堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録
      (目次 
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  ※この目次を見やすくするための、最近の変更事項です。

  青い文字は、堀川のことに、それほど詳しくない方がみても、
  興味を持っていただけそうな、動画や写真をご紹介しています。


  緑色の文字は、主に事務局が実施した定点観測の記録です。

  紫色の文字は、そのほかの記事です。


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2024/12/18 大潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
5時23分、田幡橋。今朝は5時12分の満潮に向けて、5時から7時の早朝は、2時間に1mも水位が上昇する大潮最後の日です。水面に浮かぶ枯れ葉が、猛スピードで上流に向かって遡上しています。水自体は透明感があり、浅いところでは川底が見えています。
2024/12/17 いつも、SUPを楽しみながら、チームワークよく、水面清掃をしてくださっている、ナゴヤSUP推進協議会の皆さんに、心より敬意と感謝を表したいと思います。
2024/12/17 大潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
6時2分、田幡橋の下をくぐる遊歩道から見上げると、街灯の上にまだ丸みの残るお月さまが、明るく輝いていました。見下ろすと、いちょうの枯れ葉がたくさん浮かぶ水面に、街灯の灯りと共に、月の灯りも映っていました。満潮に向かって、上流への遡上を急ぐ落ち葉たちです。
Wooo〜ん、あのペットボトルは残念だけれど手が届きません。あんな危ないところにわざわざ投げ込まなければ、拾うことができるのに、、、6時24分、黒川橋下流右岸。
6時29分、大潮の上げ潮の先端が、黒川橋のすぐ下流まで押し上げて来ていますが、上流からの庄内川の導水に押し戻されて停滞しています。そこに、オナガガモが集まっています。黒川橋は、補修工事をするためなのか、下流左岸側に足場がかけてありました。
よく見る光景ですが、栄養ドリンクもこんな捨てられ方をしては不本意でしょうね。片付けておきます。6時38分、志賀橋の下。
6時50分、助けを求めて近づいてきた子たちを、何とか救出しました。小さな乾電池は、最初から護岸に落ちていたものです。6時48分、黒川橋下流左岸の遊歩道にて。
2024/12/16 自由研究隊の 「明電舎錦調査隊」が
 令和6年12月13日に実施した水質調査活動のレポートをご紹介します。
2024/12/16 大潮 朝の満潮直前の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり 
  堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) くもり
5時41分、北清水橋下流側。水面に映るはしと、実際の橋の間に挟まれたようにして、ホシハジロやキンクロハジロが眠りこけています。あと1時間くらいで大潮の満潮時間帯を迎えますが、水はゆっくりとまだ遡上を続けています。
左岸側のマンションが、灯りが水面に反射して、2倍の高さの高層ビルのように見えます。5時58分、田幡橋下流。
6時21分、大潮の満潮時間が近づいているのを猿投橋から志賀橋付近は、猿投橋の滝で発生する白い泡で水面がおおわれています。毎年、庄内川の上流の降雨量が少なくなるこの季節に見られる現象ですが、こうして水面を泡がおおってしまうタイミングはそれほど多くなく、二つの要因があると考えています。ひとつの要因は、滝の下の水面が満潮で高くなると、滝から落ちる水が深く差し込み、泡立て器としての性能がよくなるために、泡の量が増えることです。そしてもうひとつの要因は、大潮の上げ潮の先端が黒川橋まで迫ってきていて、上流からの流れが塞き止められるように止まってしまい、泡が下流に流れてゆけずにたまってしまうことです。この二つの要因が重なると、どうしても白い泡がこの付近に目立ってしまいます。ただ、この数年、泡の量は明らかに減ってきていて、また水面にモコモコと盛り上がるような泡も見られなくなっています。猿投橋の上で、かつて強く感じた鼻を突くような刺激臭もほとんど感じられなくなっており、水質が改善してきていることを感じています。
2024/12/15 この10年間の錦橋上流の、護岸整備による景観の変化がよくわかる、短編動画をご紹介します。
2024/12/14 今朝、城北橋上流で見かけたこの鳥(写真上)は、この鳥は、カンムリカイツブリなのだそうです。調査隊事務局の方が教えてくださいました。普通はこんな姿(写真下)をしているので、まさかカーリングのストーンに変装しているとは思いもよりませんでした。忍者のような変身に驚きました。
2024/12/14 中潮 朝の満潮から下げ潮時間帯  庄内川の導水あり 
  堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) くもり
5時48分、田幡橋から東田幡橋。いつもは比較的風が吹いていないこの付近の水面が、珍しく西風にあおられてさざ波がたち、キラキラと光が揺れています。冷たい伊吹おろしが顔に当たって、痛いような冷たさを感じる夜明け前です。
雲の切れ間から明るい空が顔をのぞかせ、それが水面に映って気持ちのよい朝が始まりました。まさに、Good morning!! 6時25分、城北橋下流から上流側。
6時37分、城北橋上流左岸。護岸の低木を伐採した切り株が、水面際にきれいに並んでいます。いつもはもう少し暗い時間帯に歩いているので気がつきませんでした。ずいぶん大変な作業だったと思いますが、おかけで気持ちよく、鳥の浮かぶ水面を楽しむことができます。
6時46分、金城橋と城北橋の中間地点。見たことのない鳥が泳いでいます。カーリングの玉(ストーン)のようにも見えますが、結構早いスピードでどんどん泳いでいきます。最初はごみが流れてきたのかと思いました。何て言う鳥なんでしょう?
7時。田幡橋の上流側の水面でくつろいでいるホシハジロの群れ。みんなが同じ方向を向いて、こちらにお尻を向けていると、目玉がいっぱい並んでるように見えます。
7時22分、黒川橋の下流。朝日を反射した橋が黄金色に染まり、それを映す水面上約2mほどの高さで、きれいな小さな青い光を放ちながら、カワセミが猛スピードで飛び去ってゆきました。ここでカワセミを見ることも、珍しいことではなくなりました。20年前のことを思うと、隔世の感があります。
2024/12/13 中潮 朝の下げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) くもり
5時27分、田幡橋下流。今は中潮の満潮時から1時間くらいたっています。右岸のヨシの刈り取ったあとが水没して川幅が広く見えます。右岸側は水深が浅くなっているためか、枯れ葉が引っ掛かって、たくさん浮いています。
もうすぐクリスマスということもあるのでしょうか。普段気がつかなかった、水面の灯りが目にとまりました。子供たちが待ち望む日が近づいているのを感じます。6時7分、金城橋上流。
6時37分、黒川橋。大量の落ち葉の集積が、上流からの庄内川の導水に押され、また下げ潮にのって急速に下流に向かって移動しています。護岸の葉っぱがこの厳しい冷え込みで一気に水面に落ち、上げ潮で上流に押し込まれて集積したようです。いよいよ冬本番を感じます。
6時44分、志賀橋上流。満潮時から約2時間。水位は40cmほど下がっているようですが、そこそこ水深があり、昨日までのような水位の低い時間帯の観察時のような抜群の透明感は感じられませんが、それでも水はきれいです。体の大きなオナガガモの近くには、体の小さなコガモが近づく様子は、ことしはあまり見かけなかったのですが、オナガガモが1羽だけだからなのでしょうか。コガモたちも、そのすぐそばで無心に水面からエサをとっています。
6時55分、猿投橋。滝の下で、かなり白い泡が立っていて、下流に向かって流れています。ただ、量は多くなく、志賀橋に到達する前に泡は消えてしまっています。満潮時に近く、滝の下の水深が深くなると、滝から落ちる水が深く水面下に差し込んで、泡だちが強くなることがほぼ間違いないとわかってきました。干潮時など、滝の下の水深が浅い時は、泡だちがほとんどありません。一つまた一つと、堀川の謎が解き明かされてゆくのも、堀川の魅力のひとつです。
2024/12/12 中潮 朝の干潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
何が捨ててあるのかな? 引っ張り出してみたら、資源ごみ袋に入ったフライパンとペットボトル。こういう家庭ゴミの小規模な不法投棄が目立ちます。片付けておきます。5時58分、金城橋の下流側左岸。
6時18分、北清水橋。まだまだこれからひと月くらいは、日の出の時間帯が最も遅い期間が続くそうですが、暗いこの時間帯の、今しか見られないこの光景を目に焼き付け記録しておきたいと思います。満潮から3時間ほど経過していますが、水の流れは緩く、北清水橋の下には、今朝は中洲の代わりに枯れ葉の島ができています。満潮時にはもう少し上流にあったのですが、少しずつ位置を移してきています。その回りには、キンクロハジロが泳いでいました。
6時34分、志賀橋下流。群れからはぐれたのか、1羽でゆったりと泳いでいるオナガガモがいました。あたりには仲間は全く見かけません。統率のとれた編隊を組んで泳いでいるのをよく見かけるオナガガモですが、中にはちょっと群れないのを好む子も時々いるようです。
6時47分、志賀橋上流。このところ、抜群の透明感が続いていて、気分爽快です。
2024/12/11 若潮 朝の干潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
あれ、これはなんの実だろう? 柿? 5時49分、中土戸橋上流右岸。
6時37分、今朝も志賀橋の上流はとてもきれいな水が流れています。猿投橋の滝の下には、おそらくコサギだと思いますが、白い鳥が浅瀬に立っています。せせらぎの隅には、コガモもゆったりと集まっています。頭の上では、なんの鳥でしょうか、チューチューと小鳥の高い鳴き声が響いています。のどかな堀川上流の、空気が冷たい朝の光景です。
6時50分、つい先程までは姿が見られなかった志賀橋の下流にオナガガモがやって来ていました。一部の個体は水面でエサを拾っていますが、群れのうちの大半は、まるで散歩をしているように、どんどん場所をかえて黒川橋の方に移動しています。この鳥を見ていると、その行動パターンがとても面白く感じます。
2024/12/10 長潮 朝の干潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
5時44分、今朝も気温3度の寒い朝です。徐々に水位が下がってきた北清水橋の下に、オナガガモが集まってきました。まだ積極的にエサをとっている雰囲気はなく、私が近づいたら、私を避けるように一瞬遠ざかっていきました。と思って目を離したら、あっという間にまた集まってきて、競うように必死に頭を水面に突っ込み、逆立ちして朝御飯が始まりました。この時点では、私は警戒の対象から外れてしまったようです(笑)
5時58分、黒川橋の上流側。干潮時間が近づき、水位がグッと下がってきました。水はとても澄みきっていて、橋の上からでも街路灯の灯が差し込んで、川底のようすがよく見えます。気温度、スマホを操作する指先は、ガラスの冷たさでやや痛く感じますが、空にも雲がなく、気持ちのよい朝です。
2024/12/09 小潮 朝の干潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
5時23分、城北橋上流側。気温3度の冷たい朝です。画面左側(右岸側)は、ヨシを刈り取ったあとの地面が露出して護岸が階段のようになっていて、河岸段丘を見ているようです。川幅もとても狭く見えます。
5時48分、北清水橋の上流。干潮時間帯でかなり水位が下がっています。親水広場から降りる階段は、一番下の8段目まで全て露出しています。オナガガモたちがエサをとる場所は、親水広場のわくわく地下水の落ち口付近という思い込みがこれまでありましたが、ここ数日の様子を見ていると、それより5mほど上流側に集まっていることが多く、そこに彼らのエサ場があるようです。
6時、黒川橋から見た上流側の志賀橋方面。いつもはもう少し明るい時間帯に歩くので気がつかなかったのですが、暗い川と明るい街の灯がうまくとけあって、とてもきれいな景色であることに感動しました。
6時18分、まだ暗い志賀橋の下流の清流に、川底が露出して島ができ、その場所にコガモがたくさん集まっています。ここは7月にアユが泳いでいた場所です。こういう光景がいつも見られる堀川になってほしいと切に願います。
2024/12/08 1週間ほど前、志賀橋のところに投げ込まれていた白い布製バッグ。水を吸ってメチャクチャ重く、どうしても引き上げられず悔しい思いをしていました。それをSUP隊の皆さんが引き上げてくださいました。中身は、なんとオムツとおとなの衣類だったそうです。SUP隊の皆さんに感謝すると共に、こんなものを川に投げ込んだように人に猛省を促したいと思いました。
2024/12/08 小潮 朝の干潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) くもり
5時26分、城北橋。小潮の干潮時間帯です。ここより上流部の浮遊ごみはほとんど全てごみキャッチャーにあつまっていますが、人工ごみはなく、枯れ葉ばかりです。昨日午前中に、ナゴヤSPU協議会の皆さんが、水面のごみを取り除いてくださった成果がしっかり出ていました。本当にありがとうございました。
5時33分、中土戸橋の上流。この丸みを帯びたカーブの夜景はとても気持ちのよい人工美だと思いますが、護岸のヨシがきれいに刈り込まれたこの季節は、また格別です。手前のシャワーは、堀川浄化のために(地下水が)放流されているそうですが、夏場はヨシに覆われて半分くらいしか見えません。干潮時間帯の今だからこそ全景が見られて、夜景を引き立てています。
初めて気がつきましたが、中土戸橋の上流のカーブ地点で左岸側の川底が露出しています。干潮で水位が下がり、護岸のヨシが刈り込まれているから見られた光景だと思うのですが、もともとこのあたりはカーブの内側で泥がたまりやすい場所だと思います。しかし、20年ほど前、カーブになった遊歩道が整備される前は、真っ黒なヘドロが分厚くたまった、湿地のような状態でした。でも今日見る川底は、ヘドロが真っ黒にたまっている感じはありません。川底のようすが20年で激変しているのを実感しました。
6時15分、田幡橋。今朝は水位が低い上に、水に透明感があって、普段よく見えない川底のようすがよくわかります。橋の下に、金属製の長い梯子のようなものも見えています。この梯子は、私がこの付近の早朝観察を開始した4年前にはすでにありました。一度川底に落ちてしまうと、なかなか拾い上げることはできません。いつか、海底に沈んだタイタニックのように、遺跡のようになってしまうのでしょうか。
6時27分、北清水橋の下にできている中洲は、干潮時間を過ぎて少しずつ水位が上昇しているため、5時15分ころ撮影した大きな中洲と比べて、かなり小さくなっていました。しかし、小潮の期間なので、この1時間ほどの名古屋港の予定潮位の上昇は、NP51cmからNP67cmと、わずか15cmほどです。そんな小さな水位の上昇でも、こんなに中洲の大きさが変わってしまうことに、小さな驚きを感じます。
「動画」 6時37分、北清水親水広場の横で、オナガガモたちの朝御飯が始まっています。盛んに逆立ちして、水面の少し下ににいるエサをむさぼるようにとっています。彼らは時間帯ではなく、水位の変化を見極めて行動を開始するようで、毎日干潮時間が変化してゆく中で、こちらがほぼ定時に観察していると、こうして活発にエサをとっていたり、満腹になって眠っていたりして、とても興味深いです。
6時43分、つい5分ほど前まで競うように懸命に朝御飯をむさぼっていたオナガガモたちは、場所を代えて眠るように休憩しています。自然界の外敵から身を守る術なのでしょうか、早めしの技がすごいです。
今朝は、「これぞ、清流・堀川」と誇らしい気分です。6時59分、志賀橋上流。
2024/12/07 中潮 朝の干潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) くもり
5時25分、北清水橋の下に今朝も現れた川底。見る角度によっては、ハートの形に見えます。
6時12分、田幡橋の下流。干潮で水位の下がったこの付近では、満潮時には水没する右岸側のヨシの刈りあとが大きく露出し、ずいぶん川幅が小さく見えます。
6時37分、志賀橋下流。干潮で水位が下がり、庄内川の導水もすみきっているため、透明感が高く、川底がよく見えます。それにしても、つい先日までこの付近にうようよといた、あのでっかいコイたちは、どこへいってしまったのでしょう。毎年冬の間は姿を消して、春になるとどこからともなく現れるのですが、どこかに冬眠する場所を確保しているようです。
透明感のある澄みきった水辺でくつろぐコガモたち。こんなきれいな顔を見せるときもあるから、堀川の魅力にとりつかれてしまいます。6時44分、志賀橋上流。
私の背後にある、分厚い雲の切れ間から朝日が差し込み、前方の黒川橋が赤く輝き始めました。ゴミ収集車が橋を渡り、土曜日で比較的静かな街も、ゆっくりと動き始めました。6時56分。
2024/12/06 熱田区で活動する地球?楽部調査隊から、12月6日のお昼ごろの写真を送っていただきました。水に透明感があって、素晴らしいなと思いました。いつものように、楽しいコメントと写真の抜粋をご紹介します。「おなか一杯?川面にただ浮かぶ動かぬ鴨の群でした。」
2024/12/06 中潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
5時15分、北清水橋の下に、大きな中洲が現れています。この時間帯の名古屋港の潮位は、NP70cm位です。オナガガモは、この付近でイトミミズを取っているのではないかと想像していたのですが、この場所ではなく、50m位上流の、わくわく池から地下水が落ちる場所の近くで、逆立ちしてエサを取っていました。彼らは、上陸してエサを取るよりも、泳ぎながらエサを取る方が得意なのかと思えました。中洲の回りにはコガモが来ていました。
5時36分、城北橋の上流側の下を、下流から上流に向かって、枯れ葉の大群が猛スピードで通過しています。そこにはヨシガモの仲間が集まって、懸命にエサを拾っています。流しソーメンを楽しんでるみたいです。
5時59分、城北橋上流。赤く、黒く、ムラサキに染まった東の空の色合いに感動。
6時10分、金城橋下流側左岸のたもと。寒波の到来に備えて、路面の凍結防止剤が準備されていました。
ふと見上げた雲が、とても面白く見えたので、思いっきり背中をのけぞらせてシャッターを切ってみました。6時20分、田幡橋下流。
空き缶が浮いていると思って、拾い上げてみたら、ガスボンベでした。最近多いんです。6時31分、東田幡橋。
6時35分、北清水橋。1時間ほど前までは、一生懸命食事をしていたオナガガモたちは、休憩モードにはいっています。橋の反対側、下流側では、高い護岸の陰でキンクロハジロたちが、こちらもまったりとくつろいでいます。
6時43分、水鳥たち(オナガガモ)が浮かぶ上空を、炎のような雲が二筋、立ち上っていました。北清水橋の上流。
2024/12/05 中潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) くもり
6時12分の北清水橋の上流。今朝は分厚い雲に覆われています。しかしその下の方の雲の切れ目に、明るい光がかがやき始めました。
6時27分、志賀橋上流。ようやくあたりが明るくなり始め、護岸も少し光って見えます。今日は雲厚く、空の色はスカッとしていませんが、かえって水面はきれいに見えるようです。猿投橋の滝の下で発生した白い泡が、今朝は下流に向かって流れていて、水面が唐草模様のようになっています。
6時35分、猿投橋。上流から流れてきた庄内川の導水が滝の下でつくる泡が下流に向かって流れ、手前の右岸側が白くなっています。一方、向こう側の左岸側は、滝の少し下流で川底の土手のようなマウンドにぶつかり、逆流し始めた水の流れで枯れ葉が押し上げられて、茶色っぽくなっています。その中間に、緑色の道ができ、大幸川からきれいな水が流れ出しているように見えます。こんな光景は初めて見ました。
6時49分、北清水橋。朝御飯で満腹になったのか、オナガガモの群れが2つのチームに別れて完全に眠りこけています。ひとつのチームは、すぐ近くをキンクロハジロが通りすぎてゆくのにピクリともしません。彼らにとって、安心安全を保証されたねぐらになっているのでしょうか。
2024/12/04 大潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
昼間はあまり気がつかないのですが、金城橋は欄干に明るい照明が灯り、あたりが真っ暗なのですが、とても安心して通行できる場所になっています。6時3分。
6時28分、黒川橋の少し下流を、上げ潮が浮遊ゴミを押し上げながら遡上中です。今朝も、オナガガモがいっぱい集まっています。彼らは、川底の虫などを逆立ちして食べている様子をよく見ますが、水面を浮遊する植物性のエサも好むようです。中にはお腹が満腹になって、流れに身を任せながら眠ったように休んでる子たちもいます。
久しぶりに、キセキレイが目の前にとまりました。あわててシャッターを切りましたが、きれいなお腹を見せてくれる前に、チチチチっと可愛い鳴き声を響かせながら飛んでいってしまいました。6時42分、志賀橋下流。
6時50分、猿投橋の下流。庄内川の導水が完全復活しています。晴天が続いていることも影響があると思いますが、庄内川の導水が猿投橋の滝を落ちるときにできる泡が少し多くなっています。大潮の上げ潮が、黒川橋まで押し上げてきているため、泡は下流に向かって流れてゆけず、猿投橋から志賀橋付近に滞留して、泡の量がやや多く見えます。しかし、泡が立体的に盛り上がる様子は全く見られず、数年前と比べると、状態はかなりよくなっていて、猿投橋の上でかつて強く感じられた刺激臭も全く感じられません。
7時、北清水橋の上流左岸。3日前に誰かが投げ込んで漂流を続けていた紙袋が目の前に近寄ってきたので引き揚げることができました。Diorと書かれた紙袋は水を吸って劣化し、中からはお菓子の袋などゴミがいっぱい出てきました。若い女性が投げ込んだように思われますが、絶句でした。
2024/12/03 新堀川・舞鶴橋上流では、水質改善のための地下水の活用が始まっています。堀川1000人調査隊事務局のスタッフの方が、現地を確認し、その様子をまとめてくださいました。徐々に効果が現れるのを期待したいと思います。以下、レポートをご紹介します。
2024/12/03 大潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
6時1分、東田幡橋と田幡橋の間の北側(右岸側)の高い護岸の陰は、キンクロハジロたちにとって、よほど居心地が良いようで、このところいつも朝はここで休んでいるのを見かけます。今朝は風もそれほどないので、単なる風避けだけでなく、高い壁に守られて、外敵の近づく危険が少ないのかもしれません。
6時16分、北清水橋上流。空が赤みを増してきましたが、最も赤い場所が、画面右側(南)の方に変わってきています。冬至が近づいて来るにしたがい、日の出の方角が南の方に移動しているのを実感します。
6時27分、黒川橋の下流側。久しぶりにこの場所に、オナガガモが集まっているのを見ました。今日は大潮で夜中の干潮時間帯にはかなり水位が下がるので、夜行性の彼らは川底のエサをとりにやって来たのかもしれません。今はお腹も膨れたのか、ゆっくり休んでいるようで、あまり動きがありません。下流から、浮遊ゴミをななめに描きながら上げ潮が遡上してきています。上流からの庄内川の導水の流れと、交錯しながら進んできているように見えます。
6時37分、志賀橋下流。目の前に、イソヒヨドリがいました。向こうの方には猿投橋の滝が見え、志賀橋の手前にはオナガガモが水面にいます。オナガガモは、近くで見ると結構美しい鳥だと思います。
師走に入った猿投橋の、寒ざむしい光景でした。片付けておきます。6時48分。
2024/12/02 熱田区で活動する地球?楽部調査隊から、12月2日、午前中の写真を送っていただきました。空の色がきれいだと、水もきれいに見えますね。いつものように、楽しいコメントと写真の抜粋をご紹介します。「朝食が済んで?静かな鳥たちと堀川下流域の晩秋風情でした。」
2024/12/02 熱田区で活動する地球?楽部調査隊から、12月1日、お昼ごろの写真を送っていただきました。いつものように、楽しいコメントと写真の抜粋をご紹介します。「引き潮に、海に向って滔々と流れる晩秋風情の堀川でした。」
2024/12/02 大潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
5時56分、大潮満潮時間が近づいている北清水橋の上流。空がピンク色に色づき始め、国道を走り抜ける車の数も増えてきて、爆音のような響きが、朝の眠りを奪おうとしています。
6時12分、黒川橋上流。大潮の上げ潮が、ぐいぐいと力強く遡上しています。もうまもなく、上流から流れてきた枯れ草などの浮遊ゴミとぶつかります。おとといの朝、水を吸って重くなりすぎ、引き揚げようとしたけれど断念して悔しい思いをした布製のバッグは、まだ漂流を続けていました。なかなか川底に沈んでしまうということもなさそうです。
6時25分、猿投橋。滝の下で発生する白い泡が、下流に流れてゆけず停滞しています。大潮の強い上げ潮が、庄内川の導水が下流に流れてゆくのを阻んでいるため、水の流れが止まっているためです。それにしても、数年前まではこの時期には、洗濯機に洗剤を入れすぎたときに発生するような、水面から盛り上がるような泡がよく見られたのですが、今年はそういう光景はほとんど見られません。事業所などの排水の水質が、かなり改善していることを感じます。
6時32分、志賀橋下流。黒川橋の方から、大潮の強い上げ潮の先端が、上流からの泡や浮遊ゴミを吸収しながら、横一線になって遡上してきています。大潮の時にしか見られない光景です。その回りには、コガモがたくさん集まっています。ゴミが集まるところには、エサも集まる。今朝は、横一線になった上げ潮の先端の下流側、つまり後しろ側にエサが多いようです。
2024/11/30 中潮 朝の満潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) くもり
「動画」 5時48分、北清水橋の下で。この橋の下付近は、ビル風のようなものがよく吹いていて、他の場所では風が吹いていないのに、下流から上流にかけて、西風が吹いていることがよくあります。今朝も、やや冷たい風がこの場所では吹いていますが、街の灯が水面に反射して、万華鏡をのぞいているような気持ちになります。
6時19分、志賀橋。大きな布製のバッグが浮いていました。護岸に近くに浮いていたので、引き上げようと挑戦しましたが、水を吸ってしまっていて、とんでもなく重く、一人の力ではどうしても引き上げられません。そのうち、袋についていた布製の取っ手も引きちぎれそうになり、自分自身も袋の重みに負けて川に落ちそうになってしまったので、引き上げることを断念しました。朝からとても悔しい思いをしました。
6時32分、志賀橋から猿投橋。今日から庄内川の導水が再開しています。まだ水量は多くありませんが、次第に多くなってゆくと思われます。水は透明感があってきれいで、猿投橋から志賀橋にかけての水域は、とてもいい雰囲気です。
2024/11/29 中潮 朝の満潮時間帯  庄内川の導水なし 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) くもり
6時26分、志賀橋下流。満潮から1時間半ほどすぎた下げ潮時間帯ですが、水の動きはほとんどありません。しかし、濡れた護岸を見ると、すでに40cm近く水位が下がっているのがわかります。今朝は、まだ庄内川の導水が止まっているため、下流に向けて押し流す力がはたらかず、遡上してきた水面の浮遊ゴミも、この付近で停滞したままです。エサを求めて、コガモもあつまってきました。明日からは導水も再開し、大潮に向かって水位の変化が大きくなってゆきますので、この光景も一変するかもしれません。
春には見事な桜並木となるこの場所も、今は次の春に備えて、枯れ木並木を静かに水面に映すのみです。6時38分、志賀橋上流。
2024/11/28 中潮 朝の満潮時間帯  庄内川の導水なし 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
5時35分、中土戸橋の上流側。今朝は、少し強い西風が吹いています。その風を避けるように、西側(画面左側の右岸)に高い壁のある場所に、今朝はホシハジロの群れが集まっています。天候や、水面に浮かぶゴミ(彼らにとっては時にエサ場となる)の場所によって、鳥たちの分布が日々変わるのも、とても興味深いものがあります。
暗い水面の、中ほど。2つの街灯の灯りの中間に、小さく小さく光が映っているのは、新月間近の下弦の月、ということにしておきましょう。5時45分、城北橋下流。
東田幡橋から北清水橋にかけての水面は、下流から上流に向かって吹いている西風で、水面がさざ波立っています。そこに映る街の灯がキラキラと輝き、隙間に映る青い空がとても魅力的です。6時12分。
夜明けが始まろうとしている北清水橋の上流。今朝は、空の色も、水面の色も、少しひんやりとした風も、そして遠近法で描かれたような光景も、とても清々しく感じる朝です。6時20分。
6時32分、満潮で押し上げられてきた枯れ葉が少し、黒川橋から北清水橋に向けての右岸側に停滞しています。これらの枯れ葉は、もともと上流から流れ落ちてきたものと思われます。先日まで、護岸の除草の時に水面に落ちてしまった大量の枯れ草の塊は、昨日の朝以降姿が見られません。おそらく、おととい夕方から強く降った雨で、ゴミキャッチャーを潜り抜けて、下流に流れていってしまったと考えられます。今後、中下流部の水面で、枯れ草が目立つようになるかもしれません。
最近目立つゴミのひとつに、スプレー缶があります。それにしても、こんなものが風で飛んできて川に落ちるなんてことはまずありません。誰かがスプレー缶を投げ込んだのか、あるいはスプレー缶の詰まったゴミ袋を投げ込んだとしか考えられません。淋しい話です。6時51分、北清水橋の上流。
2024/11/27 中潮 朝の下げ潮時間帯  庄内川の導水なし 
  堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 前日から夜明けまで雨のあとの くもり
5時59分、金城橋の上流側。満潮時間を2時間ほど過ぎた下げ潮時間帯のはずなのですが、川の水は反対に上流に向かって流れています。前夜の雨は上がっています。小潮の時期を過ぎ、少し水位の変動が大きくなりつつある時期で、こういう現象が見られることに、堀川の実態把握の難しさを感じます。
6時9分、田幡橋下流。つい先程まで上流に向かって流れていた水が、向きを変えて、下流に向かってゆっくりと動き始めました。昨日から庄内川の導水が止まっているので、上流からの押し流す力は働いていません。こういうときの堀川上流部、猿投橋の下流は、名古屋港から見て入り江の先端のような場所になるため、海の波が寄せては返すように、小刻みに流れを変えることがあります。昨日まで小潮の期間が続いていましたが、こういう時期に導水が止まっていると、こういう現象が度々見られるようです。
6時25分、北清水橋。雨上がりで水は少し濁っていますが、そこそこ透明感はあります。浮遊ゴミが浮いておらず、橋から見下ろす水面は快適ですが、鳥たちの姿は見られません。これも雨上がりのせいでしょうか。
6時35分、志賀橋の下流。雨で流れてきたと思われる落ち葉が浮く水面で、オナガガモたちが水面をつついてエサを探しています。昨年は、オナガガモたちは、食事が終わると名古屋城のお堀に移動して眠るように休んでいる姿が見られましたが、今年は、北清水橋付近で昼間に休んでいる姿が見られるという報告をいただいています。今年は名古屋城の石垣の改修工事が行われているそうで、オナガガモたちにとって、少し居心地がよくないのかもしれません。
6時42分、猿投橋の上流。雨上がりの朝です。庄内川の導水がとまっていて、滝からは地下水だけが落ちていますが、さすがに今朝は、昨日までのような透明感がありません。雨で流れ込んだ落ち葉が水面にたくさん浮いています。
「動画」 ちょっと深い川底に、くちばしを届かせようとして懸命にもがいて頭を水中に突っ込むオナガガモ。可愛らしいと言えば、可愛らしい。6時50分、猿投橋の下流。
2024/11/26 若潮 朝の干潮時間帯  庄内川の導水なし 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) くもり
6時9分、北清水橋の下からのぞく上流側の光景。光りと影が美しく、目を奪われました。
6時26分、志賀橋上流。今朝からまた、庄内川の導水が停止しています。滝からは、少量の地下水が落ちてきて、猿投橋から志賀橋の間はとても透明感が高くなっています。その水面でゆったりとコガモたちがくつろいでいます。
6時39分、志賀橋上流。さっきまで北清水橋の下流にいたオナガガモの軍団が、一列に並んでやって来ました。干潮時間帯が近づいて、浅瀬になったこの場所に、彼らの好むエサを熟知しているかのようです。やがて、全員が思い思いに水面にくちばしを突っ込んで、エサを探しはじめました。
「動画」 水のきれいな浅瀬で、一斉に朝御飯を始めたオナガガモたち。
2024/11/25 長潮 朝の干潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
6時43分、志賀橋。庄内川の導水が、今朝はとても水が澄んでいて、猿投橋から志賀橋の間は、谷間の清流のように透明感が高くなっています。水位が下がった水面を歩き回っているカルガモは、普段は水面を泳いでいて、なかなか足元を見せてくれないのですが、彼らの脚が、とてもきれいな朱い色をしているのが今朝はよくわかりました。枝にとまっていたコサギの足も、薄い黄色っぽい色をしているのもとても印象的でした。
2024/11/24 小潮 朝の干潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
5時50分、城北橋。今朝は雲がなく、きれいな空にまだいくつか星も光っています。気温8度で歩き始めましたが、それほど風も強くなく、防寒対策をしすぎたせいか、背中に汗がにじみはじめました。空も川もとてもきれいです。
光が走る水面に、カモ3羽。6時4分、金城橋の下流。
「動画」 6時24分、北清水橋。今朝は干潮で浅瀬になった橋の下に、オナガガモが集まって、逆立ちしてエサをとっています。この下の川底には、イトミミズがたくさんいるので、それを狙ってあつまっていると思われます。
6時47分、志賀橋下流。小潮の干潮時間帯で水位が浅くなっていて、川底の様子がよくわかります。川底の藻や水草に、白い泥がいっぱいかぶってしまい、川底が白くなっています。コイが少し暴れると、煙幕のように泥が巻き上がります。ことしの夏の大雨で、庄内川から大量に流れ込んだこの白い泥が、川底の様子を一変させてしまったことがわかります。それでも、ここは7月にアユが泳いでいたのが確認された場所。アユは川底が泥では生きてけませんので、ちょっと残念です。
6時55分、猿投橋。庄内川の導水が再開して2日目。滝から落ちる水量が多くなりました。干潮で浅瀬になった川底に、コサギとカワウが立っています。手前からは、カルガモが、のっしのっしと歩いてゆきました。
2024/11/23 小潮 朝の干潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) くもり
雲があるから美しいと思える、夜明けの城北橋です。6時12分。
「動画」 オナガガモたちが、今朝は次々に頭を水に突っ込んで逆立ちして朝御飯を食べている姿が見られました。このカモ独特なユーモラスな姿ですが、近づくと警戒されてやめてしまうので、遠くからそっと撮影しました。6時38分、北清水橋の上流側、親水広場のわくわく地下水が流れ落ちる近く。
6時57分、志賀橋から猿投橋。今朝は、久しぶりに庄内川の導水が再開していました。導水にそれほどの濁りがあるわけではありませんが、やはり昨日までの地下水だけが流れていたときと比べると、透明感はやや落ちています。導水再開時にいつも見られることですが、猿投橋の上流に貯まっていた落ち葉などが、再開した流れによって押し流され、猿投橋の滝から落ちて、滝の下に滞留しています。小潮の干潮時間帯で水位が浅く、猿投橋の下にある川底のマウンドのような高みが堤防のようになって流れが妨げられ、落ち葉も下流に流れてゆけずに渦を巻いています。アオサギがそれをじっと眺めていました。
2024/11/22 「動画」 堀川1000人調査隊事務局のスタッフの方が、白鳥の太夫堀の中水門から、大きなクロダイが出てくるのに遭遇し、動画を送ってくださいました。最近のこの付近の堀川は、本当に水が澄んでいてきれいな時が多いようです。
2024/11/22 熱田区で活動する地球?楽部調査隊から、11月22日午前中の写真を送ってたいただきました。いつものように、楽しいコメントと写真の抜粋をご紹介します。「カモメたちの影を薄くしてしまう跋扈する地元の烏たちの強さよ 流れも止まって冬を待つような静かな堀川でした。鴨たちは悠々!」
2024/11/22 小潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水なし 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
5時30分、中土戸橋の上流から下流側を望む。ここから見る夜明け前のドーナッツカーブも、なかなかいい感じであることに気がつきました。護岸のヨシで、道が見えなかったときには気がつきませんでした。これも除草の効果のひとつですね。
5時42分、城北橋下流。ここから眺める上流の景色も、左側の護岸の除草や低木の整理が行われて、見通しがよくなりました。名古屋の魅力を高めるひとつのツールとして、水辺の景観を活用するのには、やはり「効率的な管理」が必要なんだなと感じます。
「動画」 6時40分、志賀橋。今日もまだ庄内川の導水は停止しています。猿投橋の上流からも、地下水が流れ落ちてきますが、この橋の付近でも、水位の下がった護岸から、湧き水が流れ出していることがよくわかります。湧き水には鉄分がたくさん含まれていて、護岸が赤茶けていますが、透き通った水を通して川底を見ると、川底もかなり赤茶けていることが確認できます。水位が高いときや、庄内川の導水が再開すると、こういう川底の赤い色を確認できるチャンスはそれほどありません。
6時40分、志賀橋。今日もまだ庄内川の導水は停止しています。猿投橋の上流からも、地下水が流れ落ちてきますが、この橋の付近でも、水位の下がった護岸から、湧き水が流れ出していることがよくわかります。湧き水には鉄分がたくさん含まれていて、護岸が赤茶けていますが、透き通った水を通して川底を見ると、川底もかなり赤茶けていることが確認できます。水位が高いときや、庄内川の導水が再開すると、こういう川底の赤い色を確認できるチャンスはそれほどありません。
2024/11/21 「動画」 今年の堀川は、日置橋付近から下流の水の透明度が高いようで、堀川1000人調査隊の定点観測隊からも、そういう報告が多くなっています。11月21日、調査隊事務局のスタッフの方が、透明感のあった松重閘門付近で、「エイ」が泳いでいる光景や、ボラ、コノシロの群れを確認し、動画に記録してくださいました。2分弱の動画の最後の方には、きれいな「カンムリカイツブリ」が、スーッと水の中に潜ってゆく姿もおさめられています。
2024/11/21 熱田区で活動する地球?楽部調査隊から、11月21日午前中の写真を送っていただきました。いつものように、楽しいコメントと写真の抜粋をご紹介します。「ポイ捨てゴミはペットボトル一つでした! 秋深く乱舞の鴎も美しく、鴨たちも悠々と流れに身を任せて……。」
2024/11/21 中潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水なし 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ
5時40分、中土戸橋の上流右岸の歩道の植え込みに、揃えて脱いだようなサンダル2足。目の前の堀川に、まさか一緒に身を投げた???
今朝は雲ひとつないきれいな夜明けになりそうです。護岸の低木も、すっかり葉っぱを落とした枯れ木が見られるようになりました。5時47分、城北橋下流右岸。
6時15分、田幡橋の下流の水面には、テーブルの上にレーズンをこぼしたような光景が見られました。ほとんどは、キンクロハジロでした。ここに来る途中、ふと東の空を見上げると、朝焼けが作り出す見事なグラデーションをバックにした都市の影絵がきれいでした。
6時32分、今朝は北清水橋上流の、わくわく池から水が落ちる近くに、オナガガモの群れが集まっています。今朝もすでに食事を終えて、おなかがいっぱいになって休んでいるように見えます。しばらくすると、一列に隊列を組んで移動しはじめました。この鳥の集団行動は、とても興味深いものがあります。
6時52分、志賀橋。今朝の透明感は素晴らしいものがあります。庄内川の導水がとまって3日目。小潮の時期に近づいて水の入れ替りが少ないため、この付近が、きれいな地下水で満たされてきた感じがします。
2024/11/20 川底の環境を改善するための、ヒントになりうるか???
 覆砂等による堀川の浄化実験のその後についての調査隊事務局レポートをご紹介します。
2024/11/20 中潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水なし 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) くもり 
5時47分、名城水処理センター。昨日の朝は、強い上流向きの流れがあって、放流水の白い波がはっきりと画面左に流れていました。(写真下) しかし今朝は放流水は、とりあえずまっすぐ手前の方向に流れています。(画面上) 明日から小潮の時期に入りますが、水の動きが少しずつ緩やかになってきているのを感じます。
5時56分、城北橋下流。昨日朝まで、左岸側(画面左)には、護岸にこんもりと雑草、雑木がはえていて、右岸側と対照的でした。(画面下)今朝見ると、右岸側もきれいに除草が始まり、バリカンで刈ったあとのように見えます。
6時28分、北清水橋の上流。庄内川の導水が停止しているためだと思いますが、この付近は水の入れ替りがないため、なんとなく白っぽいエメラルド色でよどんで見えます。今朝は、久しぶりにオナガガモが、水面でゆっくりと休んでいます。今、上げ潮時間帯で次第に水位が高くなりつつありますが、水位の低いうちに朝御飯を終え、一服している感じです。
6時35分、黒川橋。この付近を毎朝清掃してくださる方がいらっしゃるのですが、今朝の遊歩道は、落ち葉のシーズンなのに、塵ひとつなく掃き清められていて、本当に清々しい気持ちになります。ありがたいことです。
6時44分、猿投橋。庄内川の導水が停止している間は、猿投橋上流の水が枯れてしまわないように、地下水が流れています。猿投橋の滝から落ちるきれいな地下水によって、猿投橋から黒川橋の付近、数百メートの間はとても透明感があります。しかしその希釈効果にも限界があり、北清水橋から下流は、次第に淀んだ色になっています。水源となる水は、きれいなだけでなく、水量も豊富である必要があることを痛感します。
6時55分、北清水橋の上流。浮遊ゴミがゆっくりと遡上するその先端付近に、オナガガモ10羽がくらい、身を寄せ会うようにして眠っています。ピクリとも動きません。体を寄せあうことで、外敵が近づいたときに、一斉に逃げる準備をしているのでしょうか。
2024/11/20 熱田区で活動する地球?楽部調査隊から、11月19日夕方の写真を送っていただきました。いつものように、楽しいコメントと写真の抜粋をご紹介します。「深まりゆく秋に鳥たちも満足? これまでに観たことの無いでっかいカモメの飛翔! 私以外の通行人も仰天。写真に撮れなくて残念でした。」
2024/11/19 中潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水なし 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ 
5時34分、中土戸橋。冷たい北風が、身に染みる朝です。夜明け前の漆黒が、スマートフォンを操作する指先にいっそう冷たさを感じさせます。水はきれいですが、枯れ草、枯れ葉が、上流に向かってもうスピードで移動している、中潮初日の上げ潮時間帯です。
5時46分、名城水処理センターの放流水が、上流(画面左側)に向かってどんどん遡上してゆく様子が、闇の中でもよくわかりました。
6時11分、東田幡橋下流。冷たくやや強い北風を避けるには、北側に高い護岸のあるこの場所は、とても居心地がよいのでしょうか。キンクロハジロやホシハジロが集まっていました。
6時23分、黒川橋の下流。今朝はまだ満潮時間までまがあるので、水面の浮遊ゴミは、下げ潮時にバラけたものが、少しずつ上流に向かって集まりはじめています。やがてひとかたまりに集積して、また下げ潮時にはバラける、ということをしばらくの間繰り返すと思われます。
6時30分、黒川橋の下流。本日、天気晴朗なれど、波高し。上流から下流に向かってやや強い北風が吹いています。
6時42分、志賀橋。今日から庄内川の導水が停止し、猿投橋の滝からは、わずかに地下水のみが落ちています。アユか産卵のため、に庄内川の河口の方に向かうのを助けるためです。志賀橋付近の透明度は高く、それほど水深が浅いわけではありませんが、川底がしっかり見えています。
6時54分、黒川橋の下流。さっきまでバラけていた浮遊ゴミが、次第に集結し、人工ゴミを絡めとりながら、上流に向かっています。今朝は庄内川の導水がとまっていて、押し返す力が働かないのと、満潮までまだ1時間半ほどあるので、おそらく志賀橋の下、あるいは猿投橋の近くまで塊を大きくしながら遡上しそうです。
カタツムリは、ベンチの上まで上がって這いまわっているのですね。まだ新しい傷跡のような模様が描かれていました。7時3分、北清水親水広場。
2024/11/18 「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」
 水源の里を守ろう 木曽川流域みん・みんの会の活動報告をご紹介します。
2024/11/18 大潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ 
中土戸橋の東側から見た西の空。まあるい月にぶら下がるかのように、ひときわ明るく、あけの明星が輝いています。5時46分。
5時55分、気温15度。やや肌寒い感じのする朝ですが、城北橋の上流側には明るい朝焼けが始まり、下流側には、まだ空高く丸い月が浮かんでいます。大潮の満潮に向かって、上流向きに水が流れていますが、空も水も空気もきれいです。
6時25分、北清水橋上流に、水面に落ちた除草の時の草が、大きな島を作り、少しずつ上流に向かって遡上しています。ここにはエサが豊富にあるようで、コガモたちが集まっています。一方、少し下流の金城橋。ここには昨日の朝、草の塊てできた大きな島がありましたが、今朝は全部上流に移動してしまって空っぽでした。よく見ると、細いロープのようなものが、川を横断して張られています。おそらく、除草を請け負った業者の方が、これ以上ゴミが下流に流れてゆかないように、ここで塞き止めようとしたものと思われます。それはそれで、一定の効果があるようですが、あとは、この金城橋と志賀橋の間を行き来するゴミの島を、どのようにして除去するか、なのだと思います。
6時48分、志賀橋。下流側を見ると、黒川橋の向こうの北清水橋と高速道路が、朝日に照らされて黄金色に輝いてきれいです。水面には、風のいたずらで、きれいな模様ができています。水は透明感があって快適です。上流側を見ると、猿投橋から落ちる庄内川の導水の水量が少なくなっています。アユが産卵のために下流に向かって移動するのを助けるため、水分橋のゲートを開いて、水分橋の左岸側に貯まっている水を解放し、自然の川に戻す準備が始まっているようで、明日から数日間、導水は停止する予定です。大潮の上げ潮に押し返されていることもあって、この付近はほとんど水の流れがなくなっています。
2024/11/17 大潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ 
うーん、、、微妙ですが、逆さ天守閣は水面に映ってませんね。手前の木が邪魔してしまうみたいです。少し、上のほうの枝を払えば、お城がきれいに映りそうですが。ね、カモさんたち。6時14分、中土戸橋の上流。
6時28分、金城場の下流側のすぐ下に、大きな浮き草の島ができてしまって滞留しています。そこに、上流から新たに草が流れ着いてぶつかり、ますます島が大きく成長しています。
6時40分、北清水橋の上流。大潮の満潮時間帯。満々と水を湛えた大きな水面に、朝焼けの空から、こぼれ落ちるように綿菓子が降り注ぎ、お花畑のように見えています。
7時10分、志賀橋。今朝の大潮の上げ潮は、夜中から朝にかけて260cmも水位が上昇する、とても遡上力の強い上げ潮となっています。庄内川の導水が、懸命に押し返しているのですが、それをものともせず、浮遊ごみの先端が、名古屋港の満潮時間を15分以上も過ぎているのに、まだすごい勢いで志賀橋を越えて遡上を続けています。川の水も、護岸の遊歩道すれすれまで、水位が上がってきました。
2024/11/16 大潮 朝の満潮時間帯  庄内川の導水あり
   堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 夜中に少し雨 のちくもり 
「動画」 カモたちが集まっているところの動画を撮ろうとしていたら、警戒されたのか、突然一斉に羽ばたいて逃げ出してしまいました。
6時30分、金城橋と田幡橋の中間に、コガモより少し大きめのカモがいます。いつもは少し暗かったこともあって、コガモだと思い込んでいたのですが、ヨシガモかもしれません。メスは茶色いのですが、オスは、緑色のハットをかぶったようなきれいな頭をしているはず。でもこの時期はまだ、そういう色になっていないのかな、と勝手に想像しています。
6時40分、金城橋の下流、すぐ下。今朝は、除草の時に落ちた草の塊が、大きな島のようになってここに浮いています。大潮の干満で、大きく移動を繰り返していると思いますが、やがて枯れて、川底に沈んでゆくのだと思うと、少し悲しい気分です。
6時54分、田幡橋上流。大潮の満潮時間帯を少し過ぎています。つい先ほどまで、川の水が遊歩道に溢れだしていた痕跡があります。対岸の護岸を見ると、もう15cmほど水位が下がっているようです。もう少し早くこの場所に差し掛かっていたら、ここを通り抜けることができなかったかもしれません。
7時8分、北清水親水広場。備え付けてある北土木事務所の熊手をお借りして、水面の草に絡まっていたペットボトル君たちを無事救出。ちょっとスッキリした気分です。
2024/11/15 「動画」 堀川1000人調査隊事務局のスタッフの方が、11月14日、堀川の中土戸橋から新堀川との合流点である宮の渡し付近までを縦断的に調査して、渡り鳥やボラの群れなどを撮影した動画を送ってくださいました。この動画の1分00秒から10秒くらいの間には、カワウが大きな口を開けて、大きな魚を飲み込み、首が3倍くらいの大きさに膨れている驚きの映像も含まれています。堀川には、本当にたくさんの種類の渡り鳥がやってきていることがよくわかる動画だと思います。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
2024/11/15 熱田区で活動する地球?楽部調査隊から、11月15日、お昼頃の写真を送っていただきました。いつものように、楽しいコメントと写真の抜粋をご紹介します。「やっと鳥たちがほつぼつですが集結の模様。再会を祝して?渡しではカモメたちに少しの餌のサービスを! 」
2024/11/15 大潮 朝の満潮から下げ潮時間帯  庄内川の導水あり
   堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 夜明けまで雨のちくもり 
5時15分、北清水橋の下流。大潮の満潮時間帯を迎えようとしています。まだ水は遡上しています。器がいっぱいになったような堀川の水は、とても透明で透き通っています。
5時27分、金城橋の上流側右岸の歩道に、昨日の朝まではみ出すように繁っていたクズの葉が、今朝はきれいに除去されて、とても見通しがよくなっていました。手入れがされていると、歩いていても気持ちがいいですね。
5時44分、中土戸橋の上流。赤信号の上に小さく見える、天守閣の上部の空は、赤紫色に染まっています。手前の水面には、真っ暗な水面に街灯の灯りが映って、黒と白のツートンカラーのキンクロハジロが集まっています。雨上がりですが、いつもの朝の、安らぐ光景です。
6時13分、金城橋。上流側は、両岸の除草、雑木の伐採除去が進んでさっぱりしてきました。下流側は、左岸の除草がほぼ完了し、これから右岸の除草が進むと思われます。
6時19分、金城橋の上流。雑草を除去した時に水面に落ちてしまった草が大量にかたまっています。そこに植物性のエサがあるのでしょうか。オナガガモが3羽、やって来ました。
6時29分、田幡橋下流。右岸側のヨシがきれいに刈り取られて、川幅が大きく広がったように見えます。この付近にも、最近キンクロハジロが多く集まるようになってきました。
6時50分、黒川橋の上。ビニール袋が捨ててあると思って中身を見たら、洗剤の空き容器、トング、工具などでした。家庭で不要になったごみを放置する人が、この付近には何人かいて、繰り返しこういう場面に遭遇します。やりきれない思いですが、片付けておきます。
6時55分、志賀橋。田幡橋下流で実施された除草作業の時に、水面に落ちてしまった草が、大潮の満潮に向かう強い上げ潮でここまで運ばれて集積し、大きな島のようになって浮いています。その回りには、貪欲なオナガガモが集まってきて、懸命にお腹を満たしています。
7時9分、志賀橋下流。さっきまで大きな島のようになっていた草の塊が、バラけながら下流に向かって移動し始めました。体の大きなオナガガモたちが姿を消したら、少しからだの小さいコガモたちがやってきて、エサを採りはじめていました。相撲部屋は、上位力士から順番にちゃんこを食べて、体の小さな下位の力士はその残りを一生懸命食べて体を大きくする、という話を昔聞いたことがありますが、そんなことを連想しました。
2024/11/14 熱田区で活動する地球?楽部調査隊から,11月14日午前の写真を送っていただきました。いつものように、楽しいコメントと写真の抜粋をご紹介します。「ポイ捨てゴミ一つも見当たらない干潮の堀川……、鳥は鴨の群、カモメも5羽、白鷺も登場して深まりゆく秋の気配。」
2024/11/14 「動画」 堀川1000人調査隊事務局のスタッフの方が、11月8日に猿投橋付近に大量のオイカワなどの群れがいるのを確認し、動画で記録してくださいました。カワウが大喜びで魚を食べている場面も記録されています。オイカワは、猿投橋の上流から水分橋すぐ下流の元杁樋門の間にとてもたくさんいて、この区間の瀬淵など繁殖をしているのも確かです。そのオイカワの一部が出水時に流されて、猿投橋の滝から下に落ちてきたのだと考えています。
2024/11/14 中潮 朝の満潮から下げ潮時間帯  庄内川の導水あり
   堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) くもり 
5時44分、城北橋下流。雲ひとつなかった昨日の朝と比べると、今朝はやや雲が多くなっています。明るくなるのも少し遅くなっています。暖かい朝で、風もほとんどありません。水面には、いつもと変わらずキンクロハジロたちが、あちこちで休んでいます。
6時5分、田幡橋下流。昨日の朝まで、右岸側にこんもりと生えていたヨシが、今朝はきれいに刈り取られていました。ヨシは、水中から汚れのもととなる窒素やリンを肥料として吸い上げて成長することから、水質浄化に効果があるとして植栽されているものです。しかし、3年ほど前、冬になってもヨシの枯れ草を刈り取らないまま放置すると、春になって新しいヨシが伸びてくると、枯れ草が川のほうに押し倒されて水面に落ち、水面を浮遊するうちにやがて川底に沈みヘドロのもととなって、かえって水質を悪化させている、という私たち堀川1000人調査隊が指摘し、以降、名古屋市が予算を確保してヨシや護岸の雑草、雑木の除去をしてくださっています。護岸の急斜面の除草作業は、大変な作業で、どうしても、刈り取った草の一部が水面に落ちてしまう、という問題も新たに指摘が上がってはいますが、除草されていなかったときと比べれば、とても前進しています。今後、護岸の整備工事が計画されていますが、雑草、雑木の除去のしやすい、管理しやすく、安全な護岸にして欲しいと、私たちは要望を出しています。
「動画」 6時26分、東田幡橋の少し上流のきれいな水面に、連続的に泡がわき上がっています。これは夏場によく見たメタンガスではなく、どうやら川底からわき上がる地下水がの湧き水のようです。この辺りの地名は、「清水」といって、名古屋台地のヘリに当たる坂の下になります。この湧き水が、自然の浄化作用を促す貴重な水源になることを願っています。
「動画」 あっ、カワセミ! 6時35分、北清水橋の下流側から、オナガガモの様子を撮影していたら、目の前を、小さな青い光を放って小さな鳥が飛び去りました。 カワセミです! 動画の11秒過ぎたくらいに、左から右に飛び去り、最後のほうで、もう一度右から左に飛び去ります。 この付近では、カワセミが飛んでいるのをよく見かけますが、動画で捉えられたのは始めてです。
2024/11/13 庄内川からの導水停止カレンダーを名古屋市から頂きました。
2024/11/13 中潮 朝の満潮から下げ潮時間帯  庄内川の導水あり
   堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 晴れ 
5時37分、城北橋下流。今朝は昨日の朝と違って、雲が全く見られません。寒さもなく、背中が少し汗ばんできました。先日より、オリオン座が少しきれいに写ったような? (笑)
6時7分、北清水橋の上流。空がオレンジ色に輝き始め、水面がその色を映しています。上げ潮で押し上げられた浮遊ごみが集積しているその場所には、今朝は、コガモではなく、体の少し大きめなオナガガモが集まってきて、水面のエサを採っています。今朝は、水中に体を突っ込んで、逆立ちしてエサを採らなくても、水面にしっかりエサがあるようです。体の小さなコガモたちは、少し離れた場所でエサを採っています。大国に遠慮した、小国の切なさを連想します。
6時24分、志賀橋。庄内川の導水が再開して、猿投橋の滝からは、少し大きな音を立てて水が落ちています。いつもそうなのですが、導水が再開するときは、干上がったようになっていた猿投橋上流に貯まった泥や草や枯れ枝、枯れ葉などを導水が押し流してくるために、猿投橋下流が濁りぎみになります。今朝も、志賀橋付近は昨日までのような透明感はありません。その代わり、下流に向かって押し戻す力が働くため、上げ潮で下流から遡上してくる浮遊ごみは、北清水橋付近で押し返されて、それ以上の上流までは遡上してきません。この濁りも、一日二日で元に戻ることが多く、やはり、堀川にはしっかりした水源が必要であることを感じます。
2024/11/12 若潮 朝の下げ潮時間帯  庄内川の導水なし  堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) くもり 
今朝は、やや雲が多い空ですが、冷え込みは厳しくありません。小潮の期間が終わろうとしていますが、水の動きはあまりなく、淀んだ感じの水面に、カモたちが所々でかたまって休み、夜明けをまっています。5時42分、城北橋下流。
6時2分、田幡橋の下流は、護岸の除草作業が終わって、とても見通しがよくなっています。水際のヨシはまだ残っていますが、冬支度が進んでいる感じがします。昨年は、除草したときに水面に落ちてしまった草が、長期間漂流していましたが、今年はかなり気を付けて除草していただいたようで、水面に草はあまり浮いていません。ありがたいことです。
6時6分、北清水橋の下には、水の流れがほとんどないためか、上げ潮で集まってきたごみが滞留しています。こうした場所は、コガモたちにとって絶好のエサ場のようです。
「動画」 6時34分、志賀橋上流の朝。今朝は昨日朝見たときよりも少し水位が高いのですが、それでも鳥たちが立ってエサをつつくには丁度よい浅瀬になっています。揺ったりとした時間がここでは流れています。
2024/11/11 長潮 朝の干潮時間帯  庄内川の導水なし 
  堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  
前夜雨 雨上がりのくもり 
6時28分、猿投橋。夜中まで降っていた雨で、大幸川からは濁った水が流出した痕跡が見られますが、庄内川の導水が止まっていて、滝の上からはきれいな井戸水が落ちてきているので、かなり希釈され透明感もあります。この希釈効果は、黒川橋付近まで効いているのですが、北清水橋から下流まで希釈する力はなく、田幡橋より下流では、全く透明感がありませんでした。やはり、導水の力は偉大だと、改めて実感します。
6時35分、志賀橋上流。干潮で浅くなり、庄内川からの導水もないこの付近は、左岸から放流される地下水で、抜群の透明感となっています。今朝はいつものコガモやコサギの他に、オナガガモも来ています。水面に、真っ白な体を映すコサギの姿が眩しく見えます。
「動画」 6時42分、志賀橋上に立って、ふと足下をのぞくと、オナガガモがいっぱい集まっていてビックリしました。昨日の朝は、北清水親水広場のわくわく地下水が落ち込む付近で、大きく頭を水の中に突っ込んで、逆立ちしてエサを採っていた軍団と思われます。今朝は場所を変え、水に潜らなくてもエサを採れるこの場所を見つけたようです。時間帯により、潮の干満や導水のあるなしなど、複雑な要因が絡んで、どんどん美味しいエサ場が変わって行く堀川で、貪欲にそれを見つける鳥たちの逞しさに感動します。
2024/11/10 小潮 朝の干潮時間帯  庄内川の導水なし  堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  晴れ
5時13分、田幡橋の下に、枯れ草みたいなものがいっぱい詰め込まれたビニール製と思われるバッグが浮いています。誰がどうしてこんなものを捨てたのか、想像がつきませんが、残念ながら拾い上げることができません。
5時35分、城北橋下流の空が明るくなってきました。今朝はそれほど風がなく、空気も冷たく感じません。皆様にとって、快適な日曜日になりますように。
一瞬、これもカタツムリかと錯覚 (笑) 田幡橋から見あげた、黒川インターのループ。 6時4分。
オレンジ色の帯と、濃いグレーの帯が交差して、私たちに何を語ろうとしているのでしょう。だんだん水位が下がって、川底のクレーターが透けて見える北清水橋の下には、今朝もコガモが集まってきています。6時15分、北清水橋。
お茶のペットボトルが浮いてるなあと、カメラを向けたら、でっかいコイが飲みに来てた!? 水は結構澄んでいます。6時27分、黒川橋の下流。
飲んだら放るな、放るなら飲むな。こんな標語が必要なようです。空き缶、片付けておきます。6時32分、黒川橋。
6時43分、志賀橋上流。今朝は理由は確認できていませんが、庄内川の導水が止まっていて、井戸水のみが流れる浅瀬は、透明感が抜群です。せせらぎには、アオサギ、コサギ、コガモ、そしてカラスまで集まってきて気持ち良さそうに朝御飯タイムです。庄内川の導水が止まっているのは、ひょっとすると例年この時期に行われているのですが、水分橋のゲートを開けてアユの遡上を助けるための施策かもしれません。
「動画」 逆立ちするオナガガモたち。この冬初めて、北清水橋の上流にオナガガモたちが集まってきて、川底に頭を突っ込んで懸命にエサをとる光景を記録することができました。堀川で見られる、このカモ特有の光景です。7時5分。
2024/11/09 今日は、堀川1000人調査隊の事務局を勤めている名古屋堀川ライオンズクラブの遠征例会で、長野県の小布施にある、曹洞宗岩松院を訪ねました。小布施は、堀川の開削奉行を勤めた福島正則の終焉の地で、このお寺の本堂の奥に立派な霊廟があり、正則公の御遺骨が祀られています。メンバー一同で、ここをお参りしたあと、正則公が荼毘に付された旧高山村にも立ち寄りお供えをし、堀川開削の偉業に感謝してきました。雲ひとつない高山村からは、戸隠山、その奥には遠く雪を被った北アルプスの山々が望まれ、リンゴ畑の真ん中にぽつんとあるこの遺跡ですが、とても気持ちのよい場所でした。400年前ほど前に正則公によって開削された堀川を、何とか清流に、という想いを強くした一日でした。
2024/11/08 小潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり  堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  晴れ
5時14分、北清水橋の下は、昨日の同じ時間帯よりもさらに水位が下がって、大きな中洲が現れています。表面が、クレーターのようにデコボコになっているのは、昼間にこの中洲が出現したときに、カラスやハトが集まってきて、泥の中をつついてエサをとっている光景をよく見るのですが、このクレーターは、彼らのそうした営みの痕跡であると思っています。
ようやく空が、紫色に明るみ始めた冷たい朝。気温10度。水面のカモたちも、ようやく見え始めました。5時45分、中土戸橋の上流。
5時59分、城北橋上流。30分前にはなかった飛行機雲が伸び、車の走る音が響き、鳥が空を飛び始めました。一日の始まりを感じる時間帯です。
金城橋の左岸袂のランタナが、またきれいな花を見せてくれています。ずいぶん前から、何度も咲いているなと思ってちょっと調べてみると、5月から10月頃まで開花期が長く、素人でも育てやすい花で、繁殖力も強い花で、世界の侵略的外来種ワースト100にも選定されているとのことでした。堀川を彩っていることは確かですが、ちょっと複雑な気分です。6時15分。
6時22分、田幡橋。干潮時間帯をほぼ2時間過ぎて、緩やかに水位が上昇し、上げ潮に代わっているはずなのですが、水は下流に向かって流れています。護岸の基礎が丸見えになるほど、水位が下がっているので、おそらくは、庄内川の導水が下流に流れる力が勝っているのだと思います。導水の水質がよいようで、水の色は比較的きれいです。木曽川からの導水が始まったときのことを考えると、大きな期待感を感じます。
6時30分、北清水橋の下の中洲は、水位が上昇して、かなり小さな島になっています。その回りに、コガモが集まってきています。彼らにとっても、何らかの美味しいエサがあるようです。
6時43分、北清水橋の上流右岸の遊歩道。今日の放置ごみは、ビニール袋に入った薄手の毛布。急に寒くなって、厚手のものに買い替えて、入らなくなったものをこっそり捨てて入ったみたいです。この場所は、季節の変わり目にこうした不法投棄が見られるのですが、同じ人物の気がします。片付けておきます。
6時52分、志賀橋上流。浅瀬になった水辺に、左から、黒、白、グレーの三人組。カラス、コサギ、アオサギ諸君の揃い踏みです。
2024/11/07 中潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり  堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  晴れ
5時12分、北清水橋の下に、干潮で水位が下がって川底が現れ、中洲ができています。近づくと、表面は月面のようにクレーターがあって、でこぼこです。
5時41分、中土戸橋。やや強い北風に、名城公園の木々の枝が、時々大きくざわめいています。高い護岸に囲まれた水面は穏やかで、風を避けるように、カモたちが休んでいました。
大きな変化に、色々な想いはあれども、希望の朝となりますように。5時50分、城北橋下流。
「動画」 6時18分、北清水橋と東田幡橋の間で、次々と泡がわき上がっていました。これはどうも、メタンガスではなく、地下水がわき上がっているように見えます。
6時27分、北清水橋の上流右岸の遊歩道、階段付近。しばらく現れなかったんですが、またここで食事をして、残骸を段ボール箱につめて放置する人がいました。片付けておきますが、昨年冬場に現れた人と、同一人物と思われます。
6時42分、猿投橋。昨日と比べて、庄内川からの導水は、ずいぶん透明感が戻ってきました。導水が一度止まって、それが再開するときには、干上がった川底の泥やゴミを一緒に運んできてしまい、昨日のように濁ってしまうのですが、一日たつと、かなり落ち着くようです。滝の下では、水位が下がっていて泡が川底の土手に遮られて下流に流れて行きにくくなっているのに加え、上げ潮が始まって、上流側に押し戻されている様子も確認できます。
2024/11/06 中潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり  堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  晴れ
5時39分、中土戸橋の上流。静かに朝を待つ、みなものカモたちです。
6時12分、北清水親水広場。地元の方が、親水広場付近にたまった落ち葉を掃除してくださったようです。昨日の朝にはなかったボランティア袋が、たくさん置いてありました。ありがたいことです。
6時23分、志賀橋。猿投橋の方を見ると、昨日と比べて、庄内川からの導水の量が増えています。土曜日の雨のため、上流の水分橋に貯まっていた水を一旦解放し、その後雨が上がってふたたび水を貯めてきたのが、ようやく正常な貯水量に戻り、堀川にも十分な水を分けてもらえる状態になったのだと思います。反面、導水が止まっていたのが再開したため、上流の枯れ枝などのゴミが一気に流れ落ちてきたと思われ、志賀橋付近の水面にはこうしたゴミが目立ち、また、泥も一緒に運んできていると思われ水も少し濁っていて透明感がありません。
2024/11/05 中潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり  堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  くもり
6時11分、東田幡橋上流。土曜日の土砂降りの雨で、この付近の浮遊ゴミは一掃されているのですが、先ほど、東田幡橋の上から投げ込まれた(と思われる)真新しいゴミ入りレジ袋が、速い上げ潮に流されて遡上してきています。本当に残念な光景ですが、これを止めることも、また水面のゴミを拾い上げることもできません。
6時25分、黒川橋の下から上流方向をのぞいてみると、上げ潮の先端が、志賀橋まで到達しています。その先の猿投橋を見ると、滝を流れ落ちる水量は少なく、先日の豪雨の影響で、庄内川の導水が絞られているようで、上流から上げ潮を押し返す力が、あまり働いていないようです。昨日で大潮の期間は終わりましたが、今朝もまだ、夜中の干潮から8時過ぎの満潮にかけて、水位の上昇幅は2mもあり、上げ潮のスピードが今もかなり速く感じます。ただ、大潮の時期と違って、上げ潮は横一直線になって進むのでなく、向こう側(右岸側)に浮遊ゴミを押し退けながら進んでいる様子が、浮いているペットボトルや枯れ葉などの様子でわかります。
6時43分、志賀橋上流左岸。先日発見した放置自転車ですが、1日に北土木事務所に情報提供させていただいたところ、即日、警告のエフを付けてくださいました。1週間以上、こうした警告をした上で、持ち主が現れなければ回収するのだそうですが、なかなか手間がかかって大変だなと思います。
2024/11/3 熱田区で活動する地球?楽部調査隊から、11月3日お昼過ぎの写真を送っていただきました。いつものように、楽しいコメントと写真の抜粋をご紹介します。「早くも冬を待つような静かな堀川は、緑色の流れが美しかったです。鳥たちは相変わらず少ない! 一体何処に行ってしまったのでしょうか?」
2024/11/01 大潮 朝の満潮時間帯  庄内川の導水あり  堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  くもり
5時50分、東田幡橋。大潮の満潮時間帯です。水の動きはほとんどなく、穏やかで静かな水面が広がっています。名城水処理センターから遡上するきれいな水で満たされて、透明感もあり、気持ちのよい朝です。曇っていることもあって、なかなか明るくなりません。明日からかなり大雨が降るそうですが、大きな災害に繋がらないことを祈ります。
6時28分、志賀橋。大潮の満潮を40分ほど過ぎた下げ潮時間帯です。護岸の濡れ方を見ると、すでにこの付近では、20cmほど水位が下がっています。いつもは、満潮時でも黒川橋付近までしか遡上しない上げ潮の先端ですが、今朝は、志賀橋まで遡上してきています。猿投橋の方を見ると、滝から落ちる庄内川の導水がいつもよりやや水量が少なく、水の落ちる音も小さい感じがします。これから明日にかけて降ることが予想されている台風に伴う大雨に備えて、ひょっとすると庄内川の導水を絞り始めているのかもしれません。導水が下流に押し流す力と、大潮の上げ潮の遡上する力のバランスが、いつもとは少し違う気がしました。
またしても放置自転車。今日で二日目です。盗難車っぽいですね。志賀橋上流左岸。6時37分。
2024/10/31 熱田区で活動する地球?楽部調査隊から、10月31日午前の写真を送っていただきました。いつものように、楽しいコメントと写真の抜粋をご紹介します。「まさしく秋の堀川は水も清々しく、鴨たちもまばらながら、深まりゆく秋を満喫の風情でした。」
2024/10/31 中潮 朝の満潮直後の下げ潮時間帯  庄内川の導水あり 
 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  くもり
城北橋の下流から見た東の空に、美しい朝焼けが始まりました。カモもいっぱい集まっています。暗くて種類はわかりません。5時38分。
美しいオレンジ色に、思わず、絶句。5時53分、城北橋下流。
6時9分、金城橋の左岸上流側袂の護岸にある、栴檀の木の枝が払われて、見通しがよくなっていました。栴檀は、少し手をいれておかないと、繁殖力が強くて手がつけられなくなるそうなので、これはいいことだとおもいました。枝を落とした切り口がまだ新しくて、白く光ってます。
田幡橋は、「たばたばし」ではなく、「たばたはし」。「ばし」とは濁りません。堀川が濁らないように、との願いが込められています。でも固有名詞の部分、「たばた」は尊重されています。6時20分。
6時45分、猿投橋の下流左岸。昨日まで、いっぱい咲いていたオシロイバナが、冬支度のための護岸の除草で一掃されていました。護岸の除草は、枯れ草が水面に落ちて浮遊ゴミとならないよう、私たち市民がお願いしていることですが、一度に花がなくなると、ちょっとさみしい気もしないではありません。
2024/10/30 中潮 朝の下げ潮時間帯  庄内川の導水あり 
 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  くもり
6時35分、雨が上がった黒川橋上流。水はやや白濁していますが、浮遊ゴミもなく、印象は悪くありません。満潮を少し過ぎた下げ潮時間帯ですが、水の流れも緩やかで、穏やかな水面には、今朝はこの付近にコガモが集まっています。日々、場所を変えるこの子達は、何を考え、何を求めて場所を変えているのか、興味深いものがあります。
6時49分、志賀橋。朝御飯を食べ終わって満腹になったのでしょうか? コガモたちが上陸し、どのこもピクリとも動かずに体を休めています。水は白く濁っていますが、猿投橋の下を見ていると、滝の上から落ちてきた庄内川の導水が濁っていて、滝の下を白濁させている様子が今朝も確認できます。夜間に降った雨の影響だと思いますが、庄内川の導水も、それほど濁りがひどいわけではありません。
2024/10/29 中潮 朝の下げ潮時間帯  庄内川の導水あり 
 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  くもり
6時10分、北清水橋。散歩しながら路上のゴミを拾っていかれる女性がいらっしゃいました。一方では、ビールの空き缶が放置されたり、お菓子の包装がポイ捨てされています。こんな人もいれば、あんな人もいる。これもひとつのダイバーシテ(さまざまな属性を持った人々が共存している状態)と考えざるを得ないのでしょうか。
6時24分、黒川橋のすぐ下に、オナガガモがいました。オス1羽に対して、メス2羽。両手に花です。よく見ると、オスのからだの色はとてもきれいで、メスが引き付けられるのも無理はないかもしれませんね。
6時35分、猿投橋の下。今朝は、庄内川の導水がやや白く濁っていて、滝から落ちてきた水が、滝の下を回り込んで、周辺の水を濁らせている様子がよくわかります。
2024/10/28 中潮 朝の下げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  雨
6時25分、猿投橋。昨夜からの雨は、少し弱くなっています。庄内川の導水はそれほど濁りが強くありませんが、大幸川からでてくる水は、白っぽく濁っています。今朝は珍しく、その大幸川の出口付近にコガモがたくさん集まってきています。大幸川からでてくる水には、枯れ葉などが浮いていて、どうやら水面に、彼らの好む植物性のエサが浮いているようです。ちょっとした天候の変化、水質の変化によって、食生活の行動を変えるコガモたちの生活は、堀川の日々の変化を鏡に写しているようで興味深いものがあります。
カワウのおなかは、白かった! 堀川でよく見かけるカワウですが、カワウは黒い鳥、というイメージがあります。しかし、今朝、対岸に立っている姿を見ると、胸からおなかにかけて、きれいな白い色をしています。なかなか見せてくれない腹の内を、腹を割って見せてくれた感じでした(笑) 6時35分、志賀橋上流。
2024/10/27 若潮 朝の下げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  晴れ
5時35分、田幡橋。この場所は、以前、担々麺などコンビニ弁当を食べたあとの残骸や、たばこの吸い殻などの放置がひどかった場所ですが、土木事務所に相談してポイ捨て禁止看板を1年ほど前に取り付けていただいたあと、めっきりごみが減りました。看板の効果ぎ非常に大きかった好事例です。5時38分。
5時54分、中土戸橋の上流。今日は若潮。穏やかな水面に、鳥たちが身を寄せるようにして休んでいます。この付近の右岸側には、低木にクズのツルが巻き付いて、見通しが悪くなっていたのですが、今朝気づくと、かなり枝打ちされて、クズもあまり見られなくなっていました。枝の切り口がまだ新鮮です。これも冬支度のひとつですね。
キンクロハジロの群れが飛来してきました!ホシハジロもいます。今シーズン、この場所で初めての確認です。先日、先乗りしていたカップルは見かけているのですが、これだけの群れは見ていませんでした。コガモに加え、オナガガモ、そしてキンクロハジロとホシハジロ、堀川も賑やかになってきました。6時1分、中土戸橋の上流。
6時6分、中土戸橋の上流側、すぐ下。ここにはオナガガモも来ていました。時折水の中に頭を突っ込んでエサを探しています。今シーズン、この場所でオナガガモを見たのは初めてですが、彼らの本拠地は、お城のお堀だと思われるので、朝御飯を食べに来ていてもおかしくはありません。ネコがやってきて、橋の上から珍しそうにのぞきこんでいます。
うーーん、これは捨ててあるゴミかな。それとも街を飾ってある心ある人が置いたアクセサリーかな?回収しようかどうか悩ましいです。6時39分、城北橋。
2024/10/26 長潮 朝の下げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  くもり
少し早く到着してしまった中土戸橋。まだ真っ暗ですが、水面にごみもなく、印象は悪くありません。色々な灯りが、とてもきれいで癒されます。5時35分。
水面に伸びる光。写真を180度回転してみると、、、観光地のタワーの夜景を見ているようでした。5時40分、城北橋下流。
庄内川の導水が、天王先橋付近まで影響していることが、目に見える形で確認されました! 木曽川導水への期待が高まります!6時1分、田幡橋。数日前、雨によって白濁した庄内川の導水が流れ込んで、真っ白な水になっていたこの付近も、かなり透明感が戻ってきています。昨日の堀川1000人間調査隊の一斉調査では、中土戸橋〜天王崎橋間で、白っぽい濁りがあらわれていたという報告がありました。小潮で潮位の変化が少ない期間だったため、白濁した庄内川暫定導水の影響がこの区間で滞留していたと考えられます。桜橋から下流は徐々に白濁が少なくなり、日置橋から下流は透明感があり、水の汚れの印象が良好とのことでした。中土戸橋〜天王崎橋間で白っぽい濁りが確認されたということは、裏を返せば庄内川暫定導水が目に見える形で確認できたということです。木曽川からの導水の効果も期待ができます。
6時35分、志賀橋、猿投橋。下流からずっと歩いてきて、先日の白濁がかなり薄まっていることを感じていたのですが、猿投橋の上流を見ると、やはり庄内川の導水はかなり透明感を取り戻していました。志賀橋の上流の浅瀬では、朝御飯のため、コガモがたくさん集まってきています。水深が浅いため、猿投橋の下では、今朝も泡が渦を巻いています。
6時40分、志賀橋下流左岸。地元のボランティアの方が、伸びすぎたアベリアを少し刈り込んで下さいました。この場所は、真上にあるコンビニから降りてくる階段の下なのですが、植え込みを刈り込んでみると、今まで見えなかったところに、空き缶、ビニール袋、お菓子の袋などが、いっぱい見えるようになりました。残念ながら私の持っているトングでは手が届きません。長めのマジックハンドか竹竿で落として拾うしかなく、今日のところは断念です。
6時49分、北清水橋の上流。コガモたちに混じって、オナガガモがきています。昨日、志賀橋上流で頭を水に突っ込んでエサをとっていたのは、コガモではなく、このオナガガモのカップルだったようです。今シーズン、最初の飛来確認日は、10月25日ということになります。まだ大きな群れは確認できていませんが、昨年は、早朝にこの場所でエサをとったあと、名古屋城のお堀で休んでいるのが確認されました。さて、今年はどんな生活をするのでしょうか。
2024/10/25 「動画」 カワセミが、こんなに間近に見られる堀川!透き通った水に、ボラ、スズキの姿もくっきり!ユリカモメに、ウミネコまで来ていた10月22日の堀川です。
2024/10/25 小潮 朝の干潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  くもり
5時35分、城北橋上流。今日は、堀川1000人調査隊が、小潮の日にあわせて一斉調査を行います。普段はそれぞれの調査隊が都合のよい日時に都合のよい場所で調査データを蓄積しています。これはこれで、平均的な市民の見た堀川を評価するのに大変役にたっています。しかし、年に1ないし2度、大潮とか小潮の日に、条件を揃えた調査データを、何年も積み重ねることによって、堀川の長期的な変化を、より的確に把握することができ、18年間積み重ねたデータの分析によって、今までよくわかっていなかったこと、仮説はあったけれど証明されていなかったことが、次々と明らかになってきています。まだ夜明け前の美しい空に、今日の日の成果を期待したいと思います。
6時20分、北清水橋。水の色は、昨日の真っ白な濁りはかなり薄まり、本来の緑色を取り戻しつつありますが、昨夜も雨が降っていたので、まだまだ本調子ではない、といった感じです。少しずつ透明感は取り戻しつつあります。素敵な空に感動です。
昨日の朝は気がつかなかったのですが、「カタツムリの一筆書き」は、北清水橋親水広場付近だけでなく、ここ、黒川橋にも残っていました。側溝付近をかなり丹念に這い回ったようです。カタツムリのバイタリティーに驚きます。6時32分。
忍法、霧隠れ。いや、泥隠れのようです。昨日までの雨で白い泥が流れ込み、小潮の干潮で水位も下がった志賀橋下流の浅瀬で、コイが身を隠すようにして、まだおやすみ中です。ここは、7月にアユの動画を撮影した場所ですが、この状態ではアユは近づかなかったでしょうね。
「動画」 コガモの逆立ち! 浅くなった川底に、とても魅力的なエサがあるようです。冬に、オナガガモがこのように逆立ちしているのは何度も見たことがありますが、コガモのこうした姿を見るのは初めてです。首を出したコガモのくちばしに、何か小魚のようなものがチラリと見えたのですが、よくわかりませんでした。6時42分、志賀橋上流。
6時45分、猿投橋。小潮の干潮で水位が低くなっています。川底で堤防のように盛り上がっている土手に、滝から落ちてくる水が流れを阻まれて、滝で発生した泡が下流に流れていけず滞留する様子が今朝も見られました。庄内川の導水はまだちょっと濁っています。この影響が、今朝は城北橋まで続いていました。
2024/10/24 中川運河がきれいになり、堀川もきれいになる! 堀川と中川運河は、かつて松重閘門(まつしげこうもん)を通して船が行き来していましたが、陸運が主体になった今は、閘門は閉ざされてしまっていて、そのせいもあるのか、中川運河側の水は淀みやすく白濁がめだっていました。しかし、中川運河から堀川には、松重ポンプ所のポンプによって、水が汲み上げられ、堀川に導水されています。これによって名古屋港から中川運河に入った水が、堀川を通して名古屋港に戻るという水循環が確保されています。その松重ポンプ所のポンプが、今年、大きな能力のものに更新されました。その結果、中川運河の水は、以前と比べて、水が入れ替わるスピード(回転数)が3倍くらい速くなったようで、中川運河の浄化、そしてその水が導水される堀川の浄化にも期待されています。10月24日、堀川1000人調査隊のスタッフの方が、松重閘門付近を観察したところ、これまでに見たこともないきれいな状態であったとレポートを送ってくださったので、以下にご紹介します。
2024/10/24 熱田区で活動する地球?楽部調査隊から、10月24日朝の写真を送っていただきました。いつものように、楽しいコメントと写真の抜粋をご紹介します。「秋の朝、清々しい堀川でした。鳥は相変わらず元気な烏! 鴎が二羽、川面に居ましたが写真に撮れず、残念!」
2024/10/24 小潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋)  晴れ
5時32分、歩き始めたばかりの東田幡橋付近で驚きの光景。川全体が真っ白です。暗くてもはっきりわかるほどの白濁。昨日の雨で、庄内川から濁った水が流れ込んだように思われます。
上流からずっと続く白い川。あさやけが始まり、赤と白が溶け合って、川面がピンクに頬を染め始めました。5時53分、城北橋上流。
鮮やか! ため息の出る自然の色でした。城北橋下流から見た東の空。時1分。
6時8分、中土戸橋。名城水処理センターの放流水の希釈効果で、下流側にあたるこの付近は、下げ潮時にかなり希釈されたようです。城北橋の上流が、川一面真っ白だったのに対して、かなり緑色が強くなり、透明感も回復しています。
「動画」 白く濁った水をものともせず、顔を洗い、朝の支度をするコガモさん。仲間も集まってきて、呼びに来たようです。6時26分、金城橋下流。
これもひどいな! 生活ごみ一式、拾ってきたような布のマイバッグに詰め込んで放置してあります。帰りに回収していきます。6時52分、黒川橋の下。
6時58分、猿投橋。やはり庄内川の導水はかなり濁っていました。滝の下では、上げ潮が始まって、白濁した水と白い泡が、大幸川の中に押し込まれようとしています。
北清水橋の上流左岸の遊歩道の敷石に描かれた、奇っ怪な模様。人が描いたにしては手がかかりすぎているし、自然が描いたにしては不自然。さあ、真相は?7時5分。
2024/10/23 小潮 朝の上げ潮時間帯  庄内川の導水あり 堀川上流部(猿投橋から中土戸橋) 雨
6時28分、東田幡橋。そこそこ強い雨が時折降って来ています。地上の構造物の隙間から、川に降り落ちた雨が、水面に模様を作っています。今朝はなかなか明るくなりません。
6時40分、北清水橋。ここ数日、また自転車が放置されています。鍵があるのに鍵がかけてない状態なので、盗難自転車が放置されている感じです。土木事務所に情報提供しておきます。
[動画」 6時55分、猿投橋。大幸川の出口から、枯れ葉をたくさん浮かべた濁った水がどんどん出てきています。路面の落ち葉を雨水が拾って下水管に流れ込み、大量の雨で下水管の許容量を超えてオーバーフローした水が、大幸川に流れ込み、堀川に出てきた様子です。道路の落ち葉をきれいにしないと、堀川にヘドロのもとが流れ込んでしまう、そういう光景かと思います。
コガモさんたち。ちょっと一緒に雨宿りさせてね。あら、アオサギさんも、ご一緒だったのね。カワウさんが呟いて、ふと振り替えるとシロサギ(ダイサギ)さんは、ちょっと遠慮して、対岸で一人で雨宿りしていました。7時2分、志賀橋上流。

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