堀川を清流に
  堀川1000人調査隊2010

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2012年2月17日

     堀川浄化に、使用済みのマスクを活用! 名工大生が新アイデア!  

堀川を愛する皆さんへ
堀川1000人調査隊の皆さんへ
堀川応援隊の皆さんへ
 
 こんにちは。
堀川1000人調査隊2010事務局です。  
 
厳しく寒い冬が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
 
 本日、2月17日付けの朝日新聞に、鯱城・堀川と生活を考える会調査隊の、
地道な清掃活動の様子が掲載されていました。
 
 読み落とされた方もあるかと思いますので、下記にご紹介しています。
 
 木曽川導水が停止して、まもなく2年。
 堀川では、様々な影響が出てきています。
 
 その内容につきましては、来週末、2月25日(土)に、名城水処理センターで
開催する、第10回調査隊会議で詳しくご報告し、みんなで検討をしたいと
思います。 
 
  現在、すでに約70名の方に、参加申し込みをいただいておりますが、
ぜひ一人でも多くの方にご出席をいただきたいと思います。
 
 
 いずれにしても、「木曽川導水」、という、『堀川浄化への大きな決め手』は、
ストップしてしまっています。
 
 今、私たち、名古屋の市民が熱望する、『堀川浄化』は、のためには、
上記のような鯱城の会さんなど、多くの調査隊の方々が続けられている、
地道な清掃活動や、生活排水に一人一人が気をつける、という
本当に地味で小さな活動を積み上げてゆくことが、たいへん重要に
なってきていると思われます。
 
 そうした活動は、今すぐ、大きく報われることはないかもしれませんが
必要不可欠な活動だと思われます。
 
 名古屋市民として、まずは、やるべきことをきちっとやる、ということが
木曽川導水復活の夢に向かって、最低限必要なことのように思われます。
 
 堀川を愛する皆さんの力で、一日も早く、堀川の浄化を達成したいですね。
 
 それでは本日も、堀川関連の最新情報をお届けします。
 
 
1.堀川浄化に、使用済みマスクを活用!
 
   名古屋工業大学・山下研究室の3年生5人で結成する自由研究隊、
  「チームKITTO」の皆さんが、とても面白い研究成果を発表されました。
 
   「使用ずみの、使い捨てマスク」を、流しの排水口に入れておくだけで
  水分ははじき、油分だけを吸着して、家庭から下水に排出される
  「汚れの素」が削減される、という研究成果です。
 
   色々な素材や、設置方法を調べて行った結果、使い捨てマスクが
  一番効果があり、簡単で、お金もかからない、という結果がでたとのことです。
 
   もし、この方法が有効であるならば、市民一人一人が、本当に簡単に
  堀川浄化に貢献できることになり、みんなで試してみる価値は十分に
  あるのではないでしょうか。
 
   チームKITTOの皆さんには、2月25日の調査隊会議で、その内容を
  発表していただく予定です。
 
   ぜひ皆さんもお聞きいただき、ご意見もいただければありがたいと思います。
 
   チームKITTOの研究成果は、下記にまとめてご紹介しています。
   ぜひご覧ください。
 
 
2.堀川・錦橋地点の写真カレンダーを更新しました!
 
   錦橋で定点観測を続ける、中日本建設コンサルタント(株)かわせみ調査隊は、
  木曽川導水が始まった平成19年4月から5年間、ほぼ毎日のように、
  堀川の写真を撮り続けてこられました。
 
    5年間の同じアングルの写真を、カレンダーに貼り付けた最新版を
   下記で公開しています。力作をぜひご覧ください。
 
   このカレンダーを見ると、非常に興味深いことがいくつもわかります。
 
    堀川の色は、天気や日照でも変化しますが、それだけでなく
   季節・潮まわり(大潮・小潮など)、雨の前後などで変化していること。
 
    ヘドロがまきあがるのは、一年のうちで、4〜6月の大潮の
   干潮時間帯(お昼)であること。
     
      ※事務局注
       堀川に魚が大量に浮く現象が、この季節に目立つことも
       過去の調査隊会議で指摘されており、何らかの関連が
       ある可能性があります。
 
    こうした観察事実に基づく分析は、堀川の汚染原因の究明に
   大きく肉迫するものです。
 
    堀川1000人調査隊の大きな成果のひとつとして、
   大きな拍手を送りたいと思います。
 
 
3.北区の名城水処理センター1階にある、下水道科学館で
 堀川応援隊にも参加いただいている、木曽川源流の里、
 長野県木祖村さんの、冬景色の写真展が開催されています。
 
  奥木曽の「樹氷」や、「つらら」の美しい景色のほか、
 木曽川の水の中の生き物も、水槽内に展示されています。
 
  下水道科学館は土日もオープンしていますので、ぜひ一度
 お訪ねください。
 
   この様子は下記でご紹介しています。
     (地図も紹介しています)
 
 
4.北清水親水広場のウッドデッキの修理工事が始まります。
 
  市民から修理の要望の声が高かったこの工事ですが、
 平成22年度にウッドデッキの3分の1が補修され、残り3分の2が
 残っていました。
 
  今年度末にかけて、うち3分の1の工事が、まもなく始まります。
 
  残り3分の1は、平成24年度に予定されているそうです。
 
  この件については、名古屋市から情報をいただき、下記で
 詳しくご説明していますので、ご興味のある方はご覧ください。
 
 
  また、猿投橋で行われている遊歩道の工事については、当初2月末完成予定との
 ことでしたが、工事の進捗がやや遅れ、3月にずれこむそうです。
 
  こちらにつきましても、名古屋市から情報をいただきましたので
 下記でご紹介しています。
 
 
5.堀川まちづくり構想、着実に策定作業進む!
 
 2月14日(火)、第3回堀川まちづくり協議会が、堀川1000人調査隊、
クリーン堀川など市民団体代表者も参加して開催されました。

 これまで5回の幹事会や現地見学会、シンポジウムなどを積み重ね、議論されてきた
堀川まちづくり構想案について、色々な角度からチェック、検討が行われました。

 そして概ねできあがった、この構想案は、今後事務的な修正を加えられたあと
所管事務調査、パブリックコメントなどの手続きを経て、今年秋までには公表される
予定だそうです。
 
 この様子は下記でご紹介しています。
 
 
6.堀川・尾頭橋にスナメリ!
 
   2月13日(月)、堀川応援隊にも参加いただいている、NPO法人
  ゴンドラと堀川水辺を守る会の石浦さんから、尾頭橋でイルカの仲間の
  スナメリを発見した、というメールと、写真を送ってくださいました。
 
  朝日新聞にも記事が掲載されていましたので、あわせて下記でご紹介
  させていただきます。
 
 
7.堀川上流部観察日記 最新情報
 
   御用水跡街園愛護会調査隊の山田隊長による
  堀川上流部最新情報をご紹介します。

    2月 17日  堀川をめぐって 正木小学校5年生
    2月 17日  堀川と街園の清掃
 
 
8.木曽三川流域市民放送局に、新番組がアップされました!
 
   ※この放送局の運営には、堀川を応援する市民が
     数多くかかわっています。
 
  市民が手づくりで木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)の情報を
 発信するこのウェブサイトでは、流域の様々な情報を掲載しています。
 
  また、新番組作りのため、流域内の、面白そうな動画、話題、
 取材先などの情報提供も求めています。
 
  ぜひ、ご協力してあげてください。
 
 新しくアップされた番組
   23年度流域塾要約版
   都会の子に雪のプレゼント。木曽川源流の里・木祖村から30トン。
   長良川の景観を満喫する...長良川鉄道
 
   ぜひご覧いただければと思います。
 
 
※事務局では、皆さんからの様々な情報やレポートや写真、
 あるいは、お知らせなどをお待ちしています。
 
 このメールに関するご意見、ご感想も歓迎です。
 
 あて先は 2010@horikawa1000nin.jp です。
 どうぞよろしくお願いします。
 
 では皆さん、お元気でお過ごしください。   
 
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堀川1000人調査隊2010事務局
 
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