堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



   マレーシア政府の視察団が、名古屋市の堀川の再生・保全活動や、

  堀川1000人調査隊などの市民活動の視察に訪れました。
               
      日時  平成24年12月14日(金) 午前
      場所  納屋橋周辺




事務局より   平成24年12月14日


  12月14日午前、マレーシア政府の、『灌漑排水局(日本でいう国土交通省 水管理・国土保全局)』
 幹部の方々をはじめとする視察団が、堀川・納屋橋付近を訪れ、堀川の再生・保全活動や、
 名古屋の堀川1000人調査隊などの活発な市民活動の様子を視察に訪れました。


  一行の人数は約30名ほど。
 12月12日から17日にかけて、東京の隅田川や、名古屋の堀川、岐阜県各務原市の自然共生研究センター、
 多摩川、黒目川など、主に都市部の河川の環境改善の取り組みなどについて視察をされるのだそうです。


  14日朝、納屋橋を訪れた一行は、まず堀川ギャラリーで、名古屋市緑政土木局河川計画課の
 職員から、名古屋市の堀川再生への取り組みの説明を受けました。


  またそのあと、堀川1000人調査隊の事務局が、ビデオやスライドなどを使って、名古屋の市民が、
 長期間にわたって、地道な定点観測活動を続け、堀川の実態解明に大きな役割を果たしていることや、
 堀川を愛する人の輪を広げ、ネットワークを拡大している活動、そのネットワークで、様々
なイベントを
 繰り広げている様子
をご紹介しました。


  堀川1000人調査隊が、木曽川導水や、合流式下水改善などの名古屋市の施策の効果を
 検証するための定点観測活動を、大規模かつ長期にわたって継続していること

 行政の実験⇒市民の検証⇒行政のさらなる実験⇒市民の検証という官民のキャッチボールが
 長期にわたって継続され、堀川の水質改善につながっていること
などについて、視察団の
 一行からは、非常に驚きの声があがりました。


  そして、それらが市民のボランティアで長期に続けられているのは何か秘訣があるのか?
 (普通は、1〜2年で市民が疲れてしまうのではないか、との疑問だったようです)

  どうして名古屋の市民はそんなに堀川を愛する人が増えていっているのか?といった質問が
 次から次へと出てきました。

  中には、「そうしたネットワークの広がりは、Facebookなどを活用しているのか?」という質問も
 ありました。

  「いや、Face toFace です」と答えると、なごやかな笑いが広がったりして、とても
 友好的なよい雰囲気の中で一行は堀川の視察を終えられました。


  名古屋市民として、海外からも堀川が注目を受けていることが、とても誇らしく思えた一日でした。
 

 
まず堀川ギャラリーの中で、名古屋市の河川計画課
職員から、堀川の概要、歴史などについて、説明を
受けました。

熱心に話に耳を傾けるマレーシア政府の
視察団の一行。


市の説明のあと、堀川1000人調査隊の活動について
ビデオやスライドを使って事務局から説明をしました。

ご紹介したビデオは、ぜひ持ち帰りたい、ということで
DVDをその場でさしあげました。

堀川1000人調査隊の市民活動については、会場全体に
驚きの声があがり、次から次へと活発な質問が続き、予定の
時間を大幅に超過してしまうほどでした。

 終始なごやかな雰囲気の中で、とても良い情報交換に
なったと思いました。


配布資料には、WBP堀川応援隊が英訳して
くださった、堀川1000人調査隊のレポートや、
名古屋市が作成した堀川パンフレットの英語版を
使いました。


最後に、視察団の代表から名古屋市の小島主幹に
お礼の言葉がありました。




視察団からは、記念品をいただきました。


説明会のあと、堀川ギャラリー前のシャムズ・ガーデンで
堀川の水辺活用を視察する一行。

シャムズ・ガーデンでも視察団からの質問が相次ぎ
非常に充実した時間となりました。


一行はこのあと、午後の視察地、各務原に向かいました。



最後に記念撮影した視察団の一行です。


視察団からいただいた記念品は、堀川ギャラリーに展示してあります。






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