むし暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
7月にはいり、堀川をめぐって非常に多くの方が活発に活動され
お伝えする内容が多くて、少し予定していたよりメールの発信が
遅れてしまいました。
まさにうれしい悲鳴、といったところですが、私たち市民の
こうした活発な動きが、きっと堀川の再生につながると信じて
みんなでがんばってゆきたいものですね。
では、さっそく本日も堀川の最新情報をお届けします。
1.調査隊会議は9月11日(土)に変更!
先回のメールで、第7回の調査隊会議は、9月25日(土)の
予定で調整中とお伝えしましたが、諸事情により9月11日(土)に
変更になりました。
場所は、北区の名城水処理センター、
時間帯はいつものように午後1時開会を予定しています。
COP10をまじかに控え、また木曽川導水のその後の問題など
色々な角度から、皆さんのご意見などを伺う、貴重な会になると
思います。ぜひご予定をお願いいたします。
正式なご案内は、後日あらためてさせていただきますので
どうぞよろしくお願いします。
2.堀川で育ったオイシイ野菜、食べてみますか??
7月9日(金)、岐阜県の恵那農業高校の皆さんが、
納屋橋の船着場付近に、「空芯菜(くうしんさい)」の
水栽培施設を設置、堀川浄化に挑戦しました。
この方法は、岐阜県の阿木川ダム湖のアオコ発生対策で
一定の効果があったものです。
この空芯菜の実験は、名古屋堀川ライオンズクラブや
広小路セントラルエリア活性化協議会、納屋橋のレストラン
「ほとりす」さんなどのご協力で管理を続け、秋には恵那から
「収穫」のため、もういちど来名していただく予定。
今回は一応、「堆肥にする」という計画ですが、
食べてみたいと熱望する方も、ひょっとして、いるっかな????
この様子、新聞記事などは下記でご覧いただけます。
3.「市役所あげて、母なる川、堀川ビッグバンに取り組む」
広報なごや、7月号の1面に踊った、河村市長のこのコメント。
「市民の方々の力で堀川はここまで来たが、これからは、
名古屋市も本腰をいれて力を入れてゆく」という主旨のことを、
市長は最近、おりにつけ発言されています。
堀川を愛する名古屋の市民としては、ぜひ期待をしたいものですね。
広報なごや7月号を見落とされた方は、下記をご覧ください。
4.8月は、堀川へGO!
広報なごやの記事から抜粋です。
8月6日(金)、7日(土)は、名城のお堀に「まきわら舟」が浮かびます。
午後5時〜8時30分
8月8日(日)は、豆電球をペットボトルに仕込んだ舟を流して
堀川を天の川のようにしてしまうイベント、堀川スターフェスティバル。
午後4時〜8時 五条橋〜納屋橋
8月29日(日)には、堀川エコロボットコンテスト。
納屋橋付近で、技術とアイデアを競い、堀川の浄化に挑戦します。
開削400年の堀川からは、目が離せませんね。
5.堀川ウォーターマジックフェスティバル、準備進む。
10月はCOP10が開催され、名古屋には海外からたくさんの
人が訪れます。
その10月、名古屋の中心部を花でかざり、市民が堀川再生を
盛り上げるイベント、「第8回・堀川ウォーターマジックフェスティバル」の
準備が着実に進んでいます。
こちらも詳細が決まりましたら、あらためてご案内させていただきます。
ぜひ皆さんの力で、堀川再生の機運を盛り上げていただけたらと
思います。
6.堀川浄化の大敵は、大雨。
堀川は自然の水源をもたないため、堀川の水源の大半が
実は下水の処理水です。
また、堀川の周辺は、名古屋市でも下水道が早く普及した地域で
雨水と生活排水(トイレ、台所、おふろなど)が、ひとつの管で、一緒に
下水処理場に向けて流れる、「合流式下水道」という方式になって
います。
このため、最近多くなった、ゲリラ豪雨が降ると、下水管には
一気に雨水が流れ込むため、満杯になった下水管の逆流による
道路や家屋への逆流・浸水する危険、いわゆる都市型洪水の
リスクが高まっています。
この都市型洪水を防ぐため、下水管から、堀川などの河川へ、
汚水を未処理のまま、直接放流させることがあり、堀川浄化の
大きなネックになっています。
また、下水処理工程は、微生物の力を利用するものであり、
家庭の水まわりから流れ出る排水が、いわゆる濃くて汚い状態で
あると、微生物への負担も重くなり、結果として下水処理場から
堀川へ排出される下水処理水の水質にも影響を与えかねません。
堀川を少しでも衛生的で、きれいな川にするためには、
家庭からできるだけきれいな排水を送り出すこと
(例えば油分を流さない等)や、大雨のとき、雨水が直接
下水管に流れ込むのを抑制するために、個人の敷地内でも
雨水の浸透や貯留に協力することが、大切になってきています。
こうした事実を、幅広く市民の方々に知っていただき、
市民が自分たちでできることは、少しずつでも協力できないか
という声が、堀川1000人調査隊会議などでも、
あがってくるようになりました。
それを受けて、名古屋市上下水道局は、このほど新たに
リーフレット、「川を汚さないために」を作成されました。
調査隊ホームページでも掲載しておりますので、ご紹介します。
ぜひひとりでも多くの市民に知っていただけるよう、PRへのご協力を
皆さん、どうぞよろしくお願いします。
7.7月7日、明電舎錦調査隊から、6月の調査レポートを
いただきましたので、ご紹介します。
明電舎錦調査隊は、自社製品で培った水質分析技術を使い、
堀川の水質の四季折々の変化を測定し、河川の元気度を
調査するという主旨で活動を続けておられ、今年度は毎月2回の
調査活動を展開されています。
8.7月5日の中日新聞に、「郷土歴史まつり・水上武者パレード
堀川応援隊」の小川伸夫さんの記事が掲載されていましたので
ご紹介します。
9.7月6日(水)、堀川再生の市民活動にもたくさんの協賛をされている
中部建設協会さんが主催する、NPO助成活動報告会が開催されました。
下記でその様子をご紹介しています。
10.WBP堀川応援隊が、英文ホームページ第7弾作成に向けて発進!
海外に向けて堀川1000人調査隊の活動を情報発信するために
つくられている英文ホームページ。
実は、この英文HPは、WBP堀川応援隊の皆さんによる
ボランティア、手づくりによるものです。
WBP応援隊は、市の職員の皆さんを中心とするメンバーで
構成されていますが、市の職員も、ひとたび職場を離れれば、
一市民。
たくさんの市民調査隊の皆さんから刺激を受け、自分たちも
できることを協力しよう、という心意気ではじまった英文HPづくりも
早3年が経過しました。
職場から離れたあとの余暇や、週末を使っての分担作業は
決して楽なものではなかったと思いますが、チームワークで補い合って
半年に一度のペースでページ数を増やしてきていただきました。
WBPの皆さん。 これからもぜひ、どうぞよろしくお願いします。
11.7月9日(金)、中川区の八熊小学校5年生が、堀川の校外学習。
名城水処理センターを見学し、下水処理水が堀川に流れ込むのを
まじかにみたあと、北区の堀川上流部で、水遊びを体験。
学校の横を流れる、「きたない堀川」では、絶対に泳ぎたくない、
と言っていたこどもたちも、上流部では歓声をあげて、水遊びを楽しみました。
この様子は下記でご覧ください。
12.7月9日(金)夕方、今年度2回目の堀川再生フォーラムが、
名古屋工業大学で開催されました。
産官学民から約30名が集まり、熱心に堀川再生について
意見を交換しました。
この様子は下記でご覧いただけます。
13.7月11日(日)、地域ホットライン北調査隊、御用水跡街園愛護会
調査隊などの声がけで、堀川・生物多様性勉強会が開かれました。
この様子は下記でご覧いただけます。
14.錦橋付近の堀川沿いで営業されている、
「AsainBar錦橋応援隊」から、下記のイベント情報を
いただきましたのでご紹介させていただきます。
ナイトマーケット
夏イチ夜イチ(ナツイチヨイチ)第一回
※事務局では、皆さんからの様々な情報やレポートや写真、
あるいは、お知らせなどをお待ちしています。
このメールに関するご意見、ご感想も歓迎です。
あて先は 2010@horikawa1000nin.jp です。
どうぞよろしくお願いします。
では皆さん、お元気でお過ごしください。
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堀川1000人調査隊2010事務局
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