堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録


  平成20年度、第2回堀川再生フォーラムが開催されました。

   2010年に名古屋市が誘致している第10回生物多様性条約締約国会議
  (COP10)について勉強しました。

       
日時   平成20年9月22日(月)  18:00〜20:30
          場所   名古屋工業大学



 平成20年9月22日(月)、名古屋工業大学において、本年度第2回目の
堀川再生フォーラムが開催されました。

 このフォーラムは、大学、企業、NPOや市民が自由に参加できる研究会で
主に堀川の浄化・再生における技術的な面について研究する会になっており
名古屋市など行政の方々も参加しています。

 また、堀川再生フォーラム自体も堀川応援隊に参加をしています。


 この日は、約30名の参加者が集まり、名古屋市が2010年10月に
誘致を決定している、第10回生物多様性条約締約国会議(COP10=コップテン)
について、堀川の水質改善の活動などがどう関連してくるのか、またどんな
取り組み方をすればよいのか、を勉強しました。


 講師には、名古屋市環境局環境都市推進部生物多様性企画室
主査 伊藤 毅 様をお招きし、この会議の開催の主旨、市の取り組みについて
お話をお聞きしました。

 また保全生態学が専門の名古屋工業大学増田理子准教授も出席して
いただき、アドバイスなどをいただきました。


 名古屋市が策定しようとしている生物多様性なごや戦略には、東山の森づくりや
藤前干潟の保全と並んで、堀川の再生が大きな柱のひとつと考えられているそうです。

 身近な自然の保全・再生を通して生態系のネットワークを保全・再生し、また在来種の
保護をはかる一方、将来に向けては、市民の生活スタイルの転換をはかり、地産地消や
食育の推進・CO2の削減などを進めてゆくことをめざす、という方向で戦略策定の作業を
進めているそうです。


 参加者からは、多方面から様々な質問や提言がなされました。

 この日のフォーラムは、参加者自身にとっても勉強となったと同時に、
名古屋市にとっても色々参考にしていただけたのではないかと思います。


名古屋市の伊藤主査から説明をうけました。


市民参加、市民と行政の連携・協働のための
枠組みが考えられているそうです。

熱心に話をきく、参加者の皆さん。
会場からはたくさんの質問・意見が出て、有意義な
フォーラムとなりました。






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