堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



   中川区の八熊小学校5年生が、
   
     半年間の堀川の総合学習の成果を、発表しました。

      平成22年11月20日(土)
      中川区 八熊小学校講堂





事務局より

  平成22年11月20日(土)、名古屋市中川区にある、八熊小学校の5年生は
 1学期から半年間にわたって調べてきた、学区内を流れる「堀川」についての
 総合学習の成果を発表しました。

  この日開催された、全校の学習発表会(ワイワイフェスタ)において、
 5年生のみんなは、持ち時間約30分をいっぱい使って、堀川の歴史や
 昔の堀川がみんなに愛されたようす、上流部で自分たちが体験した生き物調査、
 船に乗ってクルーズで体験した堀川の下流部の様子、
 堀川を天の川のようにするためにペットボトルで豆電球入りの船をつくったこと、
 などを、次々にテンポよく紹介しました。

   また、学習した内容も、下記のように、実にもりだくさん発表されました。

    堀川の汚れる原因を調べてゆくうちに、名古屋市の合流式下水道の仕組みが
   堀川の汚れと関係があることを学んだこと

   下水処理の仕組みを勉強するために、名城水処理センターにでかけていったこと

   汚れた下水の水を微生物が分解してきれいにしていること、

   大雨がふると、下水の水は、水処理センターまで到着する前に、
   堀川にあふれ出てしまい、堀川を汚す原因になっていること、

    たとえば、大雨のときに、みんなで一斉に洗濯をしたら、堀川に
   白い泡が流れ込むんだよ。

   それを解決するために、名古屋市では、地下に大きなトンネル(雨水滞水池)を作っていること

   でも、それは、まだまだ長い時間と、大きなお金が必要であること

   自分たちにできることは、
    「水をせつやくして使う」
    「どろっとした水を流さない」
    「給食は残さずに全部食べる」
    「コロッケカレーを食べたお皿は、紙などでふき取ってから洗うと、
     堀川をきれいにする助けになる」
    「絵の具は、必要なだけパレットに出して使う。
     出しすぎて余った絵の具が堀川を汚す元になること」、、、、等々。


   こんな目いっぱいの内容が次々に発表されました。

   特に、雨水と生活排水が混じって堀川に汚い水が流れ込む様子。

   テレビをビデオ録画した画面を、こどもたちが紹介すると、
  会場の児童たちだけでなく、お父さんやお母さん、学区の大人の人たちも
  みんなシ〜ンと静まり返って、食い入るように見ていました。

   おそらく、「堀川の汚れと自分たちの生活との関わり」について、
  これほどリアルな説明を聞いたのは、会場のほとんどの大人の人も
  初めての体験だったのではないでしょうか。


   そういう意味でも、「八熊小学校5年生調査隊」の活躍は、
  素晴らしい成果を残したと感じました。


堀川スターフェスティバルで、ペットボトルの
中に豆電球を入れた船を作るのに、みんなで
一緒に参加しました。

堀川にかかる橋は50以上もあります。

「おとうバシ」では、ありません。
川が濁らないように、「おとうハシ」と
読んでくださいね。

堀川クルーズでみた、名古屋の素晴らしい
光景を発表。


川が汚れる原因

雨がふると堀川が汚れるって話は
みんな知ってました???


合流式下水道の勉強までした5年生たち。

大人も知らない話が続出で、会場はシ〜ンと
静まりかえって、真剣に説明を聞いていました。

自分たちのできること、
お皿洗いは手伝います!

コロッケカレーを食べたお皿は紙でふいてから
洗おうね。

絵の具は、必要なだけをパレットにだして
使おうね。

身近な提案がいっぱいの5年生の発表でした。
堀川1000人調査隊のメンバーとして
しっかり発表できました。
 「八熊小学校5年生調査隊」、がんばったね!

学習の成果も講堂に展示されました。















以下は、平成22年9月3日付けで掲載した関連記事です。


事務局より

  中川区の八熊小学校5年生39名は、学校の近くを流れる堀川を題材に
 総合環境学習を続けてきていますが、平成22年9月3日(金)、堀川で
 実際に船にのって、堀川を船の上から観察する乗船体験をしました。

  学校から白鳥の桟橋までみんなで歩き、桟橋から船に乗った小学生たちは
 はじめて体験する堀川のクルーズを元気に楽しみました。

  船は、白鳥から名古屋港までを往復しましたが、7月には上流部の
 水遊びを体験したこども達は、今度は同じ堀川が、海につながっていることを
 体験、名古屋港では大きな魚が、ぽ〜んと飛び上がるのを見て、一斉に
 「わ〜〜!」と驚きの声をあげていました。

  ほとんどのこどもたちが、堀川で船に乗るのは初めての体験で、
 川から見たまわりの景色の様子、川幅の変化、水に浮いているゴミなどを
 自分の目でみて一生懸命メモにとっていました。

  八熊小学校では、11月20日(土)に学習発表会、ワイワイフェスタが開催
 されますが、5年生のみんなは、半年間勉強してきた堀川について、
 これから学習の成果をまとめて発表をするとのことです。





以下は7月9日に掲載した記事です。

事務局より

  中川区の八熊小学校の5年生39名は、学校の近くを流れる堀川を題材に
 総合環境学習をはじめていますが、平成22年7月9日(金)、校外学習として
 北区にある下水道科学館を見学しました。

  自分たちの生活に直接する下水道、そして下水がきれいになったものが
 堀川に直接流れ込んでいる様子に、みんなは、一様に驚きの声をあげていました。

  実際に、汚い水をきれいにする施設にはいってゆくと、「ワッ! くっさ〜い」と
 鼻をつまむこどもたちが続出。

  現地を体験する学習ならではの姿が見られました。

  この日の校外学習には、堀川1000人調査隊実行委員会の会長である
 梅本隆弘さん、御用水跡街園愛護会調査隊の山田隊長、そして北区役所の
 まちづくり推進室のみなさんにもご協力いただきました。


  下水道科学館見学のあと、児童たちは堀川沿岸を散策、北区役所で
 お弁当をたべたあと、梅本会長のリードで、はじめて堀川での水遊びを
 体験しました。

   少し小雨がぱらつく天気でしたが、みんな元気に校外学習を楽しみました。


   以下は、御用水跡街園愛護会調査隊、山田隊長のレポートです。

  雨の中、八熊小学校5年生40名が、午前中は下水道科学館を
 見学して、午後から堀川の稚児宮人道橋の所に
自然体験学習に来てくれました。

  ドリ−ム会会長の梅本さんやロマン黒川の皆さんでお手伝いしてきました。

  初めて入る堀川に先生始め子供達は大喜びで水と戯れていました。

  雨が本降りになってきたので、早々に川から上がり「中日ハウジングセンタ−」
 2階の事務所をお借りして着替えをしてから、梅本さんと堀川の事について
 質疑
応答をし、一層堀川の勉強をしたと思います。

  今回はハウジングセンタ−の所長さんの好意に甘えて、
着替えや
 勉強が出来ました事は、本当に感謝しています。






















以下、6月に掲載した関連記事です。


事務局より

  中川区の八熊小学校5年生、39名が、学校の近くを流れる堀川を題材に
 総合環境学習をはじめました。

  第1回の学習会には、堀川1000人調査隊の事務局が協力、
 「ホリゴンの堀川のはてな?」というスライドを使って、堀川の歴史や役割
 水質の様子、堀川が汚れる原因、堀川の景色、堀川にすんでいる生き物など
 いろいろなことについて勉強しました。

  5年生のみんなは、堀川にますます興味をもった様子でした。
 
  今後11月に行われる学習成果発表会に向けて、ほとんどの子が
 行ったことのない上流部に出かけて水遊びや生き物探検をしたり、
 船に乗って堀川を水の上から観察したり、堀川スターフェスティバルに
 参加して工作を経験したりする予定だそうです。

  5年生のみんなが、堀川のことを一生懸命勉強してくれると思うと
 とてもうれしく思いました。




調査隊事務局が、八熊小学校用に編集した、堀川クイズです。


クイズ第一問をご紹介します。

みんな一斉に、「X」!!



さすが八熊小学校の5年生、全員正解でした (*^_^*)




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