堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



 
  降雨後の堀川、上流部では、かえって印象が良くなっている!

    名古屋市の堀川浄化策が奏功しているか!

  第19回 堀川1000人調査隊会議が開催され、官民約80名が出席しました。

   
    日時  平成28年9月3日(土)  13:30〜16:00

    場所  名古屋都市センター

     ⇒市民調査隊によるレポートはこちら

     ⇒名古屋市によるレポートはこちら

     ⇒前回の第18回調査隊会議の様子はこちら

     


事務局より    平成28年9月3日


  平成28年9月3日(土)、第19回堀川1000人調査隊会議が開催され、市民と行政関係者
 あわせて約80名が参加しました。

  この日は事務局から、「降雨のあとの堀川」という新しい切り口から、これまで4,400件に迫る
 定点観測データを分析した結果を報告させていただきました。

  その結果、中下流部では、降雨の翌日の堀川は、色が悪く臭いも感じて印象が悪化するのに対し
 名古屋市の合流式下水道改善施策が直接的に影響のある上流部では、中下流部とは反対に
 降雨の翌日の堀川はかえって印象が良くなる、という新しい発見があったことを報告いたしました。

  また堀川で魚が大量死するのは、これまで降雨と大潮が重なった時と考えてきましたが
 潮の流れが緩慢な長潮、若潮の時にも死魚が発生するのではないかという気付きがあり、
 その仮説をこれから検証してゆきたいと報告させていただきました。

  行政からの報告では、主に、五条橋〜中橋付近で行われている、ヘドロの上に砂や浄化材を
 かぶせる実験についての中間報告がありました。

  そして砂をかぶせている場所では砂の場合の底質改善率が高いこと、砂は浄化材とくらべて
 流出しにくかったこと、砂は高く被覆したほうがへどろの堆積が少ないこと、被覆の勾配が急なほど
 ヘドロの堆積が少ないこと、など新しい発見が報告されました。

  また、今年度、再開発の進む納屋橋地区において、ヘドロの除去を行う計画も報告されました。

  こうした報告を受けて、質疑応答・意見交換時に、名古屋市にいたいして、ヘドロの覆砂範囲を
 ぜひ広げてほしいという申し入れを事務局が提案、全員が賛成し、名古屋市に要望をいたしました。


  この会議の様子は、中日新聞にも掲載いただきましたので、下記にご紹介させていただきます。
会議の冒頭に、参加いただいた皆さんで記念撮影しました。もちろん国からいただいた表彰状も一緒です。


中日新聞 平成28年9月4日(日) 朝刊記事より



調査隊会議の会場の様子です。
7月に行われた日本下水道展で発表したパネルを展示しました。

会場内の様子。
官民あわせて80名ほどの参加者が、最後まで熱心に討議をしました。

冒頭、あいさつをされる梅本隆弘堀川1000人調査隊2010実行委員長。
8月1日に、皇太子夫妻にご臨席いただいた水資源功績者表彰式のことを報告。

「皆さんを代表して、私が賞状をいただいてきただけで、賞状は皆さん全員のものです」

名古屋市からの報告の後、服部 宏事務局長から、19ステージの市民調査について
結果の報告がありました。

⇒名古屋市の報告はこちら    ⇒市民調査の報告はこちら

参加した市民調査隊からは、活発な意見や質問が続きました。


色々な問題点も浮き彫りとなり、また名古屋市からも、緑政土木局
上下水道局、環境局それぞれの責任者の方に出席いただいたため
約1時間に及ぶ、貴重かつ充実した意見交換の場がもてました。


最後に、緑政土木局長の三輪友夫さんから、ご挨拶をいただきました。

4月に着任してはじめてこの会議に参加したが、非常に高いレベルの討議が
なされていることに驚いたこと、うけたまわった意見は、施策に反映させていきたいと
考えている、という内容のお話をいただきました。






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