堀川を清流に |
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速報!! 第20回調査隊会議を開催しました。 平成29年2月18日(土) 名古屋都市センターにて |
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事務局より 平成29年2月18日(土) 平成29年2月19日(土)、第20回調査隊会議を、金山の名古屋都市センターで開催しました。 今回は活動を始めて10周年の記念すべき会議になりましたが、市民、行政あわせて約100名が参加していただき、 非常に有意義な成果報告会となりました。 冒頭、名古屋市から、先日発表された平成29年度の事業として、新堀川のヘドロの測量調査や浚渫の開始、 堀川の都心部約1キロにわたるヘドロの上の覆砂の浄化対策などの報告をいただきました。 そしてこれらの予算づけには、半年前の第19回調査隊会議で決議した名古屋市へのこうした事業の提案、 決議が大きな力になっているとの説明をいただきました。 また、市民調査隊が観測した結果について、事務局から報告させていただきました。 内容のポイントは、この一年は、気温が高く雨が多くて堀川の水質はやや悪化したが、長期的に見れば 改善の方向にあること、 ただ、今後、地球温暖化で気温の上昇が続けば、名古屋市の浄化施策の効果が帳消しになってしまわないかと 懸念されること。 また水温があがると堀川の水質が悪化し、水温がさがると堀川の水質がよくなることがデータではっきり してきたが、1年を通して余り状態のよくない新堀川と、冬場は良い状態になる堀川の水温を比較したところ 上流部の舞鶴橋の真冬の水温は、堀川・納屋橋の水温と比べて4℃〜6℃も高く、これがほっとしたら 新堀川の水質浄化を妨げている要因のひとつになっているかもしれない、 以上のような報告をさせていただきました。 なお、名古屋市から、新堀川は堀川と比べて治水のため河床を掘り下げていて、堀川と比べて 2〜3m水深が深いので海水が滞留しやすいことも要因の一つとしてあるかもしれないと考えているなどの 補足説明をいただきました。 最後に、市の施策の効果で水質がよくなりつつある堀川に、ぜひ木曽川の導水復活を実現してほしいと 満場一致で決議、要望をいたしました。 そして、導水できれいになり、水温も下がった堀川の水を、新堀川に導水して、新堀川も同時に きれいになってゆくような時代が早く来てほしいと訴え、会議を終了しました。 この日の様子は、後日詳しくご報告させていただきます。 |
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中日新聞 2017年2月19日(日)朝刊より |
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