堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



     
     あの新堀川でも、「カワセミ」や、「ボラの群れ」 を確認。

     官民の協働で、新堀川の水環境にも改善の兆しが !

      第24回調査隊会議が開催され、官民約70名が出席しました。


        日時   平成31年2月23日(土)   13:30〜16:00

        場所   名古屋都市センター


          ⇒市民調査隊によるレポートはこちら

          ⇒名古屋市によるレポートはこちら

          ⇒第10回 堀川一斉調査のご案内はこちら

          ⇒前回の第23回調査隊会議の様子はこちら




事務局より   平成31年2月23日(土)

 平成31年2月23日(土)、第24回調査隊会議が、金山の名古屋都市センターで開催されました。

 今回も、市民、行政あわせて約70名にご参加いただきました。

 会を重ねるごとに、行政と市民の情報共有が進み、市民の理解も深まってきています。


 今回の会議では、ヘドロの浚渫工事が完了した新堀川に、早くも変化の兆しが現れてきたことが
特筆すべき報告事項として紹介されました。

 私たち堀川1000人調査隊は、私たち市民が調べた新堀川の悪臭のする区間と、名古屋市が調べた
ヘドロが厚く堆積している区間がほぼ一致していることを、2017年9月に開催された第21回調査隊会議
指摘し、名古屋市に対して、この区間のヘドロの浚渫を、ぜひ優先的に進めてほしいという決議をし、
名古屋市に要望いたしました。

 これに応えて名古屋市が、2017年度から2018年度にかけて、新堀川が堀川と合流する下流部、
そして2018年度には新堀川上流部のヘドロを浚渫し、この2月で工事が完了しました。


 その結果として、上流部のヘドロの浚渫が始まった秋以降、上流部で10月から1月にかけて
毎月ボラの群れが新堀川で確認されるようになりました。

 また清流を好んで棲むというカワセミが上流部で確認されました。

、以前は、新堀川に、誤ってボラが遡上してしまうと、酸欠で大量死したりしていました(平成27年)

 
その新堀川が、生き物の様子を見ても、ヘドロの浚渫によって変化の兆しを感じます。


 また
新堀川に出現する川の色が、酸欠を示す白濁系の色の割合が減ってきている、という兆候も
報告されました。

 
 新堀川の変化のほか、
堀川については、一年を通して非常に水質の状態がよかったこと、
堀川に船が走ると、航跡に白い泡が残ることが確認されたことなどが報告されました。

 報告のあとに行われた意見交換会では、行政のこれからの施策について、様々な
質問や意見が出され、官と民が一緒になって堀川・新堀川の水質改善のためにこれからも
活動してゆくことが確認されました。


 
 この日の報告された事項は下記で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

    ⇒市民調査隊によるレポートはこちら

    ⇒名古屋市によるレポートはこちら

    ⇒定期船運航が堀川の水質改善に役立つかどうかの一斉調査についてはこちら



中日新聞 2019年2月25日(月)朝刊より


以下、当日の様子を写真でご紹介します。
会議が始まる前に記念撮影。

会場の様子です。



この日は、官民あわせて約70名が会議に参加しました。



会場の様子。スライドで写真や動画が紹介されました。









名古屋工業大学の冨永教授から、秋に実施した堀川と新堀川の
同時観測の結果を速報でいただきました。

この資料からも、新堀川は堀川と比べて、水が入れ替わりにくく
それが浄化を難しくしている、ということを、ひとつのデータで
裏付けられました。

  ⇒この資料についてはこちらをご覧ください。


堀川でみられる白い泡について、

「泡は必ずしも悪いものとは限らない」

「いきものにとって、大切な泡もあるので、そういった見方も
 大切にしてほしい」

という貴重な意見が出ました。

また、カワセミがすみ着くには、巣穴をほることができるような
護岸整備も考慮してほしい」という要望もいただきました。


名古屋工業大学の冨永教授。
新堀川と堀川の違いについてご説明をいただきました。











市民からの様々な意見や質問に答える名古屋市の職員。


市民からの様々な意見や質問に答える名古屋市の職員。


新堀川をまじかで見続ける隊員からは、最近の新堀川の色、
におい、などの変化についても直接報告をいただきました。




鶴舞中央図書館の湧水を新堀川に導水する調査費を
名古屋市が予算化しようとしていることについて
、大同大学
大東教授から、水循環の復活という観点からご説明を
いただきました。


会議の最後には、緑政土木局、山田局長からご挨拶をいただきました。

堀川1000人調査隊のこれまでの活動に敬意をもっていること
行政も一緒になってこれからも前向きに堀川の浄化に取り組んで
いく方針であること、などのお言葉をいただきました。



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