|
事務局より
堀川の桜橋〜巾下橋間で2015年から実施されている覆砂等による堀川浄化実験についての
堀川1000人調査隊事務局のレポートを作成しました。
覆砂等の浄化実験については、市民が観察、市民の視点で形状・材質の変化を整理し、
調査隊会議でも報告をしてきました。そして、観察を継続しています。
しかし、この覆砂等の実験区間は、護岸工事+ヘドロ浚渫が進められ、いよいよ最後となった
中橋〜五条橋間でも工事が始まり、その姿を消そうとしています。
そこで2015年から今までの観察の結果の整理をしてみました。
その結果、覆砂等を実施する前のこの区間の水際は、足がヘドロに埋まってしまうほどでしたが、
覆砂等を実施してから9年以上経過した今まで、覆砂等の外見的な形状は概ね維持されており、
水際に足が埋まるようなヘドロは見られません。
このことから、覆砂等の実施は、護岸工事+ヘドロ浚渫までの暫定的な対策としても、
市民の印象・においなどへの効果は大きいものだったと言えます。
具体的には「川底の環境を改善するためのヒント?」と題して覆砂等による
堀川の浄化実験のその後をまとめてみました。
この結果は感潮区間の都市汚濁河川という底泥が堆積しやすく、
ヘドロ化しやすい環境における事例として、とても貴重だと思います。
⇒PDFのダウンロードはこちら
|
|