堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



   巨大なティラピアは、死んでしまいましたが・・・

   平成24年5月20日(日)に実施した、
   第2回 堀川生物調査の結果がまとまりました。

       By 堀川生物多様性対策会議




 事務局より    平成24年6月9日

  堀川1000人調査隊も参加している、堀川生物対策会議が、
 5月20日(日)に実施した、第2回堀川生物調査の結果をまとめましたので
 ご紹介します。

  この調査のときに捕獲した、体長50cm級の巨大ティアラピアは、残念ながら
 名古屋港水族館で、翌日に死んでしまいました。











以下は、平成24年5月20日付で掲載した関連記事です。


事務局より    

  降雨で延期されていた、第2回堀川生き物調査が、5月20日(日)に
 開催されました。

  午前中の稚児宮人道橋、猿投橋付近の調査には、地元の小学生など
 約20名、おとな約30名が参加しました。

  また午後におとな10名ほどが残って中土戸橋上流で行われた調査では、
 地引網になんと、体長48cmほどに大きく成長した熱帯魚、ティラピアがかかり
 なごや生物多様性センターの宇地原永吉さんが捕獲しました。

  上流部の稚児宮人道橋、猿投橋付近では、捕獲できた生き物がやはり少なく
 ちょっと心配です。

  次回の調査は夏ごろを予定しています。

中土戸橋上流で捕獲された、大きなティラピア



中日新聞  平成24年5月21日(月) 朝刊より


この日の調査の光景です。

まずは、稚児宮人道橋付近の調査から。
2つ上流の橋から、みんなで生き物を追い込んで
いきました。

もうすぐゴールの網です。


網でみんなを囲みます。


網で囲った中で、追い込まれた生き物を探します。
でも、なかなか見つかりません。

稚児児宮人道橋の上で、見物する人たち。

モクズガニがいました。



エビの仲間。


お魚もいました。


カイ仲間


トンボの幼虫、ヤゴ。


なごや生物多様性センターのお兄さん、
宇地原さんから、ひとつひとつ、とれた生き物の
説明をみんなで聞きました。



カニが泡をふいているのは、水の外でも
呼吸しやすくするためなんだって。




次は、猿投橋〜志賀橋にかけての調査です。
志賀橋の下に網をはります。



上流の猿投橋のほうから、生き物をおいこんで
いきます。
ここは危ないので大人だけでやりました。

追い込んできた生き物を、網で囲い込みます。


捕獲された、鯉の仲間の、ニゴイ。


目がちょっとかわいいですね。



ここでも、あまりたくさん生き物はつかまり
ませんでした。




次は、中土戸橋です。
このあたりは深いので、ゴムボートを使います。

ボートに、幅30mの地引網をのせて出発。

明日は金環日食。今日も大潮の干潮時間帯は
大きく水位が下がっています。
水深が浅くなった堀川に大きく網を広げていきます。

ぐるっと、直径20mくらいの半円になるように
網を広げてゆきます。


網で堀川を囲い込みました。


みんなで、網を引っ張って、岸のほうに
手繰り寄せます。


なんと、網にかかったのは、体長50cm級の
でっかい熱帯魚、ティラピア。
引き上げるときに、ヘドロで真っ黒になって、
目が見えないのか、ものすごく暴れて出血も。


堀川から水を汲んで、丁寧に洗ってあげると、
ややきれいな色があらわれてきました。




誰かが、観賞用のティアラピアを堀川に放したのかも
しれませんが、下水処理場の下流で、比較的水温が
高いことが、熱帯(アフリカ)原産の魚の生育に
プラスになったのかも。

普通は20cmくらいの大きさのティラピアが、
こんなに大きくなってるのは、はじめて見た、とは
なごや生物多様性センターの宇地原さん(左)と
名古屋港水族館の職員の方(右)のお話。
この日の調査では、捕獲できた生き物が少なく、
やや残念な気持ちで、途中で引き上げた市民も
多かったのですが、最後まで残ったメンバーは
思わぬ大捕り物に遭遇し、笑顔で記念撮影
しました。







以下は、平成24年5月7日付で掲載した関連記事です。


事務局より     平成24年5月7日(月)

  市民と行政でつくる、堀川生物多様性対策会議からのお知らせをいただきましたので
 ご紹介します。



  堀川生物多様性対策会議では、来る5月20日(日)に、第2回堀川生物調査を行います。

  冷やかし、ギャラリー、大歓迎です。

  ご都合の許す方は、ぜひお出かけください。


   下記のご案内の、「4月22日(日)」を、「5月20日(日)」と読みかえてください。

    ⇒第1回 堀川生物調査の様子はこちら





以下は、平成24年1月26日付で掲載した関連記事です。


事務局より   

  平成24年1月26日(木)、北区役所において、第3回 堀川生物多様性対策会議が
 開催されました。

  この日の会議では、昨年12月17日に実施した、第1回現地調査の結果報告
 (下記をご参照ください)と反省、今後の展開について、議論がなされました。

  会議の結果、次回の現地調査は、4月22日(日)の予定で、稚児宮人道橋と
 中土戸橋付近で、網に工夫を施し、成果があがるよう努力することになりました。




以下は、平成23年12月26日付で掲載した関連記事です。


事務局より             


 堀川生物多様性対策会議がが、12月17日(土)に実施した、
第1回堀川の生きもの現地調査の結果をまとめ、報告書を送っていただきましたので
ご紹介します。




以下は、平成23年12月17日付で掲載した関連記事です。



事務局より             平成23年12月17日

  
   「最近、堀川の生きものって、減ってきてないか?」

    堀川上流部(黒川と呼ばれる一帯)で、永年、近くの小学生らと
   水辺の環境学習を続けている黒川ドリーム会などの皆さんから、今年
   こんな声があがってきました。

    そこで、堀川1000人調査隊に参加している、名古屋堀川ライオンズクラブ、
   御用水跡街園愛護会など、呼びかけに応じた市民団体や、市役所・北区役所などの
   行政、生物の専門家などが集まって、今年7月に、「堀川生物多様性対策会議」が
   発足しました。


    市民のちょっとした「気づき」に対し、行政や研究者などが連携してすぐに動き出す。

   こうした動きは、
堀川1000人調査隊などの活動によって定着してきた、名古屋・堀川の
   独特のものであり、全国的にも注目を集めはじめています。



    12月17日(土)、様々な準備を積み重ね、
   「冬で寒いけど、とにかく年内に1っぺんやってみよまいか!」
   というノリで、第1回現地調査が企画されました。


    市民の、「生きものが減ってきている気がする」という気づきだけでは、
   その本当の実態は把握できません。



    行政や研究者の専門的な知識が加わることによって、次のような
   科学的なアプローチに発展してゆくことが必要です。


   「本当に、堀川の生きものは減ってきているのか?」

   「それは、どのくらい減ってきているのか。その原因は何なのだろうか?」

   「それでは、あるべき生態系を取り戻すためには、どのような対策を打てばよいのか?

   「その対策の効果は有効であったのかどうか?」


    堀川生物多様性対策会議は、こうした意図で発足し、その具体的行動の第一弾として
   この日の現地調査になったものです。


    当日は、案の定、大変寒い人となりましたが、午前中はお日様も照って、
   元気なこどもたちも川にはいり、お手伝いしました。

    呼びかけに応じたギャラリーも含め、総勢約50人が参加して生きもの調査がおこなわれ
   少ないながら、生き物を捕獲することができました。

    この日の調査結果については、来年1月までにとりまとめ、
   この堀川1000人調査隊のホームページに発表される予定です。


     
     この調査活動については、前日に読売新聞に記事が掲載されていましたので
    ご紹介します。

     また、テレビなどでも活動の様子が報道されましたので、下記でご紹介させていただきます。


読売新聞  平成23年12月16日(金) 朝刊より


また、テレビ局数社で、この日の様子が紹介されました。














以下は、調査隊の方々が撮影した写真です。
稚児宮人道橋上流側で調査が始まりました。


地獄網を使って、下流側へ魚を追い込んで
いきます。

追い込んだ魚がどうなってるか調べます。


テレビ局も取材にはいっていました。


午後は、猿投橋〜志賀橋で調査しました。


志賀橋の下に地獄網をしかけます。


設置された網です。


上流の方から、網を使って、志賀橋の下に
しかけた網に向かって魚を追い込んでゆきます。


少しずつ、少しずつ、慎重に網を進めます。



地獄網に追い込みましたが、成果はいかに?


網で捕獲された魚です。


こちらも網で捕獲された魚。

残念ながら、冬であったせいか、はたまた
やり方に問題があったのかどうか、
それほどたくさんの魚は捕獲できませんでした。



こちらは、網でなく、タモでたまたまつかまった
比較的大きなマハゼです。

来年春までに、今回の経験をもとに研究をし、
春から夏にかけて本格的な調査活動を再開
することになっています。





以下、平成23年11月29日付で掲載した関連記事です。


事務局より   平成23年11月29日

  堀川上流部で、生きもの観察を行っている、「黒川ドリーム会」などの市民団体から
 最近、堀川で見られる生きものが大変に少なくなっている。何とかしなくてはならない」と
 行政に相談が出され、今年7月に、市民団体の代表と行政関係者の協議が始まり
 9月29日に、「堀川生物多様性対策会議」が発足しました。

  この堀川生物多様性対策会議には、堀川1000人調査隊、黒川ドリーム会、
 名古屋堀川ライオンズクラブなどの市民団体や、行政関係部局が参加、
 官民一体となって堀川の生物の実態を調査し、その上で対策を立て、実施を
 することになっています。


  その第1回現地調査を、12月17日(土)、9時30分から、堀川上流部の稚児宮人道橋と
 猿投橋の下で、実施いたします。

   対策会議では、この現地調査に参加していただける方を募集していますので
  お知らせします。

   日時 12月17日(土)午前9時半から午後3時まで
   場所 稚児の宮人動橋下及び猿投橋
   集合 稚児の宮人動橋

      (車は、近くの中日ハウジングに止めます)

    奮ってご参加ください。(胴長は、十分用意します、とのことです)

   申込み先
      メール  2010@horikawa1000nin.jp
 
         お知らせいただきたい事項
          1)お名前
          2)調査隊または応援隊名
          3)連絡先電話番号
          4)メールアドレス(あれば)
          5)足のサイズを教えていただければ、胴長の準備が可能です。


  
  以下は、堀川生物多様性対策会議がたちあがったいきさつに関する資料です。
 


  今回の第1回現地調査に先立ち、定置網の効力を試すため、
 11月13日(日)に、植田川で捕獲装置の実験を行いました。





   おともだちを誘って、みんなでたいっぱい調査隊、応援隊を作りましょう。

     ⇒募集要項はこちら

     ⇒申し込みフォームはこちら

     ⇒社会実験に関する新聞報道はこちら




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