3月にはいりました。
暖かい日も、時々はある今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしですか。
昨年10月には、「堀川まちづくり構想」、「中川運河再生計画」が
同時に発表され、名古屋の水辺が大きく変わってゆくことが期待されています。
そうした中、先日、2月26日には、第1回中川運河再生プラットフォームが
開催されました。
このプラットフォームは、沿岸の企業や、活発に活動する市団体、そして
行政や大学が、自由で活発な意見交換をすることによって、効果的な
協働を進めようという狙いで設置されたものです。
第1回のこの日は、産官学民から、約30名の出席があり、
「協働」の第1歩が始まりました。
堀川でも同様に、4月から「堀川まちづくりの会(仮称)」を立ち上げる準備が
進んでいます。
こうした、「水辺をよくする協働」が進んで、そのこと自体が名古屋市民が
誇りを持てる街になってゆくことにつながれば、とても素晴らしいですね。
それでは、本日も堀川に関する最新情報をお届けします。
1.2月23日(土)に、堀川1000人調査隊は、第12回調査隊会議を開催、
105名が参加しました。
その席上で発表された、市民調査隊のレポートについて、できるだけ
わかりやすくという思いでまとめてみました。
いわく、
1)堀川の水環境は、気象条件に影響を受けることをデータで実証!
2)舟運が、堀川の浄化につながるのではないか!
下記でご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
2.一方、「名古屋市は、堀川浄化のために何をしてるの?」
というように、市の努力していることが、よく理解できていない市民の方も
多いのではないかと思います。
この調査隊会議で名古屋市から発表された、市の施策と、
市民調査隊からの問題提議で始められた、庄内川から堀川に流入する水の
行政の水質調査レポートを書きでご紹介しています。
ぜひご覧ください。
3.新堀川・記念橋で定期的な水質調査活動を続けている
チームNTTスマイルなごや調査隊から、2月28日に実施した調査の
レポートを送っていただきましたのでご紹介します。
新堀川の沿岸の企業さんが、こうした活動にどんどん参加してくださるようになると
新堀川の水環境も、意外と早く改善されてゆくことになるのではないかと感じて
いるところです。
4.空心菜が、塩分を含んだ水環境でも十分に生育することを、
堀川・納屋橋での実験で実証した、岐阜県の恵那農業高校の皆さんが、
東北の津波で塩害にあった農耕地の除塩に役立てようと活動されて
いることは、以前からご紹介してきました。
このほど、中日新聞にも取り上げられましたので、あらためてご紹介します。
堀川での実験が、こうして東北でも役にたっているのは、とても誇らしく
思われます。
また新聞で紹介されている、若い生徒さんたちの活動振りが、
とても新鮮で、素晴らしく思われますが、いかがでしょうか。
5.長野県・木曽町の高校生が、間伐材で手作りした玩具を
名古屋市科学館に寄贈。
木曽川流域の上下流交流に取組み、堀川浄化も応援いただいている
「木曽川流域みん・みんの会」の皆さんが提案し、支援することによって
実現したものだそうです。拍手を送りたいと思います。
中日新聞の記事をご紹介します。
6.地下水が堀川に!
御用水跡街園愛護会調査隊、山田隊長から本日送っていただいた
写真とコメントをご紹介します。
フレッシュな水が、たくさん堀川に入ってきてほしいものですね。