第３ステージ大潮下げ潮時第１回縦断調査

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　堀川を清流に

　　堀川１０００人調査隊２０１０

　　　　　　　　　活動の記録

　　　２００８年４月６日(日）
　　　　ドクターホーワ調査隊＋調査隊事務局が実施した
　　　　大潮下げ潮時の第１回縦断調査の様子をご紹介します。
　　　　
　　　　　　　日時　　　　平成２０年４月６日(日）　　０８：３０～１０：３０
　　　　　　　　場所　　　　　名古屋市堀川上中流域

ドクターホーワ調査隊＋調査隊事務局のレポートをご紹介します。

調査日　2008.4.6

天候　　前日　晴れ　　　当日　晴れ

　庄内川導水　あり
　木曽川導水　あり
　名古屋港の干潮　午前５時５５分　　　満潮１２時０８分

桜のきれいな堀川を縦断調査。でも冬場よりは数値が悪い感じ。

　上流部から中流部にかけては桜が満開。
　特に名古屋城周辺には朝早くからたくさんの人出がありました。

　秋から冬にかけての縦断調査では、透視度が100cmを超える場所がたくさんありましたが
残念ながら、全般的に数値は低めで、特に景雲橋より下流では、汲んだ水の臭いも鼻につき
やや数値が低めでした。

　松重閘門、山王橋では、上流と比べてややCOD値が低かったのが意外な感じがしました。

　以下、データです。

時刻	調査場所	透視度（ｃｍ）	COD(mg/L)	特記事項
8:27	辻栄橋	84	8
8:44	黒川橋	100	5
8:52	北清水橋	100	8	わくわく井戸水　COD2 透視度軽く100cmを突破
9:05	金城橋	92	9
9:12	城北橋	80	11	川辺に立っていても少しどぶ臭いにおいがする
9:20	中土戸橋	78	12
9:28	朝日橋	58	29	汲んだ水は生ゴミのようなにおい
9:48	小塩橋	70	20
9:48	景雲橋	57	20	汲んだバケツにヘドロのかたまり。すすのような黒い浮遊物多数。汲んだ水はどぶ臭あり
9:55	中橋	62	20	汲んだ水はどぶ臭あり
10:03	天王崎橋	56	20	汲んだ水はどぶ臭あり
10:15	松重橋	65	15	汲んだ水はどぶ臭あり
10:25	山王橋	55	15	汲んだ水はどぶ臭あり　黒いすすのような浮遊物あり


辻栄橋から上流をみた桜並木。		木津根右岸を下流側に走る道の様子。

猿投橋。今日は全く白い泡がありませんでした。		さかなを横にくわえてご満悦な様子。猿投橋下流にて。

黒川橋（志賀橋のすぐ下流）から北清水橋をのぞむ。このあたりは木曽川導水の効果がもっとも高く透視度は100cmを突破。		北清水橋からひとつ上流の黒川橋をのぞむ。

北清水親水広場に作られた、「清水わくわく井戸水」湧き出た井戸水はとんぼ池から堀川に流れこみます。		井戸水を透視度計にいれたら、ほら、気持ちのいいほどくっきり見えますね。

金城橋から城北橋方面をみる。		城北橋のゴミキャッチャーには、桜の花びらがいっぱい集まっていました。

中土戸橋から下流を見る。		朝日橋の光景。このあたりでは、汲んだ水が生ゴミのようなにおいがして、ちょっと不快感がでてきます。

朝日橋たもと（左岸下流側）に放置してあった盗難車と思われる自転車２台。一台はタイヤがはずされていました。		景雲橋では、汲んだ水にへどろの破片やすすのような黒い浮遊物がいっぱいはいってきました。

中橋から下流を見る。		天王崎橋から下流を見る。

松重橋。下げ潮時には、中部大学調査隊の研究どおり船だまりにゴミが滞留。桜の花びらでそのようすがよくわかりました。		山王橋から下流を見る。