堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録




   川底の環境を改善するための、ヒントになりうるか???


  覆砂等による堀川の浄化実験のその後についての

  調査隊事務局レポートをご紹介します。


     実験区間  桜橋〜幅下橋
    
     工事期間  2015年(平成27年)  1月〜2月
             2017年(平成29年)12月〜2018年(平成30年)1月







事務局より

  
堀川の桜橋〜巾下橋間で2015年から実施されている覆砂等による堀川浄化実験についての
堀川1000人調査隊事務局のレポートを作成しました。


 覆砂等の浄化実験については、市民が観察、市民の視点で形状・材質の変化を整理し、
調査隊会議でも報告をしてきました。そして、観察を継続しています。


 しかし、この覆砂等の実験区間は、護岸工事+ヘドロ浚渫が進められ、いよいよ最後となった
中橋〜五条橋間でも工事が始まり、その姿を消そうとしています。


 そこで2015年から今までの観察の結果の整理をしてみました。


 その結果、覆砂等を実施する前のこの区間の水際は、足がヘドロに埋まってしまうほどでしたが、
覆砂等を実施してから9年以上経過した今まで、覆砂等の外見的な形状は概ね維持されており、
水際に足が埋まるようなヘドロは見られません。


 このことから、覆砂等の実施は、護岸工事+ヘドロ浚渫までの暫定的な対策としても、
市民の印象・においなどへの効果は大きいものだったと言えます。


 具体的には「川底の環境を改善するためのヒント?」と題して覆砂等による
堀川の浄化実験のその後をまとめてみました。


 この結果は感潮区間の都市汚濁河川という底泥が堆積しやすく、
ヘドロ化しやすい環境における事例として、とても貴重だと思います。

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