堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

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2017年2月25日


10周年の新たな気づき。水温を下げられれば堀川・新堀川の水質は改善するか !?

川を愛する皆さんへ
堀川1000人調査隊の皆さんへ
堀川応援隊の皆さんへ

こんにちわ。
堀川1000人調査隊2010事務局です。 
 
冷たい空気が肌を刺す日々が続きますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
 
 気がつけば、あと数日で3月。春も、もうそこまで来ているという感じがします。
 
 
 毎年、堀川上流で開催される、「黒川友禅流し」のイベントは、今年も
4月1日(土)に10時から、北区の辻栄橋周辺で実施が予定されているそうです。
 
 現時点でまだパンフレットが私の手元にありませんので、それをご紹介
することはできませんが、内容的にはほぼ昨年と同じだと思いますので
昨年の様子を下記でご紹介します。
 
 
 今年もお天気に恵まれ、満開の桜の下で、春爛漫の堀川を、多くの市民が
満喫する日になることを願っています。
 
 ご都合が許せば、ぜひお出かけください。
 
 それでは本日も、堀川に関する最新情報をお届けします。
 
 
1.2月18日(土)、記念すべき10周年を迎えた堀川1000人調査隊2010の
  第20回調査隊会議が開催されました。
 
  そこで報告された様々なレポートについて、下記にご紹介しております。
  ぜひご覧いただければうれしく思います。
 
 1)名古屋市の浄化施策について 
 
    28年度に実施された、納屋橋地区のヘドロの浚渫や夫婦橋下流の
   瀬淵の形成、、新しく増設する地下水の放流(田端橋下流)についての
   説明が名古屋市からありました。
 
    また先日、中日新聞でも紹介された、29年度の新堀川のヘドロの浚渫や
   堀川中流部での、ヘドロに砂をかぶせる実験領域の拡大についても説明が
   ありました。
 
    新聞記事はこちら
 
   特に、ヘドロへの覆砂については、五条橋付近の実験開始以降、見た目も
  よくなって透視度の改善が実感でき、においも感じなくなり、鳥がたくさん集まる
  ようになるなど、堀川の印象を、劇的に改善しています。
 
   その実験領域を、名古屋城近くの幅下橋から、市中央部の錦橋まで広げる
  工事が29年度中に完成すれば、名古屋市の顔ともいえる、市中心部の
  堀川の水環境が見違えるように改善するのではないかと、調査隊事務局では
  大いに期待しているところです。
 
 
 2)水温を下げることができれば、堀川も新堀川も水質が改善するか!?
 
  第20ステージの定点観測隊をはじめとする、皆さんから報告いただいたデータ
 などを分析し、事務局が、新たな気づきについてご報告しました。
 
  堀川は長期的には改善に向かっているものの、地球温暖化や、異常気象に
 よる気温・水温の上昇は、その効果を帳消しにしてしまいかねない懸念があること、
 
  新堀川の上流は、堀川と比べて、真冬の水温が4℃〜6℃高いことがわかり
 堀川の納屋橋では冬場はほとんどにおいを感じないのに、新堀川の舞鶴橋では
 一年を通してにおいや白濁などの状態がよくないことと、関連があるかもしれない
 
 という新たな気づきについて報告しました。
 
  詳しくは下記をご覧ください。
 
 
 3)4月28日に実施する、春の大潮一斉調査の実施要領についてご報告しました。
 
 
 4)堀川1000人調査隊の10年間のあゆみについてご紹介しました。
 
  第1ステージから第20ステージまでの10年間、皆様から集まったデータを
 様々な角度から分析を行い、仮説を立て、それを検証し、行政に提言する
 ことだけでなく、清掃活動、啓発活動、上下流交流など、大きな実績を残してきた
 調査隊10年間のあゆみが整理してあります。
 
  ぜひご覧いただければと思います。
 
 
 5)鯱城・堀川と生活を考える会調査隊より、2010年より大規模に実施している
   堀川8時間連続水質調査について報告していただきました。
 
  その調査によると、堀川では山王橋付近で溶存酸素などが最も低く
 CODも高くなっているようだ、とのことでした。
 
 
 最後に、この日の調査隊会議では、私たちが望んでやまない、「木曽川導水再開」
について、棚上げ、風化させることなく、復活のための努力をぜひお願いしたいと、
市民調査隊参加者が、満場一致で、行政に要望をさせていただきました。
 
 最近の合流式下水道の改善施策などの効果で、水質の状態が良くなっている堀川に
木曽川のきれいな水が注ぎこめば、名古屋の都心の水辺のイメージは一変すると
思われます。
 
 そうしてきれいになった堀川の水を、何とかして新堀川上流部に導水することが
できれば、大きな課題になっている新堀川上流部の悪臭対策にも効果があるかも
しれません。
 
 11年目からは、新たな夢を追いながら、皆さんの力で名古屋の水辺を変えてゆくことが
できれば素晴らしいと思っています。
 
 この日の会議の写真などは下記でご覧いただけます。
 
 
そのほかのニュースは次の通りです。
 
2.鯱城・堀川と生活を考える会調査隊から、900人規模で
 11月5日に実施した、「鯱城・堀川清掃大作戦」のレポートを
 いただきましたので、皆様にもご紹介します。
 
 
3.3月4日(土)13時15分から開催される、伊勢湾流域圏再生フォーラムでは
  堀川1000人調査隊も活動の報告をいたします。
 
  また名古屋堀川ライオンズクラブも堀川エコロボットコンテストについて
  活動の報告をいたします。
 
  もし、ご都合の許す方は、飛び入りで結構ですのでぜひご参加ください。
 
  詳細は下記でご覧ください。
 
 
 
4.堀川応援隊にも参加いただいている、木曽川流域みん・みんの会の方から
  平成29年2月18日付けの活動報告をお送りいただきましたのでご紹介します。

5.のメルマガのバックナンバーは下記をご覧ください。
※事務局では、皆さんからの様々な情報やレポートや写真、
 あるいは、お知らせなどをお待ちしています。
 
 このメールに関するご意見、ご感想も歓迎です。
 
 あて先は 2010@horikawa1000nin.jp です。

では皆さん、お元気でお過ごしください。 

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