クリスマスも過ぎ、ことしも残りわずかとなりましたが、皆さん
いかがお過ごしでしょうか。
今年の秋以降の堀川は、本当に透明度も高まり、官民みんなの浄化の努力が
着実に報われてきていることを感じています。
そんなことと関係あるのかないのかわかりませんが、今年は例年よりかなり早く
堀川上流部にボラが上がってきています。
例年は1月から2月にかけて上流部の猿投橋などにあがってくるのを見かけるのですが
12月にボラが上がってくるのは珍しいことだと思います。
水温の関係やえさの関係などではないかと言われていますが、詳しいことはよくわかりません。
12月16日に事務局が撮影してきた写真を下記でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
http://www.horikawa1000nin.jp/katudou/2019-12-16-borasanage.htm
さて、それでは本日も堀川に関する最新情報をお届けいたします。
1.次回の調査隊会議は、2月29日(土)、金山の都市センター11階の研修室でいつもの
ように開催を予定しています。
現在、12月までのデータを集計して分析作業を行っています。
また今回の2020年2月の会議は、2010年3月に木曽川導水が停止してからちょうど
10年目になります。
導水がとまったとき、堀川はいったいどうなってしまうのだろう、と大変心配したことを
思い出しますが、今回はこの10年間に、堀川に生じた変化についてもまとめてみたいと
考えています。
ご都合の許す方は、ぜひご参加いただきたく、ご予定いただければありがたいと思います。
正式なご案内は、1月にご連絡させていただく予定ですので、どうぞよろしくお願いします。
2.現在、原則として堀川には庄内川から、毎秒0.3トンの導水がされていますが、
八田川の工事の関係で、下記の期間、庄内川からの導水がストップします。
この導水がストップする期間は、庄内川からの水がはいらず、堀川各所に設けた
地下水等のみがはいりますので、特に守山区、北区の堀川上流部の水質に影響があると
思われます。
定点観測される場合は、その点もご参考として頭にいれておいていただくとよいと思います。
導水が止まるのは、次の期間です。
1月7日〜9日 1月28日〜30日 2月4日〜6日
3.木曽三川流域連携シンポジウムのご案内
1月26日(日) 13:30〜 中区役所ホール
堀川浄化に力を入れていただいている、名古屋市上下水道局から、ご案内をいただきました
のでご紹介します。入場無料です。
詳細は下記をご覧ください。
http://www.horikawa1000nin.jp/katudou/2019-06-19-kuusinsainikki.htm
なお、この日のシンポジウムには、堀川応援隊にも参加いただいている
木曽川流域みん・みんの会の方も講演されます。
また、みん・みんの会からは、会報もおくっていただいておりますので
併せてご紹介させていただきます。
http://www.horikawa1000nin.jp/katudou/2019-12-16-minminnokai.htm
4.11月30日(土)、 「第15回 木曽川と堀川 上下流をつなぐ交流会」が開催されました。
今回は、木曽地域で公募された市民など約70名が名古屋をおとずれ、下流の名古屋からは
堀川10000人調査隊などの有志20名が出迎え、交流しました。
この交流会では、恒例の堀川クルーズのほか、熱田神宮、東区の文化のみち、二葉館などの
見学や、意見交換会が行われました。
特に、木曽川水系にダムをつくった福沢桃介や川上貞奴にかかわりのある東区を訪れた
木曽の人たちにとって、とても印象深い交流会になったようです。
この日は、上流側からは木祖村の唐澤一寛村長、下流側からは伊東恵美子名古屋市副市長も
参加いただき、市民だけでなく、行政も一緒になって交流を深めました。
この様子は下記でご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
http://www.horikawa1000nin.jp/katudou/2019-11-30-dai15kai-joukaryuukouryuukai.htm
5.植物の力で堀川の浄化の可能性をさぐる、納屋橋の空芯菜の実験が今年も終了しました。
この様子は下記でご覧いただけます。
http://www.horikawa1000nin.jp/katudou/2019-06-19-kuusinsainikki.htm