堀川を清流に |
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4月22日(土)、木曽川の水の本格通水前後の水質比較を実施 |
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事務局より 環境公害センター&日陶科学合同調査隊が、4月22日の本格通水開始日(結成式当日)に 自由研究として実施した調査のレポートを提出してくださいましたのでご紹介します。 このレポートのポイントは次の通りです。 1.堀川上流部(黒川橋)の木曽川導水による水質の変化を比較した。 2.木曽川通水後の、通水の影響を受けていない猿投橋より上流部(黒川2号橋)と 通水の影響を受けた猿投橋より下流部(黒川橋)の水質を比較した。 ※黒川2号橋の水質は、ほぼ庄内川の水質と考えれられる。 その結果、次のことが判明した。 1.導水前と比べ 導水後改善されたもの COD 9.5 ⇒8.0 溶存酸素量 7.8 ⇒8.6 2.導水前と比べ 導水後悪化したもの BOD 2.0 ⇒2.4 浮遊物質量(SS) 8 ⇒14 3.「庄内川の水(黒川2号橋)」と「庄内川+木曽川の水が混ざった水(黒川橋)」との比較 改善されたもの BOD 2.9 ⇒ 2.4 COD 11.0⇒ 8.0 溶存酸素量 8.2⇒ 8.6 悪化したもの 浮遊物質量 7 ⇒14 詳細は下記のレポートをご覧ください。 |
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別添のとおり、先日、木曽川導水に伴って実施しました堀川水質調査の結果が 判明しましたのでお知らせします。 導水前と導水後で比較した場合、導水後ではBODは若干増えておりますが、 CODは低下しております。 また、SS及び溶存酸素量は導水後で増えております。 以上の結果から考えられることは、導水前は潮流の影響で水位が高かったため、 採取した水中の汚泥(ヘドロ)が少なかったのに対し、導水後は水位が低下したため 水流が汚泥を巻き込んでおり採取水の汚泥量が増えたため、透視度も下がり、SSも 高くなったと考えられます。 一方、導水により河川水そのものの水質は向上したため、CODが低下し、 溶存酸素量も高くなったと考えられます。 導水後で、BODが高くなったことについては、河川水の全有機物量は減少したものの、 汚泥を巻き込んだ影響で河川水中の微生物が増加したこと、又は微生物によって 分解されやすい有機物が増加したことによるものと考えられます。 参考までに、木曽川導水の影響を全く受けていないと考えられる上流の黒川2号橋における 水質測定の結果についても報告しておきます。 以上の結果は、私どもがシンプルパックを用いた簡易測定で実施した結果と測定値こそ、 若干違いはあるものの、傾向としてはほぼ同じような傾向が見られることが分かります。 水質簡易測定試薬によって私どもが測定した結果についても添付しておきます。 |
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