堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

         活動の記録


  9月13日(土)、吹上ホールで、「水源の里を守ろう、第1回木曽川流域集会」が
 開催されました。

  堀川1000人調査隊からも有志が多数参加しました。

        日時  平成20年9月13日(土) 13:00〜15:00
        場所  名古屋市吹上ホール9F展望ホール


事務局より

 2008年9月13日(日)、木曽川の水源の里を守ろう、という主旨で、木曽川流域上中下流の
自治体関係者やNPO法人、市民などが集まって、「第1回木曽川流域集会」が、吹上ホールで
開催されました。

 堀川にも2007年3月より、木曽川からの導水実験がはじまっており、木曽川の清流の恩恵を
受け、このところ堀川の水質がかなり改善されていることが、堀川1000人調査隊の活動報告からも
明らかになってきています。

 堀川1000人調査隊事務局では、堀川と強い関わりのある木曽川に関するこの集会があることを
メーリングとホームページでご紹介させていただきましたが、当日はこの情報によって、たくさんの有志の
方が会場にかけつけていただきました。


 この集会では、主に長野県の木曽川上流地域、岐阜県の飛騨川上流地域の町村の首長の
方々が、上流部で、人口の過疎化や、国からの財源圧縮、けものからおそわれる被害、
洪水の恐怖などと日々たたかいながら、水源の森を守りながら、農業生産や特産品の開発など
によって何とか町村民が生計を維持しようと努力している現状などが、なまなましく紹介されました。

 また、名古屋市、半田市など下流域の副市長が、下流域から上流域への感謝・思いやりや
具体的な流域交流活動を通じた、水源確保のための支援・交流などについて考え方や実績などを
発表されました。

 また現在は木曽川の水源の水質が全国的に見てもたいへん上質であることが紹介され、
上流域から下流の取水口までこの水質が維持されるためには、中流部で計画される産業廃棄物
処理施設など、汚染源となりうる要因などに対しても、冷静に、あるべき対応をとってゆく必要が
あることなども、市民団体の代表者から発表されました。

 最近話題になっている、食料自給率・食の安全についても、水源の里は、水源を守るだけでなく
食料、農産物の供給源でもあり、安全安心で、生産者の顔の見える産地直送などを活用して
水源の里を経済的に支えつつ、下流域の都市部の人たちが安心して食べ物を口にできることを
考えることも必要ではないか、という提言などもなされました。


 木曽川流域には約500万人の人が生活をしていて、毎日の飲料水、生活用水、工業用水などに
木曽川の水の恵みをうけているのだそうです。

 この日の会議にはこれら上中下流域の市町村関係者もほとんど参加され、第1回としては相互理解の
ために大きな成果のあった集会になったように感じました。

 この木曽川流域集会は、今後適宜続けられるそうですので、情報が入り次第、また皆様にお知らせさせて
いただきます。 


水源の里の実情を理解し、流域全体で考えて
ゆこうという主旨で開催された第1回木曽川流域
集会。
会場にはたくさんの人が集まりました。
堀川1000人調査隊からもたくさんの有志が参加
していました。


名古屋市が実施している上下流交流の具体的
事例などについて発表された、山田雅雄名古屋市
副市長。

上流域市町村、下流域の副市長が、意見を交換した
パネルディスカッション。



中日新聞  2008年9月8日(月) 朝刊より





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