事務局より
平成23年4月1日より実施された、名古屋市役所の組織改編で
「堀川総合整備室」という名前がなくなってしまったと、市の方からお聞きしました。
これまで、私たち堀川1000人調査隊をはじめとして、市民の皆さんが
頼りにし、期待をしていた部署であっただけに、
「名古屋市の堀川への取り組み姿勢が、後退してしまったの?」という
心配の声が、さっそく私ども事務局にも届いています。
そこで、調査隊事務局では、今後、堀川を管轄することになった
緑政土木局河川部、河川計画課の堀川担当の方に下記のような質問をし
ご回答をいただきましたので、ご紹介します。
結論としては、名古屋市としては、堀川に対する取組みが後退したというより
むしろ一層前向きに取り組んでいく姿勢を強化された、ということだそうですので
ご安心いただければと思います。
以下、Q&Aです。
Q. 名古屋市では、この4月の組織再編で、
「堀川総合整備室」がなくなってしまったとお聞きしました。 私たち市民からは、名古屋市の堀川への取組み姿勢が後退したのでは?
とも 感じられてしまうのですが・・・・ 今回の組織再編の意図など含め、教えていただけませんか?
A 今回の組織再編で、これまで堀川総合整備室で行っていた業務は
河川計画課で引き続き行うことになりました。
業務に携わる職員の数は昨年と変わっていません。
イベント時などには、昨年同様、河川部の職員全体で
対応していくことに変わりありません。
また、河川計画課では市内の河川全体に関わる業務を行っていますので、
より多くの情報などを密に共有できたり、他部局での取り組みとの連携も
深まると考えています。
Q. なるほど。名古屋市としては、堀川への取組みに消極的になった、というより
むしろ、もっと積極的に取り組むようにした、ということですね?
私たち市民との協働については、従来どおりと考えてよろしいのでしょうか?
A もちろん、これまでと同様、市民の皆さんと一緒に堀川について
取り組んでまいります。
Q. 「堀川を中心としたまちづくり」ということをよく市長がおっしゃられますが
具体的にはどんなことを考えているのでしょうか?
A 昨年、「堀川まちづくり協議会」を発足しましたが、
これは堀川地域に眠る歴史文化を掘り起こすとともに、
堀川を新たな都市軸としたまちづくりを推進することを目的としています。
具体的な内容は、現在その中で議論しているところですが、
たとえば、歴史的資産の活用や水辺に近づける憩いの場の整備などを
検討しています。
また、堀川周辺のまちづくりには、市民のみなさんの力によるにぎわいづくりも
欠かせないものだと思っています。
平成23年3月にはその具体の取り組みとして、日置橋上流に、
名古屋堀川ライオンズクラブから寄贈いただいた桜の植樹を行ったところです。
Q. 私たち市民が、「堀川のことはどこに聞いたらよいの?」ということが
よくあるかと思います。
そういうとき、たとえば市役所に電話をかけるときは、どうやってたずねれば
よいのでしょう? 私たちにとっては、「堀川総合整備室」という組織があることで、
何でもここに 相談すればよい、という感じがして、とても心強かったのですが・・・
何かわかりやすいワンストップ窓口としての表示あるいは表現などは、
考えていただけないものでしょうか?
A 河川計画課の中に堀川担当があります。
そこでこれまでと同様業務を行っていますので、
こちらへお問い合わせください。
電話番号は、堀川総合整備室の時と同じ(972-2891)です。
市役所の代表電話におかけの場合も、
「堀川のことについて」とおっしゃっていただけば、こちらへつながります。
どうもありがとうございました。
私たち市民は、堀川浄化・再生について、名古屋市にとても期待しています。
これからもどうぞよろしくお願いします。 (以上)
調査隊事務局では、これ以外にも調査隊・応援隊の隊員の皆さんが
疑問・確認したいこと等あった場合は、名古屋市に色々お尋ねしたいと
考えております。
何かございましたら、事務局アドレスまで、メールください。
2010@horikawa1000nin.jp
|