木曽川から堀川への導水社会実験の期限(3月22日)まで
ついに1ヶ月を切りました。
この3年間、雨の日も、風の日も、雪のちらつく手のかじかむような日も、
堀川に出かけ、冷たい水をくみ、3年間で1,750件を超えるデータを
積み上げてきていただいた、定点観測隊の皆さん。
その最大のモチベーションが、
堀川の水辺環境を何とか改善したい、
導水の力を借りて堀川がよみがえる兆しが見えてきたことを証明したい、
そして、できれば木曽川からの導水を長期的・恒久的なものにしてほしい、
そういう熱い思いであったことを、事務局の私は痛いほど感じてきました。
その皆さんの切実な思いを、何としても形あるものとして、もっと広く
社会に伝えたい、それにはどうしたらいいのか。
それについて、私ども調査隊事務局では、ずっと考え続けてきました。
おりしも、河村たかし市長の発案で、名古屋市議会に市民が
3分間演説できる制度がはじまりました。
調査隊事務局として、申込みをしたところ、2月26日(金)午前10時から
土木交通委員会で3分間スピーチを許可されました。
これまで私が感じてきた皆さんの思いを、少しでも多くの方々に
伝えられるよう、がんばりたいと思っております。
では、本日も堀川関連の最新情報をお届けします。
1.調査隊会議について
すでにご案内している2月27日(土)の調査隊会議では、
これまで3年間の調査のとりまとめと、名古屋市に対する
市民調査隊の今後の要望事項を、「要望書」にまとめて、
後日河村市長に面談、直接お届けしようと考えています。
要望書は、当日皆さんの発言を取り入れて、パソコンで
その場で作成します。
皆さんの総意で作成したものとして、出席した皆さんに
その場でご署名をいただき、「連判状」として完成させ、
3年間の皆さんの努力を形あるものにしたいと考えています。
現在までに約100名の方のご出席申込みをいただいておりますが
まだ受付をしております。
途中から調査隊に参加された方も、堀川応援隊の方も、
もちろん大歓迎です。
ぜひ、ひとりでも多くの方にご出席いただければと思います。
申込み方法などは、下記のホームページをご覧ください。
2.「堀川外来生物調査隊」の募集について
昨年捕獲されたワニガメをはじめとして、堀川にも外来生物が
多数確認されています。
堀川の生物多様性を守るため、「堀川外来生物調査隊」を
特別編成したいと思います。
申込期間は3月1日〜3月31日です。
詳細は下記に記載してありますので、関心のある方はぜひご覧ください。
3.名古屋市高年大学環境学科23期調査隊の皆さんが
3月2日(火)〜14日(日)、納屋橋の堀川ギャラリーで
1年間の研究成果と活動の報告を展示されます。
力作ができあがっていますので、ご都合のつく方は、お出かけください。
4.衆議院議員の「牧 義夫」さんから、1月28日に、堀川応援隊に
はいりたいとのお申込みをいただきました。
牧さんは3月に民主党愛知県連の代表になることが内定されている方と
新聞などで存じ上げておりましたので、2月15日、調査隊事務局が、
表敬訪問し、事務所全員で堀川応援隊にはいっていただくことになりました。
「街頭演説は得意ですから、堀川をPRするときには、ぜひ呼んでください」と
にっこり語られた牧さんですが、堀川応援隊に、また頼もしい仲間が
加わったように感じました。
この様子は下記でご覧いただけます。
5.調査隊のレポートから
今年の堀川には、オナガガモがとても少ない。
大陸から飛来する冬鳥に変化が生じているかも・・・
黒川樋門、猿投橋付近がすっきりしました。
ボラはどこに??
※事務局では、皆さんからの様々な情報やレポートや写真、
あるいは、お知らせなどをお待ちしています。
このメールに関するご意見、ご感想も歓迎です。
どうぞよろしくお願いします。
では皆さん、お元気でお過ごしください。