堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録



   堀川再生フォーラム
    「都市河川・堀川の再生に向けて」

    土木学会中部支部 調査研究報告会が開催されました。


     日時   平成21年10月3日(土) 
            13:30〜16:40

     場所   名古屋都市センター 11階 大研修室

   
      


 事務局より
 
  平成21年10月3日、堀川応援隊にも参加している、堀川再生フォーラムの
調査報告会、「都市河川・堀川の再生に向けて」が開催されました。

  名古屋工業大学の秀島栄三准教授からは、「堀川再生の取り組みについて」
  名古屋工業大学の富永晃宏教授からは、「堀川の汚濁負荷について」
  中部大学の武田誠准教授からは、「堀川の浮遊ゴミと臭いとヘドロについて」
  名城大学の原田守博教授からは、「堀川周辺の地下水状態とその活用について」

 それぞれ報告がありました。

   その後、東京の日本橋川の事例、大阪の道頓堀などの事例についても
  紹介があり、名古屋の堀川の事例との類似点、相違点などが検討されました。

   この日の報告会では、名古屋の堀川については、堀川をどのようにしてゆきたいのか、
  というグランドデザインが描けていない点について、名古屋がこれから取り組んで
 いかなければいけない課題である、という指摘があがりました。

   一方で、名古屋では市民が中心となって、継続的な調査活動や啓発活動が
  推進されているという点については、非常に先進的である、という評価もされ、
  今後もこうした点を名古屋の強みとして伸ばしてゆくことが大切である、との
  認識が共有されました。

   この日の報告会には、定員150名が満席状態となり、しかも閉会の17時近くまで
  ほとんど全員が帰らずに最後まで参加していました。
   こうした名古屋の市民の熱心さにも、大きな評価が与えられました。

   この日の詳細なレポートにつきましては、入手でき次第、またご報告させて
  いただきたいと思います。


開会のあいさつをされる
名古屋工業大学富永晃宏教授

会場には定員いっぱいの150名の市民たちが
集まりました。

ほとんどの人が最後まで席を立たなかった
熱心さも高く評価されました。


市民や大学などの堀川再生への
取り組み事例が報告されました。


堀川を浮遊するゴミや臭い、ヘドロといった
市民の身近なテーマについても、学術的な
研究成果が報告されました。
全国の都市の抱える共通課題や
その解決へのヒント、キーワードについても
紹介されました。


ご参考
     案内文

堀川再生フォーラム御参加の皆様
堀川再生に関心のある皆様

 堀川再生フォーラム
 土木学会中部支部調査研究報告会
   「都市河川・堀川の再生に向けて」 のご案内


●主旨: 環境意識の高まり,韓国清渓川再生の話題などを背景に
      都市河川の再生に視線が多く向けられるようになりました.

      東京,大阪,名古屋いずれの都市圏も同様に、都市河川再生が
     ホットな話題となりつつある一方で、地域や河川ごとに課題の内容,
     置かれた条件に様々な違いが見られるようです.

      そこで前半は土木学会中部支部の調査研究助成を得て行ってきた
     堀川再生フォーラムの研究成果を報告し,後半は各都市圏で
     都市河川再生に係っておられる皆様にお集まりいただき,
     共通点と相違点を明らかにすることから始め,取り組みに係る知見や
     認識の共有を図ります.

     本行事が今後に向けて政策的な課題解決の糸口,連携関係の形成が
    引き出される機会となれば幸いです.


● 主催: (社)土木学会中部支部 
  共催:(財)名古屋都市センター

●開催日:平成21年10月3日(土)

●会場:名古屋都市センター・11階・大研修室
    (名古屋市中区金山町一丁目1番1号 金山南ビル内)
      http://www.nui.or.jp/

●プログラム
13:30〜13:40 開会挨拶
13:40〜13:50 堀川再生の取り組み     秀島栄三(名古屋工業大学准教授)
13:50〜14:10 堀川の汚濁負荷について  冨永晃宏(名古屋工業大学教授)
14:10〜14:30 堀川の浮遊ゴミと臭いとヘドロについて  武田誠(中部大学准教授)
14:30〜14:50 堀川周辺の地下水状態とその活用    原田守博(名城大学教授)
14:50〜15:00 全体質疑
15:00〜15:10 休憩
15:10〜16:40 パネルディスカッション「都市河川を再生するとはどういうことか」

 パネラー(敬称略):
   井上智夫(日本水フォーラム/(財)リバーフロント整備センター),
   篠生政士(日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会企画委員),
   芝池利尚(大阪府都市整備部河川整備課長),
   冨永晃宏(名古屋工業大学教授),

 コーディネーター:松尾直規(中部大学教授)
●定員:150名(申込先着順),聴講無料.

●申込方法:参加希望者は,参加申込書(土木学会中部支部ホームページに掲載)に
     明記の上,下記宛にメールもしくはFAXにてお申し込み下さい.

●申込期限:平成21年9月25日(金)必着 参加証をメールにてお送りします.
  参加証は当日ご持参ください.

●申込先・問合先:(社)土木学会中部支部 
         〒460-0008 名古屋市中区栄2-9-26ポーラビル8F

      TEL:052−222−3705  FAX:052−222−3773

  E-mail:jsce758@quartz.ocn.ne.jp
  ホームページ:http://www.jsce.or.jp/branch/chubu/


  本行事は土木学会認定CPD(継続教育)プログラムです.
  土木学会以外の建設系CPD協議会加盟の団体所属の方で
  証明書が必要な場合は,http://www.cpd-ccesa.org/unit_assent.php より
  ダウンロードし,必要事項をご記入の上,当日ご持参ください.







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