|
12月27日に錦橋から尾頭橋間、大瀬子橋から高潮防潮堤間を
歩きました。
これで11月24日と12月1日に歩いた区間をあわせると、堀川の
上流の元杁樋門から下流の高潮防潮堤間をすべて歩いたこと
になります。
歩きのスピードで堀川に接することで、生き物たちの息づかいを
感じることができました。
生き物たちは、「水辺に木がある場所」、「材木が浮かんで
いる場所」、「陸と水面が緩やかに連続している場所」に多か
ったです。
カモメは松重閘門と瓶屋橋から下流の川幅が広いところで多
く見られました。
□水辺に木がある場所
(写真1:元杁樋門〜猿投橋間、写真2:錦橋上流)
水辺にたくさん木がある場所は、元杁樋門〜猿投橋、城北橋
〜中土戸橋、伝馬橋〜錦橋、旗屋橋〜大瀬子橋などです。
キジバト、ハト、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラ、メジロ、ウグイス、
ジョウビタキ、カワセミなどが見られました。
キジバト、ヒヨドリが木の実を食べていました。
ウグイスが里山から平地におりてき、水辺の茂みで「ジッ、ジッ、ジッ」と
鳴いていました。
オレンジ色(オス)でとても小さく可愛らしいジョウビタキが木の枝にとまって
「ヒッ、ヒッ、ヒッ」と鳴いていました。
ジョウビタキは、あの小さな体で大陸から海を渡って来ます。
カワセミが水面に張り出した枝にとまり、魚をねらう姿も見られました。
□材木が浮かんでいる場所
(写真3:住吉橋上流、写真4:付着している貝)
山王橋から下流には、ところどころに材木が係留されています。
係留された材木には、たくさんの生き物がいます。
餌場や休む場所になっているようです。
カモ、セキレイ、チドリ、シギ、サギの仲間、カワセミが見られました。
ボラ(回遊魚)やカダヤシ(外来種)などの魚たちもいます。
係留された材木についている藻や貝や虫などを食べるために集まってくるのでしょうか。
写真4は係留された材木にびっしりと付いた貝の様子です。
水の浄化にも役立っているかもしれませんね。
□陸と水面が緩やかに連続している場所
(写真5:金城橋〜城北橋間、写真6:紀左衛門橋下流)
カモ、セキレイ、チドリ、シギ、サギの仲間が見られました。
餌場や休む場所になっているようです。
オナガガモとコガモが気持ち良さそうに日向ぼっこしていました。
瓶屋橋から下流部分には、干潮時に干潟のようになる場所もあり、
たくさんの鳥が集まっていました。
|
|