堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



     全国 水都フォーラム @大阪 が開催され、

      堀川1000人調査隊などの、
      名古屋の、堀川浄化の市民活動を紹介しました。

       日時  平成23年11月11日(金)

       場所  大阪市 「川の駅はちけんや」 地下1階 クロッシングガーデン


    
          


事務局より         平成23年11月11日

  大阪商工会議所、水辺のまちづくり企画推進委員会が主催して、
 「全国 水都フォーラム@大阪」が、大阪・天満橋近くにある、
「かわの駅 はちけんや」 地下1階の、クロッシングガーデンで開催されました。

  このフォーラムは、自他共に認める「水都」、大阪の皆さんが、さらなる大阪の水辺の
 発展をと、全国の水辺で先進的な活動を展開する都市の方々を招いて、開催された
 ものです。

  地元大阪のほか、東京・新潟・広島・徳島・近江八幡とともに、我が名古屋も
 お招きを受けて、このフォーラムに参加しました。

  名古屋からは、堀川にかかわる市民が、大きなネットワークを組んで、活発な市民活動を
 展開している事例を紹介して欲しいとのご意向でしたので、

   堀川1000人調査隊の長期間にわたる水質調査活動とその実績
   行政と市民が強力なパートナーシップを組んで社会実験を積み重ねていること、
   フラワーフェスティバルや・ウォーターマジックフェスティバル、木曽川上下流交流会などの
   市民の手づくりイベントが盛んにおこなわれていること、
   生物観察会や清掃活動に多くの人が参加している様子、

 などをご紹介させていただきました。

  特に堀川1000人調査隊・堀川応援隊が、17,000人を超えるネットワークで
 情報を共有しながら、積極的な市民活動を展開している点については、
 フォーラムのあとの懇親会の場で、多くの参加者の皆さんから賞賛の声をいただきました。

  いつも堀川で一生懸命活動されている名古屋の市民の皆さんに、一刻も早くこのことを
 ご報告して、みんなで一緒に喜んでいただきたい、と心から思い、また私自身も
 本当にうれしく思いました。



  この日の他都市の先進的な事例を聞いて、正直、名古屋・堀川は、
 まだまだこれから、と感じるところが多かったのも事実ですが、多くの市民を巻き込んで、
 大きな運動を展開する、という点においては、まだまだ多くの都市が課題を抱えているのも
 事実のようです。



  わたしたち名古屋の市民も、他都市の先進事例に学びつつ、自分たちがこれまで
 続けてきたことが、外から評価されていることも素直に受け止め、一日も早く、堀川に
 清流が戻る日を夢見て、これからも地道な活動が続けてゆければ素晴らしいのでは、
 と感じた次第です。


  なお、この日のフォーラムでは、これから先、全国の水都がネットワークをくんで
 お互いに学びあい、競いながら、「日本全国に水都がある日本」を目指そうではないか
 という呼びかけをいただきました。

  一年間くらいかけて、どのようなネットワークになるのか、当面、大阪がお世話を
 していただいてネットワーク立ち上げに向かうとのことです。

  この点につきましては、事務局としては、また皆さんのご意見もおききしながら
 対応をしてゆきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。


  この下に、当日の写真、当日配布された資料などをアップしていますので
 ぜひご覧ください。


 
フォーラムの会場、「かわの駅はちけんや」。
その昔、淀川の水運に重要な役割を果たした八軒家浜は、
海舟から川舟に乗り換えて京の都にのぼる中継地
であったそうです。

フォーラム会場のクロッシングカガーデンは、この写真の
1階(実は地下1階です)にあります。
左隣の白い大きなたてものには、京阪電鉄、天満橋駅が
あります。

約150名の席が用意された会場のクロッシングガーデンは、
ほとんど満席になりました。

出席された方の多くは、大阪周辺の市民団体、企業、行政の
皆さんですが、名古屋からも、「佐藤ファミリー」応援隊が
参加してくださいました。






基調講演は、大阪府立大学21世紀研究機構教授の
橋爪紳也先生。

「水都のポテンシャルとネットワークによる発信」という
テーマで、お話をされました。

ご自身、大阪の運河を遊び場として育った体験も交えながら
昔は整備もされていなかった大阪の水辺が、この数年で
大きく変貌したことや、日本全国の水都をネットワークで
結び、「水都」を日本のブランドとしてネットワーク化して
ゆくことを呼びかけられました。



名古屋の堀川の話は、5番目の事例として発表の機会を
いただきました。

名古屋で活発に活動している堀川1000人調査隊の
皆さんの調査活動、フラワーフェスティバル、ウォーターマジック
フェスティバル、木曽川上下流交流などの市民の手づくりイベント、
生物観察会や清掃活動、七里の渡しや堀川定期便などの
市民による舟運実験など、たくさんの事例を紹介させていただきました。

名古屋の堀川は、水都大阪などと比べ、まだまだ整備面で
遅れている面は否めませんが、市民の心意気という面では
「水都・名古屋だと思っている」と、皆さんの活動を、胸を張って
ご紹介させていただきました。

最後に総括をされた、大阪市立大学大学院工学科
准教授の、嘉名光市(かな・こういち)先生。

「7つの都市の活動それぞれが水都にふさわしい」と
いくつもの「キーワード」をあげてまとめられ、
2011年11月11日という、珍しい数字が並んだ
今日のこの日を日本全国の水都を結ぶことになった
歴史的な日にしよう、と呼びかけられました。


名古屋・堀川の市民活動や、そのネットワークに興味を
もたれた方がたくさんいらっしゃいました。

 フォーラム後の懇親会では、そうした方々と色々な
お話をさせていただき、また勉強させていただきました。



水都・大阪は、「水と光」をテーマにコーディネートされて
きたのだそうです。


日が落ちて、水辺を光が美しく彩りはじめると
とてもうらやましく感じ、堀川を生かしたまちづくりが
名古屋でも早く進んでほしいもの、と思いました。




フォーラム当日に、参加者に配布されたチラシです。

先進的な取組みをされている、大阪・東京・新潟・広島・近江八幡・徳島の事例も
この下に掲載していますので、ぜひご覧ください。




















以下は、平成23年10月6日付けで掲載した関連記事です。


事務局より    

   名古屋の活発な市民活動を、ぜひ全国に紹介して!


   大阪は、誰もが認める水の都ですが、その大阪で、全国各地で水辺のまちづくりに
  取り組む国内の都市の取組みを紹介する、「全国 水都フォーラム@大阪」が
  11月11日に開催されることになりました。
  
   大阪商工会議所などが主催するこのフォーラムに、名古屋からは、堀川1000人調査隊などに
  代表される、活発な市民活動をテーマに発表をしてくださいというご招待をいただきました。

   当日は、大阪のほか、東京・広島・徳島・新潟・近江八幡とともに、名古屋の事例を
  ご紹介させていただくことになっています。

   
   開催地が遠方ではありますが、もしご興味ある方は、ぜひ下記のチラシをご参照の上
  お申込みください。










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