堀川を清流に |
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木曽川導水停止後の堀川の水質の変化を検証! 第7回 堀川1000人調査隊会議が開催されました。 私たちは今後、堀川をいかしたまちづくりにも積極的に 参画しながら、堀川の浄化・再生にまい進するという 決意表明文を採択しました。 日時 平成22年9月11日(土) 13:30〜16;00 場所 名城水処理センター |
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事務局より 平成22年9月11日(金)、名城水処理センターにおいて、 第7回調査隊会議が開催されました。 この日の会議では、今年3月22日に木曽川からの導水が停止して以降の 4月〜6月に行われた市民調査隊による統計分析などの結果が発表、検討されました。 この日に報告された、木曽川導水停止後の堀川の状況の 変化のポイントは下記の通りです。 (1) 木曽川からの導水が3月22日に止まったことにより、堀川には 明らかに変化が認められ、あらためて導水期間中の効果が確認された。 (2)導水地点(猿投橋)に近い区間(猿投橋〜城北橋)では、 水の汚れの印象・透視度・COD・泡の発生状況・においの 5項目すべてについて、導水停止後の悪化が確認された。 (3)導水地点からやや離れた、朝日橋〜松重橋の区間においては 水の汚れの印象・透視度・CODについて悪化が確認された。 しかしながら、泡、においについては、明らかな違いは確認できなかった。 透視度・CODなどは堀川の水が導水の希釈効果を受けていたため、 導水停止後、悪化が進んだとみられる。 一方、泡、においについては、水底のヘドロなど、低質に関係があると 考えられ、導水期間中、時間をかけて低質が改善していたものが、 導水停止後も時間をかけて悪化が進むというメカニズムが働いた可能性が あるようにも考えられる。 今後の長期間の継続的な調査が必要と考えられる。 (4)路上ゴミを含め、「タバコの吸殻」が目立つ傾向が見られる。 このことは、市民の意識変化により、陸上などの清掃活動が 盛んになり、比較的美化が進んだため、かえってタバコの吸殻の ような小さなゴミが目立つようになったとも考えられる。 引き続き観察が必要。 (5)導水停止後、魚の大量死など、生き物の様子に変化が感じられる。 「生き物の姿が少ないような気がする」というレポートも見られた。 導水期間中、水中の溶存酸素の改善により、生き物の生息環境が 改善していたことが考えられる。 また、ワニガメ、トゲスッポンなど、外来生物の話題も多かった。 (6)導水停止後、市民(特に調査隊)のモチベーションが下がるのでは、という 危惧もあったが、第7ステージにおいては、水辺の体験学習会、啓発 イベントなどがさかんに行われ、市民活動は活発であった。 堀川400年祭ということで、意識が高まったことも影響があると考えられる。 また、今年2月の調査隊会議で、参加者が河村たかし名古屋市長に対し 堀川の浄化・再生について要望書を提出したのを受けて、「堀川まちづくり協議会」が 名古屋市に設置されたこと、その第1回会議が8月26日に開催され、産官学民が 協力して堀川を生かしたまちづくりが推進されることになったことも報告されました。 ⇒堀川まちづくり協議会についてはこちら 「堀川1000人調査隊2010」は、木曽川導水の効果を市民の視線で検証する、という 主旨で、平成19年4月から活動を続けていますが、単に水質調査にとどまらず、 堀川を愛する人の輪を広げる活動や、木曽川流域の方々との交流活動も進めて きています。 今後は、堀川を生かしたまちづくりにも、市民として積極的に参加しながら 堀川の浄化・再生に邁進する、という決意表明を採択して参加者が署名しました。 この日の会議の様子は、当日深夜の東海テレビのニュースでも 報道されましたので、画面の一部を写真でご紹介します。 (このページの下のほうをご覧ください) ⇒市民調査隊の調査報告書(概要版) 説明文付 はこちら ⇒ 同 (詳細版) はこちら ⇒名古屋市による調査レポートはこちら |
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毎日新聞 平成22年9月14日(火) 朝刊より |
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東海テレビ 深夜のニュース画面より 平成22年9月12日(日) |
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この日作成された要望書です。 |
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決意表明の全文 |
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