くの市民が堀川のたくさんの場所で
色々な時間帯、色々な天候、色々な潮の状態のときに調査を実施しています。

 2年半のレポート(サンプル数)は、1,584件と行政による調査を圧倒、
行政調査を補完する役割を果たしてきました。

 特に今回のとりまとめでは、実に興味深い分析結果が数多く報告され、
堀川の実態解明が大きく進みました。

 こうした結果から、今後の行政の「堀川浄化施策」に対し、大変参考になる
提言につながってゆくことが期待されます。



市民調査隊のデータからわかってきたこと

 
 1.堀川では、猿投橋から下流区間(感潮区間)は、
   潮の干満によって時々刻々と変化していることがわかってきた。

    定点観測隊がたくさんの観測をすることで、堀川の平均的な状態の
   解明に大きな進展があった。

 2.第5ステージでは、平均気温が過去2年と比べて高かった。

   また、
干潮時の潮の引き方が過去2年と比べて大きく、干潮時の
   水位が低い時間帯が多かった


    (科学的な検証が必要だが、
皆既日食が7月にあったことも
     関係があるかもしれない、という指摘があった



   このため、第5ステージの特徴は、過去2年と比較して、
  
引き潮時の堀川の水位が低かったこと、
  引き潮、上げ潮時の堀川の
流速が速かった、という現象があった。

     ※満潮時の水位にはあまり大きな変化はありませんでした。


 3.こうした要因により、今年の堀川では、

   
引き潮時にヘドロが水面上に露出したり、
   
水中にヘドロが巻き上がったりする現象が
   過去2年と比較して多く見られた。


    このことが水の色、透視度、COD、におい、泡などに影響を
   与えたと思われ、

    行政や市民の調査で、昨年の夏場と比較して
   今年の夏場は堀川の水質の状態がよくなかった原因の
   ひとつと考えられる
ことが指摘された。

    
平均気温が昨年よりも高かったことも、原因していると思われる。


4.第5ステージでは、干潮時の水位が低く、流速が速かったことから
  特に
都心部の、朝日橋〜松重橋間で、「臭い」が悪化していたことが指摘された。

  特に、
「卵の腐った臭い」の割合が増えた。
  この卵の腐敗臭は、堀川が
「青潮」のような状態になったときに生じていた。

     
※青潮とは
        
青潮とは、水面が乳青色や乳白色に変化する現象のことをいいます。
       
        有機物の分解によって酸素が奪われて貧酸素水塊ができると、
       その中に含まれる硫酸イオンは、嫌気性細菌である硫酸還元菌によって
       還元されて、硫化物イオンになります。
    
         硫化物イオンを含んだ水は、卵の腐ったような臭いのする
       硫化水素を発生したり、大気中の酸素と反応して硫黄や
       硫黄酸化物の微粒子を生成します。

         この微粒子は水中に漂い、太陽光を反射して水面を乳青色や乳白色に
        変色させます。
平成21年7月22日 皆既日食の日の堀川
錦橋から納屋橋方面を撮影。(午後7時頃)
手前が上流。向こう側が下流の納屋橋方面。

 上流側は灰黄緑色の水、
下流側は少し青みがかった灰色の水だった。(青潮状態

 向こう側の灰色の水があるあたりは、
卵の腐った強烈な臭いが立ち込めていた。


 
そしてボラの幼魚が苦しそうに鼻上げ状態、
アメリカザリガニが水際まで上がっていた。  撮影:かわせみ調査隊

    ⇒このレポートの詳細はこちら

        

5.堀川では、猿投橋〜松重橋間で、
  木曽川導水等による浄化の効果と考えられる変化が確認された。

  
   改善区間の整理は次の通りです。        
                           
下流域 中下流域 中流域 上中流域 上流域
項目 評価方法 港新橋
〜大瀬子橋間
大瀬子橋
〜松重橋間
松重橋
〜朝日橋間
朝日橋
〜城北橋間
城北橋
〜猿投橋間
水の汚れの
 印象
ステージごとの
変化
   
導水あり・なしの
比較
透視度 ステージごとの
変化
   
導水あり・なしの
比較
   
COD ステージごとの
変化
 
導水あり・なしの
比較
     
あわの
発生状況
ステージごとの
変化
     
臭いの
発生状況
ステージごとの
変化
     

     ポイント
       第1ステージ〜第5ステージにかけてステージごとに改善が見られたのは

          水の汚れの印象     松重橋より上流の猿投橋までの中流から上流域まで

          透視度               同上

          COD            大瀬子橋より、中流域・上流域の猿投橋まで

          あわの発生状況     松重橋〜朝日橋間の都心部中流域と、城北橋〜猿投橋間の上流域

          臭いの発生状況     朝日橋より上流の猿投橋まで

             臭いについては、都心部を流れる中流域では改善が確認できていない。
             特に都心部の朝日橋〜松重橋間は、他の区間にくらべ、臭う〜ひどく臭う割合が多い。
               

       木曽川導水のある日と、導水のない日の比較では
          水の汚れの印象     堀川全域で、導水のある日のほうが改善している

          透視度           大瀬子橋より上流、城北橋まで。
                           ※城北橋〜猿投橋はふだんから透視度が高いため(通常70cm以上ある)
                             導水の有無による変化は統計結果からは確認できなかった。

          COD            朝日橋より上流、猿投橋までは導水のある日のほうが改善している。
                         残念ながら都心部より下流では導水の有無による改善は確認できなかった。

         
6.堀川では、「春から初夏(4〜6月)」は、「秋から冬(9月〜12月)より
  水質が悪いことがわかった。


    要因としては次のことが考えられる。
    1)堀川の水温が夏場のほうが高く、汚れの原因となるもの(有機物など)が
      水の中に溶け出しやすくなったり、増えやすくなったりする。

    2)夏場の昼間の干潮時の水位は、夜間の干潮時の水位より低い。
      冬場は逆に、昼間の干潮時の水位は、夜間の干潮時の水位より高い。
      堀川の調査は、主に昼間行われるため、夏場は同じ干潮時でも水位の低い
      条件の悪いときに調査が行われる。


      冬場は逆に、夏場と比較して条件の良い昼間に調査が行われることがデータに
      反映されているように思われる。

      夏場の調査は、干潮時の水位が低いため、潮汐の影響(ヘドロの巻上げ等)を
      受けやすいことで、調査データが夏場は冬場より不利になっていることが考えられる。



7.堀川を浮遊する人工ゴミはおおむね減少傾向にあった。

   ただし松重橋〜大瀬子橋の中下流域ではゴミの確認頻度が増加した。

   その種類としては、プラスチック系・紙系のゴミが増えた。


8.路上のゴミは、タバコの吸殻を目にする頻度が高い。

  一方、レジ袋、ごみ入りレジ袋、空き缶、新聞紙、タバコの包装に減少傾向が
  見られる。


9.浮遊物や路上のゴミ(人工ゴミ)の減少は、
    堀川をきれいにしたいという市民の意識(清掃活動や体験学習などの効果)に加え
    
レジ袋の有料化などの社会的な環境の変化が影響していると考えられる。


10.堀川の生き物について

    小塩橋で生まれて1年たっていないボラ(汽水魚・海で産卵)の幼魚が
   たくさん遡上していることが確認された。


    今までも幅下橋〜納屋橋付近でボラの幼魚を見たという報告はあったが
   今年は報告される頻度が高かった。

    また納屋橋付近では連日見られるほどのベンケイガニがおり、排水管を
   出入りする姿が報告された。

    昨年と同様に、筋違橋付近まで水草が繁茂しているのが報告された。

   水草があるところには、トンボ、魚、鳥、カメなど、色々な生き物がみかけられ
   食物連鎖でつながる生態系が作り出されていることが今年も確認された。

     ⇒2009年 堀川のボラ観察記録はこちら


  


 第6ステージは9月27日から12月16日
   12月13日(日)には木曽川上下流交流イベントも計画。
   
  第6ステージは、9月27日からデータの集計を開始します。

 昨年と同じく、12月16日までのレポートを集計して、来年2月頃
第6回調査隊会議を開催する予定です。

 また、来年6月には、3年間の調査報告をまとめて、成果発表会も
開催を予定しています。


 市民が熱意を持って堀川を見つめ、継続してきた調査活動によって
堀川の実態解明に大きく肉薄してきました。

 行政の調査でも、大学などの調査などでも、これほどのデータを
集めることはほぼ不可能であり、堀川1000人調査隊の活動成果は
高い評価を集めています。

 一方で、堀川を愛する人を広げる活動でも、堀川応援隊がふえ、
大きな成果をあげてきています。



 木曽川から堀川への導水実験が、来年4月以降継続できるかどうかに
ついては、現時点でまだ不透明な部分が多いことは事実ですが、
導水実験が堀川に目に見えた変化を引き起こし、その変化が
私たちに希望のともしびを見せてくれたことは、大きな希望につながっています。

 私たち市民が、自分たちで今できることは、堀川を見つめ続け、
堀川に関心を持つ人を地道に広げてゆく活動であると思います。



 この日の会議では、出席者のほぼ全員が導水実験の継続を
求め、そのために私たちができることを続けてゆこう、という意思確認を
いたしました。

 またそのためにも、木曽川上下流の市民レベルでの交流は
非常に大切であり、今年も12月13日(日)にイベントを予定しています。

 詳細が決まりましたらまたご案内をさせていただきますので
皆さん、ふるってご参加をお願いいたします。


    ⇒市民による調査の報告書はこちら 

    ⇒名古屋市による行政調査報告書はこちら 


 なお、下記の名古屋市のホームページに、「堀川浄化の社会実験」
として、木曽川導水について詳しく解説されていますのでぜひご覧ください。

   http://www.city.nagoya.jp/kurashi/seikatsu/dourokawa/horikawa/jikken/


この日の調査隊会議の光景です。

 この日の最後に、「木曽川からの導水実験を来年4月以降も続けて欲しいと希望する人」という
問いかけに対し、ほぼ全員が挙手しました。

 そして今後、そのために市民としてできることを着実に実行してゆこうと意思を確認しあいました。


会議の冒頭、あいさつをされる
堀川1000人調査隊2010実行委員会、梅本会長。

全員が行政による調査、市民による調査の報告を
熱心に検討しました。
行政による調査では、第1ステージと比較すると
堀川の水質は改善されているが、昨年の
第3ステージと比べるとやや悪化しているとの
報告がありました。
調査隊からの報告では、今年は皆既日食があった年で
それと関係あるかどうかはわからないが、過去2年と比較して
堀川の干潮時の水位が低かったことが指摘されました。

これが、今年堀川の水質改善を妨げていた要因と
考えられる旨の報告がありました。

鯱城・堀川と生活を考える会調査隊と、
愛知淑徳大学ほりかわCキューブ応援隊が
5月に実施した、市民アンケート調査。

8割の人が堀川はきたない、と評価する一方で
8割の人が堀川に、「また来たい」と答えました。

⇒このアンケート調査の様子は
 こちらでご覧いただけます。


6月17日に河村市長を訪問しました。

市長は、
  「名古屋のまちづくりにとって、堀川の整備は基本的な柱。
   木曽川から堀川への導水はぜひ必要であり
   私が国交省にきちんと頼みにいきます」と
   心強いおことばをいただきました。

  また堀川1000人調査隊でがんばっている市民へのメッセージとして
 「市民の方が一生懸命くれていることは非常にありがたい。

 堀川に背を向けている建物が堀川に向くように、また堀川の周辺の
 古い価値ある建物などを壊さないよう、皆さんも調べてたくさん
 発掘してちょうよ」との励ましをいただきました。

⇒この市長訪問の様子はこちらでご覧いただけます。

河村市長に直接お会いしてお話をしたときの
様子を披露する、鯱城・堀川と生活を考える会
調査隊。

「市長は、何べんでも来てちょう、とおっしゃって
 くれた。 とても期待できる」と、
市長のお言葉を紹介しました。

行政の調査がおこなわれた、小塩橋をいつも調査している
シーキューブ清流調査隊。

今年は、引き潮時の堀川は、とても状態がよくなかった、
と調査の感想を発表しました。
河村市長がフラワーフェスティバルに来られたときに
堀川応援隊に誘った、御用水跡街園愛護会調査隊。

このことをきっかけとして、調査隊の河村市長訪問が
実現しました。
    ⇒この様子はこちらでご覧いただけます。

御用水跡街園愛護会調査隊が、北清水親水広場で見つけた
へびの抜けがら。

 顔まではっきりわかる、非常に珍しい実物です。
    ⇒このようすはこちらでご覧いただけます。

皆既日食の日に、錦橋で上流側と下流側が
くっきり色が分かれる、珍しい写真撮影に成功した
かわせみ調査隊。
  ⇒この様子はこちらでご覧いただけます。

名古屋市高年大学環境学科23期調査隊。
堀川応援隊を増やすのに、大きな活躍をしました。

 ⇒水フェスタの様子はこちら
 ⇒CBCなつまつりのようすはこちら
 ⇒環境デーなごやの様子はこちら


同じく名古屋市高年大学環境学科23期調査隊。
鍋屋上野浄水場で開催された水フェスタで、
市民にアンケート調査を行った結果を報告しました。
   ⇒アンケート結果はこちら

また9月20日の環境デーなごやで実施した
アンケート調査についても、結果がまとまり次第
報告していただけるそうです。



名古屋市高年大学環境学科22期調査隊。
今年はOB会である、鯱城・堀川と生活を考える会の
メンバーとしても活躍しました。

また、調査するだけではいけないという問題意識から
23期調査隊として、城北橋下流で、近々EM団子の
投入も計画しているそうです。
鯱城・堀川と生活を考える会調査隊。
木曽川の水の影響を受けない上流域も
調べる必要があると、守山区内での調査も
開始しました。
この付近は、庄内川の状態によって、
日によって水質結果に大きなブレがあることを
報告されました。


瓶屋橋右岸で浄化実験を展開している、
堀川浄化委員会応援隊。
週に一度は瓶屋橋に通っているが、昨年秋から
引き潮時の堀川ではポンプで水をくみ上げると
アオコのようなものや、巻貝の小さなものがいっぱい
はいってくるようになった、と指摘しました。

またボラの幼魚もよくみかけるそうです。

尾頭橋で調査を続けるひょっとこ調査隊。
みんなで護岸近くのヘドロを少しでも手作業で
取ろう、と呼びかけました。


名古屋市からは、今後30年間の堀川の
総合整備計画について説明をいただきました。


パブリックコメントをぜひたくさんだしていただきたいと
話す、堀川総合整備室整備室長。
来週10月3日(土)9時から、松重閘門で
清掃活動とEM団子1000個の投げ込みを
実施しますから、ぜひ皆さんも参加してくださいと
呼びかけた、名古屋堀川ライオンズクラブ会長。

最後に、ぜひひとこと言わせて!と発言された
山田雅雄名古屋市副市長。

調査隊の皆さんの活躍は堀川の再生に大きな力になっていると
感謝の気持ちを述べられました。

また名古屋市として予定している名城水処理センターの
高度処理や、堀川の両岸の雨水滞留池の整備の状況について
もお話されました。

木曽川上下流交流についても、昨年のインターネット交流会の
成果を今年は発展させ、浄心に木曽川流域の産直アンテナショップ
開設を予定しているなどの情報もお話されました。

 ⇒昨年の木曽川上下流交流会の様子はこちら

 日本の都市河川の浄化・再生活動において、市民が調査隊を組んで
これほど詳細なレポートをまとめ上げたり、啓発活動や美化活動を
ネットワークを利用して大規模に展開したりしている例はおそらく
他に類がありません。

 また行政と市民、大学や企業が一体となって、連携し、協力し合っている
取り組みは非常に先進性があり、私たちが名古屋の市民として大いに
誇りに感じてよいことだと思います。

 これからもみんなで心を合わせて、自分たちでできることを着実に行いながら
堀川に清流を取り戻すための、息の長い取り組みをしていけると素晴らしいですね。





   おともだちを誘って、みんなでたいっぱい調査隊、応援隊を作りましょう。

     ⇒募集要項はこちら

     ⇒申し込みフォームはこちら

     ⇒社会実験に関する新聞報道はこちら




    みんなで堀川がきれいになるように応援しましょう!
                   ホリゴンをクリックするとメールできるよ。
                   メールには、名前と電話番号を記入してね。


⇒TOPに戻る       ⇒活動記録目次へ戻る