初夏を思わせる日があるかと思えば、肌寒い朝晩もあって
体調管理に気を使ってみえるかたも多いかと思いますが、皆さん、
いかがお過ごしでしょうか。
恵那農業高校の皆さんが、堀川から持ち帰ったヘドロの
分解実験が続いています。
12月に採取したときには真っ黒だったヘドロですが、
ビーカーに入れて屋外に出しておいたものは、もう信じられないくらい
変化をしています。
日光の力によるものなのか、原因追求はこれからですが
ヘドロを何とかしたい、という気持ちに、多少なりと明るい期待を
もたせてくれます。
この様子は、下記のHPでご紹介していますので、ぜひご覧ください。
それでは本日も、堀川に関する最新情報をお届けします。
1.堀川定期船、実現に向けて一歩前進!
川底掘削、ハードル下がる。
東山ガーデンが検討、来春にも。
昨日の朝日新聞、夕刊に掲載されていた記事をご紹介します。
名古屋城と納屋橋の間の定期船運航には、これまで、潮の干満や
ヘドロ、土砂がたまっていることにより、色々な障害がありました。
特に巾下橋は、大潮の満潮の時には、水位が高くて橋がくぐれなかったり、
大潮の干潮の時には水深が浅すぎて、船が底をすってしまって、
旋回できなかったりすることがあったそうです。
毎日船を走らせる定期運航には、大きなネックになっていたと
お聞きしています。
それが、今回、堀川の川底掘削工事の完了により改善し、
定期運行に目鼻がつきそうだ、というのがこの記事の概要です。
堀川では、これまで、市民と行政が一緒になって実行委員会をつくり
春の堀川フラワーフェスティバルや、秋の堀川ウォーターマジックフェスティバルで
臨時的に、定期船運行の社会実験を繰り返してきました。
特に、名古屋城と納屋橋を結ぶ航路は人気が高く、周辺のまちの
活性化にもつながるものとして大いに期待されています。
また、船が定期的に走ると、堀川の水質改善につながるのではないか、という
堀川1000人調査隊の調査結果も出ています。
大いに期待をしたいと思います。
2.堀川遊漁船連絡協議会調査隊(自由研究隊)が、
水上安全パトロールを実施します。
同調査隊は、他の調査隊のサポートとして、船舶の無償提供をする、という
主旨で活動しています。
今回は4月20日(土)に行われる、堀川一斉大そうじにあわせて、
午前10時から午後3時まで、3艇ほどの船で堀川を巡視する予定だそうです。
ありがとうございます。
3.堀川写真コンテスト。 締切日迫る! (4月30日)
名古屋堀川ライオンズクラブが、クラブ設立10周年の記念事業として
実施している、堀川写真コンテストの締め切りが迫ってきました。
今年は、納屋橋100年にもあたり、堀川の色々な情景をみんなの力で
記録として残すことも、文化的な側面から非常に意義がある、という主旨も
あって実施された企画です。
ご興味のある方は、ぜひご応募ください。
詳細は下記をご覧ください。
4.5月10日に、堀川フラワーフェスティバルが始まります。
初日の夕方には、ゴンドラウェディング・納屋橋100年わたり初め再現も!
ぜひお出かけください。
5.地球倶楽部調査隊が、新たな気持ちで、7年目の水質調査活動に突入!
地球倶楽部調査隊は、日中交流や、有機農園への取組みなど
幅広い活動をされていますが、第3次調査隊がはじまった、2007年に
定点観測隊に参加、 毎月1回、住吉橋〜御陵橋の5地点の縦断水質調査を
続けてこられました。
4月17日、満年となる、第72回目の調査を実施されました。
この6年間に高齢化も進み、正直いって続けていくのがしんどい、という声も
あったそうです。
しかし、昨年9月、そして今年2月に開催された調査隊会議では
堀川でときおり発生する魚の大量死、貧酸素の青潮が発生するメカニズムに
この住吉橋〜御陵橋付近の地形などがひょっとしたら関係しているのでは
ないかという指摘がされています。
堀川の実態解明にとって、とても大切な場所であるこの流域を
調査し続けてきた地球倶楽部調査隊は、
「よし、7年目もやろう!」
と、この日、生田隊長が呼びかけられ、皆さんが賛同をされました。
「そう決断したら、また元気になった!」
と、ちびまるこちゃんのニックネームで慕われる生田隊長の明るい笑顔が印象的でした。
地球倶楽部調査隊の、ますますのご活躍を期待しています。
この日の様子は、下記をご覧ください。
6.今年も納屋橋で、ハゼの仲間の遡上を確認。
ベンケイガニも活動を始めました。
中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊のレポートと写真を
ご紹介します。