3月にはいりました。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
3月25日(日)に予定している第5回木曽三川がつなぐ山とまち
インターネットでは、岐阜県揖斐川町の久瀬地区を訪れます。
久瀬地区の皆さんは、少子高齢化の現実と向き合いながらも
地域の魅力を高めようと、懸命にまちづくりに取り組んでおられます。
その一環として、久瀬地区にある隠れた名所、知る人ぞ知る、
「恋のつり橋」のお散歩マップを作成、送っていただきました。
大切な人と、手をつなぎ合ってわたると、幸せになるとか・・・
下記でご紹介しています。
機会があれば、ぜひ訪れてみてください。
それでは本日も、堀川関連の最新情報をお届けします。
1.2月25日(土)、第10回調査隊会議が開催されました。
市民・行政関係者あわせて120名で、名城水処理センターの
大会議室は、満員になりました。
この会議では、5年間の木曽川導水社会実験を市民の視線で検証し
総括報告が行われました。
またそのほかにも、名古屋市の堀川浄化のための取り組み状況や
半年前の会議で指摘された事項への市の対応、市民提案に対する回答など
非常にもりだくさんの内容が報告、討議されました。
そして、堀川の浄化・再生に向けて、新たなスタートを切ることとなり
第11ステージに突入することを決定いたしました。
下記に、この日の話題を項目ごとに整理してあります。
当日ご参加できなかった方も、ぜひご覧いただきたいと思います。
(1)調査隊会議の様子
(2)市民調査の結果報告
たくさんの隊員の調査データが膨大に積みあがり、
様々な発見や、課題が明確に浮かび上がりまあした。
(3)名古屋市の水質調査結果報告
市民調査の結果と、ほぼ一致する結果が出ました。
(4)市民提案、「堀川上流部朝日橋付近への堰設置」に対する
名古屋市の検討結果について
水質シミュレーションモデルを用いて検討した結果、現時点では
堰の設置によるメリット・デメリットが拮抗していると考えられ
投資に見合う十分な効果が期待しにくいので、今後もっとよい提案を
考えていくことになりました。
(5)堀川の水環境改善に向けた名古屋市の取り組みについて
堰の設置以外にも、新たな水源の確保や、親水空間の整備など
市民提案をしていましたが、それに対して名古屋市が実施している
施策について報告をいただきました。
(6)庄内用水頭首工のゲート操作と水質の変化を調べる実験の開始について
半年前の会議において、市民調査隊から、庄内川・水分橋の
ゲートの開けかたによって、堀川に導水されている水の水質が
違うのではないか、という指摘がありました。
その時点においては、行政もはあくできていない部分もあったため
検討することとなっていましたが、このたびそれを確認する実験を
開始した旨の報告がありました。
(7)5月21日に起こる、「金環日食」の日に、一斉調査を行う提案を
事務局よりさせていただきました。
日食の日には、太陽と月と地球が一直線に並ぶ、特異な大潮の日となります。
平成21年の7月22日に日食のときにも、堀川では上流側からの水と
下流側からの水の境がくっきりと分かれる写真が撮影されています。
堀川の実態解明に大きな成果が期待できる可能性があります。
(8)市民として、今後やってゆくことを確認しました。
堀川の定点観測などの調査を継続してゆくこと
堀川を愛する人の輪(堀川応援隊)を広げてゆくこと
木曽川導水復活を実現するため、上下流交流を続けてゆくこと
堀川への汚濁負荷削減に協力するため
雨の日の生活排水に気をつける100万人運動に協力する
堀川浄化に、使用済みマスクを活用する実験にみんなで取り組んでみること、
2.この調査隊会議の様子は、新聞やテレビでも報道されましたので
ご紹介します。
3.自由研究隊の、明電舎錦調査隊から、9月〜2月の調査報告を
いただきましたので、ご紹介します。
4.尾頭橋で定点観測に参加していただいている、(株)山田組調査隊から
「スナメリをよく見かけるようになった」という、写真つきのレポートを
送っていただきましたので、ご紹介します。
5.堀川口防潮水門は、津波に対して強度不足?
中日新聞、読売新聞に掲載されていた記事をご紹介します。
6.堀川再生へ 3提案
名古屋学芸大生 巨大地下街など
毎日新聞に掲載されていた記事をご紹介します。
堀川1000人調査隊も事務局がこのネットワークに参加しています。