堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



     第36回調査隊会議が開催され、官民71名が出席しました。

      
        
新堀川の最新の状況について、はじめて市民データをもちいて詳細に分析し、報告しました。

        堀川・新堀川の水質浄化に向けて、官民で活発に議論しました。

     

        2026 アジア・アジアパラ競技大会を応援する、公認文化プログラムに認証されたことを報告しました。


      
  日時   令和7年3月22日(土)   13:30〜16:00

        場所   名古屋都市センター11F
 (名古屋市中区金山1−1−1 金山南ビル内)


          ⇒市民調査隊によるレポートはこちら

          ⇒名古屋市によるレポートはこちら

          
⇒前回(第35回)の調査隊会議の様子はこちら

            ⇒第21回堀川一斉調査のご案内はこちら(令和7年4月22日)




事務局より   令和7年3月22日(土)


 令和7年3月22日(土)、第36回調査隊会議が、中区の名古屋都市センター11階ホールで開催され
 今回も、市民、行政あわせて71名にご参加いただきました。

 今回の会議では、冒頭、来年秋に開催される、「2026 アジア・パラ競技大会」を文化的な活動の中で
応援するという主旨の、「Aichi-Nagoya 2026 公認文化プログラム」に、「堀川1000人調査隊」が申請し
第1号で認証された旨を事務局から報告いたしました。



 また、前回の調査隊会議で名古屋市に対して要望した、「木曽川からの導水」を含む
堀川の水質改善への要望事項について、名古屋市にその後の経過をお聞きするとともに
現在およびこれから予定している水質浄化施策について報告していただきました。

  詳細は下記に掲載してありますので、そちらをご覧ください。

   ⇒名古屋市によるレポートはこちら

 
 今回の会議では、これまでデータ数が不足して十分に調査結果を分析できていなかった新堀川について
 累計調査件数が2,000件を超えたため、はじめて詳細に分析を試みた結果、これまでわかっていなかった
 新堀川の水質悪化がひどくなった時期、原因、そして現在の状況について、新しい気づきを事務局から
 報告しました。

 この件については、そのあとの質疑応答の時間にも、たくさんの意見交換がなされました。


 新堀川に関する、事務局からの報告の要約は下記のとおりです。

   新堀川は、かつてその流域は、大雨が降った時の浸水被害がひどかったため、
   昭和52年(1977年)から平成20年(2008年)まで、約30年かけて川底を掘り下げて、
   海に流す流量を増やす工事が行われました。

   これで浸水被害は減少するというよい結果が出ました。
   しかしその弊害も出てしまいました。

   川底を掘り下げた結果、干潮で水位が下がっても、川底の方に滞留したまま
   動かない水塊ができてしまい、これが悪臭(卵の腐った臭い=硫化水素臭)や、
   水の色の白濁の原因になってしまったのです。

    平成28年(2016年)11月28日の朝日新聞の記事によると、
   新堀川の最上流部に住まわれる方から、「1〜2年ほど前から悪臭がひどくなった」
   という声が取り上げられています。

    今回、市民調査隊が集めたデータを時系列で整理してみたら、新堀川では、
    川底を掘り下げる工事が終わった2008年から約8年たった平成28年(2016年)頃から、
    それまでの「どぶの臭い」から「硫化水素臭」が増加傾向となり、さらに
    令和2年(2020年)以降は、なんと80%が硫化水素臭になってきていることが分かりました。

    新聞の記事の証言と、データがぴったりと一致しており、なおかつその後、
    依然として悪化傾向にあるということがわかってきたのです。

     さらにまた、その最上流区間の少し下流側でも、それから約5年たったころから、
    「どぶの臭い」⇒「硫化水素臭」に変わり始め、今も増加傾向にあることがわかりました。


    つまり新堀川は、浸水対策工事が終わったあと8年くらいしたら、最上流部から
    水質の悪化が始まり、またその5年後くらいからさらに下流に向かって水質の悪化が
    始まって、現在もまだその傾向が続いている!

    こういうことが、今回初めて市民による調査データでわかってきたのです。

     


 この報告の詳細は、下記に詳しく掲載してありますので、そちらをご覧ください。
  
   ⇒市民調査隊によるレポートはこちら


 
 
この日の様子(写真と新聞記事)を、下記に掲載し、ご紹介します。

中日新聞 2025年(令和7年)3月27日 名古屋市民版(朝刊)









2026 アジア・パラ競技大会 公認プログラムに、堀川1000人調査隊の活動が第1号で認証を受けました。





前回、第35回調査隊会議(令和6年10月19日開催)で、調査隊が名古屋市に要望した事項を含めて、
名古屋市から報告をお聞きしました。
この日、名古屋市に要望した内容です。

出席いただいた、名古屋市の松雄俊憲副市長に、しっかりとお伝えしました。




第36回調査隊会議の様子です。
冒頭、挨拶された、堀川1000人調査隊2010実行委員会の阪野会長。


阪野会長に続いて、名古屋市の松雄俊憲副市長にご挨拶をいただきました。


会議の光景です。


会議では多くの市民が、質問や意見を発言されました。








参加された大学の先生方からも、貴重なコメントをたくさんいただきました。



市民の質問や意見については、緑政土木局土木局
上下水道局、環境局の幹部の方から、ていねいな回答をいただきました。




最後に、松雄副市長から、市民の皆さんと行政が一緒になって
堀川の水質改善に取り組んでいきます。

しっかり応援いたします、とのお言葉をいただきました。



   おともだちを誘って、みんなでたいっぱい調査隊、応援隊を作りましょう。

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