堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



   木曽川がつなぐ山とまち
     12月14日(日)、インターネ
ットで結ぶ
      長野県木祖村と名古屋の交流会(インターネットフォーラム)を開催しました。


         日時  平成20年12月14日(日) 12:00〜15:00 

         場所  名古屋会場  名古屋学院白鳥キャンパス (熱田区)
              木祖村会場  木祖村役場 (長野県木祖村)



事務局より

 堀川には、平成19年4月から、木曽川のきれいな水が3年間の社会実験として
導水されています。

 堀川1000人調査隊の定点観測隊が、この木曽川導水の効果を市民の視線で
検証していますが、この1年半にわたる導水で、堀川はあきらかにきれいになってきました。

 堀川がきれいになり、一方で堀川応援隊など、堀川に関心をもつ市民が増えるにつれ
水面を浮遊するゴミも減ってきており、大きな効果が確認されつつあります。

 一方で、
  「木曽川の水を導水したから堀川がきれいになった、よかったね、というだけではいけない」

  「木曽川の水をきれいに保つために努力している木曽川流域の人たちとも交流を深め、
  そういう人たちのことをもっと理解しなければ」

  「木曽川流域の木曽川上流の人たちにも、私たちが堀川に清流を取り戻すための
   努力をしていることを知ってもらいたい」


 そういう気持ちが高まってきました。
  
 そういう理由で、堀川1000人調査隊実行委員会では、木曽川上下流交流の
第一弾として、今回木曽川の源流地域で、山や源流の環境保全に取り組んでいる
長野県木祖村の人たちとの交流会を企画しました。

 この呼びかけに、産学官民のたくさんの方々が参加していただくことができ、
急遽、実行組織として、「木曽川がつなぐ山とまち実行委員会」を発足することになり
堀川1000人調査隊と共催で、この企画の準備が進みました。

  名古屋と木祖村は約200kmもはなれているため、たくさんの人が行き来して交流会を
 実施することがむつかしいので、インターネット中継を使って、名古屋・木祖村の2つの会場を
 中継で結ぶ、という、技術的にも画期的な交流会となりましたが、大学やNGO,企業の方々の
 参加により、初めてにしては、とても立派な交流会を実現することができました。

  名古屋会場、約200名。 木祖村会場 約60名。

  参加された方には、あたたかい心の交流が芽生えた、すばらしいフォーラムになったと
 思います。

  今回参加できなかった方も、次回はぜひご参加いただければと思います。
 どうぞよろしくお願いします。

     ⇒長野県木祖村のホームページはこちら

名古屋会場に設営されたインターネット中継の
ための機材です。
京都や、大阪からNGO マザーガイヤの皆さんが
ボランティアで協力してくださいました。

こちらは木祖村会場に持ち込まれた機材。
NGO マザーガイヤのスタッフは、前日から
泊り込みで準備してくださいました。


 準備は完了、いよいよ本番スタート!
名古屋会場の「開会宣言」




木祖村会場の「開会宣言」
最初はインターネット回線が込み合ってうまく
中継がつながりませんでしたが、なんとか
名古屋と木祖村が同時進行でスタートしました。

オープニング演奏は、日本有数のソプラノ歌手
「蒲原史子(かまはらふみこ)」さんが友情出演。

武藤徹作曲、「小さな空」を、名古屋会場から
すばらしい歌声を発信していただきました。

木祖村会場でも、名古屋会場の様子がスクリーンに
映し出され、スピーカーで歌声が聞こえます。
名古屋会場の司会者は、元東海テレビの
アナウンサー、武藤祐子さん。
このイベントの主旨に賛同し、忙しいスケジュール
の合間を縫って、友情出演してくださいました。

こういう企画には、またぜひ声をかけてください、
とのことでした。

画面は、木祖村会場で進行をつとめる調査隊
事務局です。

木祖村会場に集まった人たち。
名古屋からも15名が木祖村に参加しました。

インターネット中継で、両会場がリアルタイムで
結ばれ、名古屋と木祖村の一体感が生まれて
いきます。
木祖村会場で、「源流キッツ」の皆さんが演じる
「よさこいパフォーマンス」。
名古屋会場ではモニター画面で見ることができます。

木祖村の現地では、迫力ある
「よさこいパフォーマンス」に拍手喝采でした。


名古屋会場からは、八熊小学校、「やぐまっ鼓2008」
のメンバーによる「堀川太鼓」

勇壮な太鼓の音が、名古屋学院大学の会場に
響きわたりました。

木祖村小学校パソコンクラブは、パワーポイントで
作成したスライドで、木曽川の源流、鉢盛山(はちもりやま)
と木曽川について紹介してくれました。


「地球環境にやさしいものづくり」に取り組む
「持続可能な伝統文化を守る会ジュニア応援隊」の
皆さん。
「もちはしの唄」を合唱してくれました。

こちら木祖村会場。
木祖村中学校の、「山と森の活動グループ」が
木祖村の自然を紹介してくれました。

     ↓↓↓
名古屋会場には、参加者の皆さんが多くの
展示で盛り上げてくださいました。
木祖村会場から名古屋会場に出題です。
「この葉っぱは、何の葉っぱでしょうか???」

  ヒント、「さわると、かゆくなりますよ!」

  名古屋会場から  「ウルシ!」
  木祖村会場     「正解でえす」

こんな楽しいやりとりができました。

名古屋グランパスの若きスター、
 背番号34の吉田麻也(よしだ・まや)選手。

 小学校を卒業してすぐに親元を離れ、愛知県で
公立の中学校・高校に通いながら、グランパスの
選手になり、北京オリンピックにも選ばれました。

 故郷の長崎の美しい自然や環境が大好きで、
木祖村や名古屋の環境保全も応援したいと、
ビデオレターを通して、熱いメッセージを語りかけて
くれました。

 木祖村会場では、最初は吉田選手を知らない
子どもたちが多かったのですが、みんないっぺんに
吉田選手が大好きになりました。

 ⇒ビデオレターの取材の様子はこちら

ご存知、堀川開削奉行、「福島正則(ふくしま・まさのり)が
この日も400年のときの流れを超えて登場。

 「さて、今からまんが劇とクイズをとりおこなう。

  まんが劇で勉強したことがクイズででるから、よ〜く
  見ておくように!

  クイズに見事正解したものには、吉田選手のサイン入り
 カレンダーや色紙を恩賞としてつかわすぞ!」


 福島さんの言葉に、子供たちの目の色が変わり、
木祖村会場はいっぺんに真剣な雰囲気に。
 堀川の歴史まんがの、はじまり・はじまり〜〜

 名古屋会場では、モニター画面で中継をみます。

 中継のあとの、「木曽川・堀川クイズ」も大人気。

 Q:堀川をつくったのはだれ??
    A 福島正則   B ホリゴン

 会場では一斉に、「ハアイ、ハアイ」と子供たちの
手があがりました。

 
このまんが劇は、スクリーンにうつされた背景の前で
福島正則などの登場人物が、実際に動きます。

徳川家康から、「かくかく、しかじか、かくかく、しかじか・・・」
と「堀川開削」の命令を受けた福島正則は、ヒゲをぴくぴく
させながらも、一生懸命がんばって、一年半で堀川を
ほりあげました。

木祖村の村長さんにあとで聞いた感想。
「堀川の歴史が、まんがを見たらよくわかりました」
クイズのあとは、交流ミニ音楽会。

名古屋会場では、参加者代表がバイオリン、
チェロ、ピアノの演奏を披露しました。

一方、木祖村会場では、小中学生が一緒になって
「木祖村小学校の校歌」を合唱。

木祖村には小学校と中学校がひとつずつしかないので
中学生はみんな木祖村小学校の卒業生。

久しぶりに母校の校歌を歌いました。

ちなみに、小学生に会場で聞いた話ですが
木祖村には高校がないそうで、木曽福島などの
高校に通う人が多いのだそうです。

名古屋会場内の光景です。

木祖村会場では、京都から友情出演で駆けつけてくれた
プロの歌手、「松田なみ」さんが素晴らしい歌声を。

台本にはなかった、飛び入り参加でしたが、
松田さんの「アメージング・グレース」、
「ユー・レイズ・ミー・アップ」の2曲は、木祖村会場でも
名古屋会場でも、大好評でした。

名古屋会場で、木祖村の栗屋徳也村長に
テレビ画面で語りかける、山田雅雄名古屋市
副市長。
「わたしは、名古屋市役所のホリゴンと呼ばれて
 いるんですよ」

                    こちらは吉田麻也選手が
                    サインしてくれた応援隊の旗
                             
山田 「木祖村のみなさん、3,000人で
    堀川応援隊にはいっていただけないでしょうか?」

栗屋 「いいですよ! 名古屋の皆さんも木祖村を
    ぜひ応援してくださいね」

 長野県木祖村堀川応援隊の誕生です。

     


フィナーレは、今回のフォーラムのイメージソング
「木曽川がつなぐ山とまち」の大合唱。

名古屋会場と木祖村会場で声をあわせて
歌い上げました。

木祖村会場でも村長さんや源流キッツをはじめとする
参加者みんなで大合唱。
最後は福島正則さんの音頭で、
楽しかった今日一日の交流会をしめくくりました。

みんな、がんばって山や川の美しい自然を守るぞ!
 堀川もきれいにするぞ!

 エイ! エイ! お〜〜〜〜!!!

名古屋会場内で開催された、木祖村の物産展。
木祖村から来てくださった職人さんが、木工細工などを
教えてくださいました。

信濃毎日新聞 2008年12月16日(火) 朝刊より

(長野県)市民タイムズ 2008年12月16日(火) 朝刊より

毎日新聞 2008年12月14日(日) 朝刊より

中日新聞 2008年12月20日(土)朝刊より

朝日新聞 2008年12月13日(土) 朝刊より

日本経済新聞 2009年1月6日(火)夕刊より








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