師走にはいり、何かとあわただしい日々をお過ごしの方も多いかと
思いますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
納屋橋の堀川ギャラリーでは、堀川1000人調査隊で活躍する
鯱城(こじょう)・堀川と生活を考える会の皆さんが、今週末の
9日(日)まで、過去9年間にわたる堀川の調査・観察の成果を
展示発表されています。
活発な活動ぶりがよくわかるとともに、徐々に堀川の水質が
改善に向かっているようすもおわかりになるかと思います。
ご都合の許す方はぜひ、堀川ギャラリーを訪れてみてください。
詳細は、下記をご覧ください。
それでは本日も、堀川に関する最新情報をお届けします。
1.南木曽町に木曽川上下流から230名が集結。
交流の輪が広がる!
12月2日(日)、第6回 木曽三川がつなぐ山とまち インターネットフォーラムが
開催されました。
この企画は、アサヒビール株式会社さんと、社団法人中部建設協会さんに
特別協賛をいただいて実現したもので、名古屋にとってかけがえのない水源である
木曽川を、上下流の流域全体で大切に守ってゆこうという主旨で開催されました。
今回が6回目となるこのインターネットフォーラムは、堀川浄化のための
社会実験として、木曽川の清浄な水が平成19年4月から堀川に導水されたのを
きっかけとして堀川1000人調査隊の発案で始まり、木曽川の上流部の
木曽郡6町村と、名古屋の産官学民の多くの人の協力で続けられているものです。
今回は、南木曽町をはじめとする木曽地方の、観光資源・食材・特産品などを
題材に、下流部のユーザーである名古屋市民が実際にそれらを体験しながら、
上流部の人たちと意見を交換するなどの交流をしました。
毎回、事後アンケートをとって改善を積み重ねているこのフォーラムは、
年々内容が充実し、今回も素晴らしい交流会になったと思います。
ご参加いただいた方、準備にお骨折りいただいた方、皆様に心より御礼申し上げます。
この様子は、下記のHPでご紹介していますので、ぜひご覧ください。
2.丸の内中学校1年生が、堀川で体験乗船。
11月30日(金)、名古屋ホストライオンズクラブが、中区の丸の内中学の
1年生、約40名を、堀川の体験乗船に招待しました。
このクルーズは、毎年開催されているもので、はじめて船の上から
堀川や、まわりの町並みをみあげた生徒さんたちは、「思っていたより堀川はきれい」
「においも、ほとんどなかった」と言っていました。
また、シラサギが、大きなさかな(おそらくボラ)を半分くわえて、飲み込もうとしている
姿にも遭遇し、とても印象深い体験をすることができたようです。
この様子は、下記でご覧いただけます。
3.納屋橋の空心菜、その後。
11月30日(金)の午後、恵那農業高校の森本先生と生徒さんたちが
先日一部刈り取りをした空心菜を学校に持ち帰るため、納屋橋を訪れました。
生徒さんたちはまた、堀川の水質調査や、ヘドロの採取、空心菜に集まって
きている生き物の観察も実施しました。
貝、カニ、カダヤシなどの生物を採取した生徒さんたちによると、先日(10月19日)に
見たときより、カダヤシが一回り大きくなっているように思う、とのことでした。
この様子は、下記でご覧いただけます。
4.11月21日(水)、チームNTTスマイルなごや調査隊が、会社の近くの
記念橋で、第3回目の新堀川の水質調査を実施しました。
今回は、橋の上から少しにおいを感じたものの、透視度は100cm以上だった
そうです。
新堀川の水質は、潮の干満で、堀川の水質とも大きな関連があると
考えられていますが、まだ市民による調査データの蓄積はほとんどありません。
これからの調査報告に期待したいと思います。
この様子は下記でご覧いただけます。
6.木曽三川流域市民放送局に、新番組(12月1日号)がアップされました!
※この放送局の運営には、堀川を応援する市民が、数多くかかわっています。
自らの「ひとなり(育ち)」を体感する。地元農家の人たちが運営する農業小学校。
B一度ハマッたら抜けられない?あじめコショウのピリ辛の味。
http://youtu.be/Yqk0SE2he7I
岐阜県が認定する飛騨・美濃伝統野菜のひとつ「あじめコショウ」。
栽培農家が連携する「好辛倶楽部」は、
色々なピリ辛の加工食品を開発、製造、販売し6次産業化をめざす。
7.堀川上流部観察日記 最新情報
御用水跡街園愛護会調査隊の山田隊長による
堀川上流部最新情報をご紹介します。
11月30日 名北小学校3年生の堀川観察会
8.堀川の最新情報
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