堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



   調査隊 Q&A

   堀川右岸滞水池は、稼動していないの?

    
朝がたの大雨で、下水排水溝から、大量の水や枯葉が・・・・

      調査隊員の疑問を、名古屋市上下水道局に尋ねました。




事務局より

  平成23年2月28日、御用水跡街園愛護会調査隊、山田隊長から
 堀川右岸滞水池について、ご質問をいただきました。

   事務局で、名古屋市上下水道局に問い合わせをしたところ、
  下記のようにご回答をいただきましたので、ご紹介します。


 質問の内容
   
   堀川右岸滞水池は稼動していないの
    2月28日(月)、今朝の大雨で堀川を見回りに行きましたら
   下水排水溝からゴ−ゴ−と水が流れていました。
    大幸川からは落葉や枯れ枝が大量に流れて来ていました。

    城北橋の近くに建設していました雨水滞水池は去年の
ビデオを見ると
   平成22年7月頃から稼動する様なお話でしたが、稼動していないのでしょうか?

     事務局注
       山田さんが、瑠璃光橋で下の写真のように、雨水吐(うすいばき)から、
       たくさん水が出ていたのを見つけたので、上記のような疑問をもって、
       見回ったところ、木津根木津根橋ではあまり水が出ていなかったが
       猿投橋、志賀橋、北清水橋では、たくさん水が出ていたそうです。


  上下水道局からいただいた回答
    

ご質問の主旨

    堀川1000人調査隊、隊員の方から 
    「先日、平成23年2月28日未明からの雨に対し、同日朝に
   瑠璃光橋、猿投橋、志賀橋、北清水橋の各付近の雨水吐から、
   大量の越流水並びに落ち葉などの流出があり、市の方で
    既に整備された堀川右岸雨水滞水池が供用しているのに、
    なぜこのような状況になるのか、という主旨のご質問をいただきました。

  ご質問への回答

    合流式下水道の改善施策の一つとして、堀川右岸雨水滞水池は、
   昨年9月より稼動していますが、この雨水滞水池は合流式下水道から
   雨天時に堀川へ放流される汚れを削減させるものであり、雨水滞水池が
   稼動しても一定量以上の雨が降ると、雨水吐から雨水は放流されます。

 具体的には、雨水滞水池は、路面など街の汚れや汚水の一部を含んだ
  汚れの度合いが大きい降雨初期の雨水を、水処理センターで処理するために
  一時的に貯めておく施設
のため、雨水滞水池が満杯に近づいたり、強い雨が
  降ると、雨水吐から雨水が堀川へ流れます。

   貯めた雨水は、水処理センターへ送りきれいにして川へ流すため、
  堀川へ放流される汚れを減らすことに大いに寄与いたします。

  平成23年2月28日の状況については、未明から降り続いた雨に伴い、
   雨水滞水池についても、同日午前4時頃には貯留管が満水状態となったため
   雨水吐から雨水が流れ出ていたと考えられます。

 
    なお、隊員の方から、同日朝に越流していた雨水吐として報告を受けました箇所
   (瑠璃光橋、猿投橋、志賀橋、北清水橋の各付近)のうち、志賀橋付近を除いて
   堀川左岸側からのものと考えられますが、左岸区域についても現在、市の方で
   雨水滞水池の整備を鋭意進めております。

   
   事務局記
     堀川左岸滞水池の整備により、今後さらに堀川の浄化が進むことを
    期待したいと思います。


瑠璃光橋付近の様子


猿投橋付近の様子


志賀橋付近の様子

北清水橋付近の様子














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