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この日の調査隊会議では、名古屋市からも報告がありました。 |
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実際に当日報告された順序とは少し違いますが、重要なポイントから
ご説明します。
第14ステージ(平成25年9月〜12月)に実施した、名古屋市による水質調査では
BODは、納屋橋地点を除いて、高い値がでました。
またDOについては、北清水橋以外の場所で、木曽川からの導水中よりも
高い値がでました。
この原因については、現段階ではまだ特定できず、よくわかっていません。 |
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25年度についた補正予算800万円で取り組んだ、堀川浄化のための
調査について報告します。
堀川では、写真のように、桜橋、巾下橋、景雲橋周辺など、まちづくりにとって
重要な名古屋の中心部の流域で、干潮時になるとヘドロが露出し、においや景観が
悪くなる、という課題を抱えています。
今年度の予算を使って、干潮時に露出するヘドロに着目した浄化策の検討調査を
実施しました。
(天王崎橋から筋違橋まで)
事務局注:
この調査は、昨年(平成25年)5月に、河村たかし市長が発案した
堀川を川干しして市民参加で堀川のヘドロを除去しようという構想について
実際にそれが実現可能かどうかの検証も含め、どのような対策が有効か
実際に専門的に調べてみることを目的としています。
⇒「堀川の川干しの構想」についての新聞記事はこちら
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検討調査の概要は、左記のとおりです
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調査の結果、中間報告ではありますが、堀川の中橋〜五条橋間では
護岸際より約3mにわたって、ヘドロが露出していることが確認されました。
そのヘドロの層は、平均約30cm(最少4cm 最大66cm)
ほとんどの箇所では、その下層部に多くの礫(れき)やガラが存在している
ことがわかりました。
事務局注:
ヘドロの下は、ドロではなく、比較的しっかりした層になっているという意。 |
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また護岸を補強している矢板の規格が判明し、昭和7〜8年頃に
施工されて、かなり老朽化が進んでいることもわかりました。
そうした矢板の状況の調査や、計算の結果、既設の矢板の前面にある
堆積物を、いっぺんに除去しようとすることは困難であることが判明しました。
また川干しして水を抜いた場合(水位を低下させた場合)は、さらに構造上
不安定となることがわかりました。
事務局注:
ヘドロを一度に除去したり、水を抜こうとするとと、老朽化した矢板が
岸側からの土圧で破損したり、護岸が崩れたりするリスクが高いという意。
また、ヘドロの臭気等の調査結果は次のとおりでした。
干潮でヘドロが露出した時に、硫化水素(ガス)が発生しているのを
確認した。
大腸菌群を確認した。
これらの調査結果をもとに、名古屋市は下記の有識者の皆さんに
ヒアリングを実施しました。
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ヒアリングの結果は左の通りです。
事務局注:
調査隊会議の行われた2月15日のあと、2月17日付の中日新聞に
下記の記事が掲載されましたのであわせてご紹介します。
⇒堀川ヘドロに砂のふた 中橋〜五条橋間でヘドロの浄化実験
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なお、名古屋市からはあわせて、これまでに実施してきている堀川浄化の
施策について、あらためて説明がありました。
今年度は、3月までに、稚児宮人道橋下流付近に、新たな井戸を掘って
地下水を堀川に流入させる予定である旨の説明もありました。
以上
事務局注:
以下は、左の画像をご参照ください。
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