日差しが強くなり、ことしも暑い季節にはいったと実感するこの頃ですが
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
6月3日(土)は、春の環境デーなごや、ということで、堀川でも
清掃活動が行われたり、体験学習などのイベントが開催されたりしました。
熱田区の白鳥橋では、名古屋市環境局の主催、名古屋堀川ライオンズクラブ
の運営協力で、親子堀川体験乗船会が開かれ、およそ50人が参加し、
水上から見る堀川を体験しました。
はじめて堀川で船に乗ったこどもたちがほとんどで、みんな船の窓から見る
堀川を、ときおり歓声をあげながらみつめていました。
この様子は、下記でご紹介しています。
来年以降もたぶん実施されると思いますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
それでは本日も、堀川に関する最新情報をお届けいたします。
1.堀川に大量のボラの幼魚が遡上中!!
6月以降、堀川のあちこちで、体長2〜3cmくらいの、大量のボラの幼魚が
確認されています。
6月3日の白鳥での体験乗船時にも、桟橋付近で確認されたほか、
6月9日には五条橋付近で、そして6月13日には、納屋橋付近でも確認されました。
上記の中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートでは
そのボラをねらって、カワウが活躍する様子も写真で紹介されています。
この10年間に、3回ほど、体長20cmくらいの成魚の大群が1〜3月頃
大量遡上してくるのを確認するということがありました。
しかし最近は、そうした成魚よりも、幼魚の大群をみかけることが多くなったように
思います。
ボラの生態は、比較的身近な魚の割によく分かっていない部分が多いようです。
海で産卵し、海で生まれ、河川の感潮区間に遡上する群れがいるようです。
信じられないような話ですが、中には江南市や一宮市の小川まで遡上してくる
群れがあるそうです。
このボラたちが、一生を堀川で過ごす、ということは、ないかもしれませんが、
堀川と海を行き来きしながら大きくなっているのかもしれない、と思うと、
何となく親近感をおぼえるのは私だけでしょうか。
2.環境情報誌 RISA に掲載された、堀川関連の記事をご紹介します。
6月3日の環境デーなごやにあわせて発刊された、環境情報誌 「RISA」に
堀川関連の特集記事が掲載されました。
見逃された方も多いかと思いますので、編集長のご了解をいただいて、下記に
ご紹介させていただきました。
堀川の今、歴史、市民活動などがわかりやすく紹介されているほか、
堀川1000人調査隊の活動や成果も取り上げられていますので
ぜひご一読ください。
3.6月4日(日)、鍋屋上野浄水場で開催された、なごや水フェスタ2017の
イベントに、堀川1000人調査隊から、名古屋市高年大学環境学科31期
調査隊がブース出展し、名古屋堀川ライオンズクラブも協力して、堀川の浄化を
アピールしました。
この様子を下記でご紹介しておりますのでぜひご覧ください。
4.自社の技術力を使って、自由研究隊として独自の水質調査活動を続けて
いただいている明電舎錦調査隊から、下記のレポートを送っていただきましたので、
ご紹介します。
5.堀川1000人調査隊で、定点観測活動や、清掃活動などで活発に
活動されている、鯱城・堀川と生活を考える会から、平成28年度の活動報告書を
いただきましたので皆さんにもご紹介します。
鯱城・堀川と生活を考える会は、鯱城学園・名古屋市高年大学の環境学科を
卒業された方の有志で作っているOB会で、会員数は約200名の大きな団体に
成長されています。
6.納屋橋東地区の再開発に伴う工事で、街路灯と電柱がなくなり
空を広く感じられるようになりました。
下記に中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊から
レポートをいただきましたのでご紹介します。
7.中日新聞に掲載された、堀川に生息するフロリダスッポンの記事をご紹介します。